東海ウォーカー取材班おすすめ!「冬の定番絶景」ランキング!~後編~

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東海地区のさまざまな情報を知り尽くす、エリア情報誌「東海ウォーカー」の編集部やライター、カメラマンが厳選した、“この冬に行きたい「定番の絶景スポット」”をランキング形式で紹介。今回は後編の第5位から第1位までを発表!

【第5位】時間が制止したような、超神秘的な氷の湖「自然湖」(長野県)


1984年に発生した地震による土砂崩れで、王滝川がせき止められて出来た湖。湖面から立ち枯れの木が何本も並んで突き出ているさまは、別世界のようだ。例年1月中旬から3月下旬までは湖面が全面氷結し、周囲の山が真っ白に雪化粧する。名古屋ICから車で約180分。

「自然湖」(長野県)


【ココがポイント】立ち枯れの木が湖に林立する景色は、まるでゲームの世界。広い湖が全面氷結するほどの極寒だが、自然の神秘を感じられる。

■絶景データ

見ごろの時期:毎年1月中旬から3月中旬まで。1月上旬から湖面の結氷が始まる。日当たりがよく、湖面が輝いて見える午前中が狙い目だ。

ビュー&撮影スポット:県道486号線沿いの自然湖入口付近が定番の撮影スポット。周囲に遊歩道があるので、お気に入りのアングルを探しながら散策しよう。

見られる難易度:★★☆☆☆ 例年、ほぼ確実に見られるが、積雪や道路の凍結などがあるので車の運転には注意!

【第4位】見渡す限り黄色に染まる、広大な花畑!「渥美半島の菜の花」(愛知県)


2017年1月14日(土)から3月31日(金)まで開催される、「渥美半島 菜の花まつり」のメイン会場「伊良湖菜の花ガーデン」。期間中は菜の花畑の巨大な迷路や、菜の花グルメが楽しめる。2月以降の土日祝にはフォトコンテスト、アレンジメント教室などの各種イベントも行われるぞ。名古屋ICから車で約130分。

「渥美半島の菜の花」(愛知県)


【ココがポイント】約1200万本の菜の花が咲く園内は、黄色いじゅうたんを敷かれているかのようで圧巻だ。グルメや売店が充実するほか、イベントもあるので一日中楽しめる。

■絶景データ

見ごろの時期:毎年1月中旬から3月中旬まで。1月中旬から少しずつ菜の花が色付き始め、2月中旬ごろには園内や鮮やかな黄色に染まる。

ビュー&撮影スポット:朝と夕方は寒くて風も強いため、ポカポカと日が射す昼ごろがおすすめ。なっちの丘から見下ろした景観や、ブランコが設置されるフォトスポットの撮影はマストだ!

見られる難易度:★★★☆☆ 「渥美半島 菜の花まつり」開催期間中はいつでも見られるので、晴天時を狙ってみよう。

【第3位】地上100メートルから日本夜景遺産を鑑賞!「四日市コンビナート夜景」(三重県)


1960年代に形成された石油化学コンビナートが彩る夜景で、北海道室蘭市などと共に「日本4大工場夜景」の一つとして数えられる名所。2015年に「施設型夜景遺産」となった、地上100メートルに位置する「うみてらす14」からの眺めは必見だ!名古屋西ICから車で約30分。

「四日市コンビナート夜景」(三重県)


【ココがポイント】うみてらす14は、四日市の工場夜景を見下ろせる数少ないスポット。眼下のプラント群が白銀に輝く光景は、非日常なSF感満点だ。

■絶景データ

見ごろの時期:毎年12月上旬から2月下旬まで。夜景は通年鑑賞できるが、特におすすめするのは冬季。空気が澄んでいて、建造物がよりシャープに見える。

ビュー&撮影スポット:パノラマ夜景を一望できる、うみてらす14が定番。そのほか、写真愛好家に人気の大正橋前や、駐車場に車を止められる霞ヶ浦緑地公園、工場夜景を見上げる塩浜エリアなどもおすすめだ。

見られる難易度:★★★☆☆ 季節や天候に左右されにくく、アクセスもしやすい。比較的簡単に絶景が見られる。

【第2位】冬の早朝に出現、雲海に浮かぶように見える天空の城!「越前大野城の雲海」(福井県)


1575年ごろから、5年の歳月をかけて築城された「越前大野城」。現在の天守閣は再建されたもので、歴代城主の遺品を展示するスペースになっている。野面積みの石垣は今も残されていて、春には花見も楽しむことができる。名古屋ICから車で約160分。

「越前大野城の雲海」(福井県)


【ココがポイント】発生した雲海の中、朝日に照らされた城は、まるで浮かんでいるように見える。気象条件も合致してこそ見られる絶景は、思わず息をのむ美しさ。また見るには登山道を自分で登る必要があるため、絶景に出会えた時の達成感は格別だ。

■絶景データ

見ごろの時期:雲海は毎年11月から12月末までの明け方から9:00ごろに発生しやすい。前日の日中の気温と、当日朝の気温が大きいとベストだ。

ビュー&撮影スポット:上の写真は城の西、約1キロメートル先にある戌山城址(いぬやまじょうせき)の南出丸下から見た風景。撮影スポットまでは登山道を進む必要があるため、近くの駐車場(無料)に止めよう。初心者向けの「くわかけコース」なら、所要時間約20分で撮影スポットに行ける。

見られる難易度:★★★★★ 前日と当日の気象条件、すべてが合致しないと見られない。また、見られるのは早朝のわずか数時間のため、文句なしの最高難易度だ! 

【第1位】美しく雪化粧した合掌造りの集落を眺望!「白銀の白川郷」(岐阜県)


1995年に世界遺産に登録された白川郷。白川村荻町にある合掌造りの家々は、瓦ぶきの急勾配の屋根が特徴で、昔懐かしい原風景を伝える。国指定重要文化財の「和田家」は、築後約300年が経過した今も実際に住居として使われている。名古屋ICから車で約140分。

「白銀の白川郷」(岐阜県)


【ココがポイント】雪深い地域だからこそ見られる、これぞ冬の絶景。特に天守閣展望台からの景色は凛とした山々とあいまって、まるで絵画のようだ。何十年と足を運ぶカメラマンでさえ、その都度、新しい撮影スポットを発見できるほど、撮影しがいのあるスポットだ。

■絶景データ

見ごろの時期:雪深くなる毎年12月中旬から2月末までが見ごろ。雪が降る様子も見たい場合は、事前に気象情報も確認しよう。

ビュー&撮影スポット:上の写真はもっともメジャーなビュースポットである天守閣展望台からの風景。そのほか、仲よく家屋が並ぶ三つ子合掌と白山連峰を一度に楽しめる撮影スポットや、田の水面に移り込む「逆さ合掌」が撮影できるスポットなど、写真に収めたい風景が多々存在する。

見られる難易度:★★☆☆☆ 特別豪雪地帯に指定される白川村。積雪した景観は比較的見やすいが、2~3メートルもの積雪が見られるのは1月の数日程度だ。

上記の絶景ランキングは、現在発売中の「東海ウォーカー 2017年1月増刊号」でも細かく紹介されているので、ドライブに行く時は忘れずにチェックしよう。【東海ウォーカー】

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