浅野いにお。初めて読んだと記憶している漫画は?の問いに「ハイスクール奇面組」と答えた80年生まれの若手漫画家は、街の隙間で生きる人々を活写する連作短編集で03年、単行本デビュー。
「このタイトルなら自分がふだんからもっているテーマらしきものが含まれている、と。『そうであってほしい』という願望も含みつつ。ストーリーに関してはまだ客観的になれないのでなんとも言えません。ていうか、この漫画おもしろいですか?」
もちろんです。収録作「森のクマさん」はステキでした。浅野さんのお気に入りはありますか。
「『坂の多い街』ですね。今、描けと言われて描けない内容。ネームができた当時、友達に自慢しに行ったのを覚えてます」
始まったばかりの漫画道。直近の野望を教えてください。
「野望というか、希望ですが。もうしばらく漫画を描いていられればうれしいです」
