◆写真教育をルーツに社会・文化の創造に貢献する人材を育む

1923年に、写真の技術と芸術表現という新しいメディアを修得する小西写真専門学校として創立。80余年の歴史と伝統を有するが、これまで東京写真大学、東京工芸大学と名を変え、現在は工学部と芸術学部の2学部を持つ特色ある総合大学となっている。カリキュラムには、どちらの学部の学生でも履修できる工・芸融合科目を採用。幅広い分野の科目を履修することで、視野の広い技術者やアーティストが育つことが期待される。また今年度、芸術学部マンガ学科では水野英子氏や花村えい子氏といった歴史上重要な女性マンガ家を、写真学科では昨年度、森山大道氏をはじめ第一戦で活躍する写真家を講師に迎えるなど、著名講師を招いた授業も注目を浴びている。キャンパスは豊かな自然に囲まれた厚木と、都心部に位置する中野のふたつ。厚木は広大な敷地に配された数々の実習室が自慢。ゲーム制作に役立つ、脳の活性や発汗を測定する機器を完備したラボラトリーや、風工学を追究するため最新設備を備えた風工学研究センターなど、専門分野に特化した施設がそろう。
学部・学科DATA
●工学部/メディア画像学科、生命環境化学科('09年4月よりナノ化学科より名称変更)、建築学科、コンピュータ応用学科、システム電子情報学科●芸術学部/写真学科、映像学科、デザイン学科(ビジュアルコミュニケーションコース、ヒューマンプロダクトコース)、メディアアート表現学科、アニメーション学科(アニメーションコース、ゲームコース)、マンガ学科
キャンパスDATA
●厚木キャンパス神奈川県厚木市飯山1583
TEL:0120-12-5246(入試広報課)
●中野キャンパス
東京都中野区本町2-9-5
TEL:0120-12-5246(入試広報課)

200インチスクリーンなど最新機器を備えたアリーナはプレゼンに活用
◆4号館(ORANGE)
設計、制作、プレゼンまで対応
芸術学部デザイン学科ヒューマンプロダクトコースの専用施設。地上2階建ての館内では、工房や講義室、課題作品のプレゼンができるアリーナを上下階でつなぎ、企画から設計、制作、プレゼンまでの一連の流れを行ないやすくしている。防音、防臭なども設計上で配慮する。

風向きや風力などを数値化できる、本格的な風工学に役立つ風洞実験室
◆風工学研究センター
世界トップクラスの風工学研究拠点
おもに建築学科や大学院工学研究科が使用。風の向きや強さを測定できる機械など最新機器が装備され、構造物の強度や安全性、屋内環境や省エネルギー、市街地など屋外の環境に関する研究に利用する。風工学の学術、技術のみならず、社会の発展に寄与することも期待される。

センサーを体につけて、人間の動きをコンピュータに取り込んでいく
◆モーションキャプチャースタジオ
人間の動きをリアルに再現
芸術学部アニメーション学科ゲームコースなどが使うスタジオで、プロ仕様の本格的な機材を設置している。人間の動きを3次元的に抽出するシステムを搭載し、走る・跳ぶなど多彩な動きをキャプチャー化できるほか、同時にリアルなモーションとは何かを学ぶことができる。

映像が激しく揺れると、イスが微震するだけで、大揺れと錯覚してしまう
◆ハイパーメディア研究センター
次世代を担うディスプレイを開発
工学部メディア画像学科や大学院生の研究で利用。おもに次世代ディスプレイの基礎開発と、その検証に使われる。3Dメガネなしで立体画像が見られるホームシアターや、映像に合わせてイスが微妙に動き、自分が動いている錯覚に陥るバーチャルシステムなどの機器を完備。

展示の仕方ひとつでも試行錯誤。写真のよりよい見せ方や、自分なりのコンセプトを持つことが大事
◆写真部
利用するギャラリーや企画も部員同士で決定
1年に4回展示会を実施。週に1度、金曜日に部会を開き、展示会の企画を部員たちで考案する。展示会4回のうち2回は学外のギャラリーで開催し、場所やコンセプトも部員が話し合って決定。また、入部して間もない1年次にはカメラの使い方などをレクチャーすることもあるが、基本的には個人の活動が中心。展示会に向けて個々で日々活動している。

