湘南乃風の若旦那をフィーチャーした「LALALA〜」、安室奈美恵の「SWEET 19BLUES」をモチーフにした「19Memories」と、新しい試みを感じるシングルが続いていたのでアルバムを楽しみにしていたんですが、いよいよ「TOKYO STAR」が完成しましたね。
「はい。今回は10代最後のアルバムというのがポイントで、曲作りを始めたのも、デビューしたのも10代と、すごく意味のある時間だったと思ってるんです。それが終わるわけだから、いま出せるものを全部やろうと決めていて。そして“変わるものと変わらないもの”をテーマに作り始めたんです。新しいことに挑戦したい、でも加藤ミリヤの軸は絶対にブラせたくない、という意味で」
“新しいこと”の一例が、最初に言った2枚のシングル、かな?
「そうですね。若旦那は高校の先輩で、いつも気にかけてくれて、“なにか一緒にやろうぜ”と言ってくれていたんです。で、なにか新しいことに挑戦したいと思った時、若旦那がいる!って。この「LALALA〜」には、本当にたくさんの人が共感してくれたって感じてます。その手ごたえがなければ、安室さんの名曲をもとにした『19 Memories』を書くこともできなかったし」
「SWEET 19 BLUES」は好きな曲だった?
「もちろん! 小さいころに安室さんのファンクラブに入っていたくらいですから(笑)。でも、19歳になって、この曲の歌詞に改めてすごく共感できたんですよね。19歳って、誰もが心のどこかに孤独を抱えている。その思いを自分なりに書いてみたくなったんです」
新曲の多くにも同世代の、特に女性へのメッセージが以前よりはっきり込められていますよね。
「今回はいっぱいメッセージを発信しようと思って作りましたから。同世代の女の子って、みんな悩んで自問自答してて、自分のことで精一杯。でもそれは、自分のことを考える時間がたくさんあるってことでしょう? だから、苦しくてもあきらめず、自分と向き合えば、きっと見えてくるものがあると思う。私の歌で“こんな気持ち、私だけじゃなかったんだ!”って感じてもらえたらうれしい!」
