時代、場所、状況などがまったく違う「みどり」と「あか」をシリーズで発表。
「まず『みどり』を書いていて、それとは別にプロレスの話が思い浮かんで『あか』となる話を書き始めました。そのうち『みどり』にタイガーマスクのことが出てきたあたりで、『あか』とプロレスでリンクしてる、この2冊はつながってると思えたんです。それに本屋中のいろんな本が、どこかしらつながってるって感じるのが好き。だから自分の本でも、本同士のつながりを表現したくてこの形をとりました」
それぞれの主人公とはいっけん関係なさそうな人物の人生模様も並行して描かれ、やがて一つにつながっていく。
「自分と実はつながってるけどそれに気付けへん人の人生っていうのも必ずどこかにあって、それを想像するのはすごくすてきなこと。どこかでつながってるというのを感じながら書くのは、すごく楽しい作業でした」
