約2年ぶりのアルバム「WONDERFUL WORLD」がついに完成しましたね。
「はい。昨年、10周年ということで一つ大きな“。(まる)”をつける一年になりました。ことしは11年目なので、このアルバムで再スタートになります」(北川)
「昨年も“新しいアルバムを出したい”という気持ちはあったんですけど、倉庫の整理が残ってた状態だったんです。これまでの10年を振り返ってベスト盤を出したり、10周年記念の感謝祭をやっていたらあっという間に一年が過ぎちゃいましたね」(岩沢)
再スタートの作品ということですが、どんな作品にしようと思って制作に臨みましたか?
「10年間の活動で下地をちゃんと作れたと思ったので、“ゆず”の新たな可能性に挑戦したいと思いました。モノ作りの中で一番大切なのってアイデアだと思うんですよ。そのアイデアで、どれだけのオリジナリティが出せるかが大事だなって」(北川)
「今回は2人の作業がすごく楽しかったですね。いろいろ話し合ってるなかでアイデアが生まれてきましたから。『これはほかの人はやらないだろう。でも、ゆずはやってもいいんじゃない?』とか、逆に『これはゆずではやらないよね』とか。デビューしたころと比べるとそれなりに経験値も上がっていますけど、それでも知らないことはたくさんありますし、できないこともあります。でも、『オレたちにこれはできない』じゃなくて、『オレたちはこれしかできない。だったら自分たちの手持ちの中からなにができるんだろう?』って考えるようになったんです。そういう状態から始められたのがよかったですね。自分たちにできることをやる。それを突き詰めたのが今回のアルバムです」(岩沢)
新しいクリエイター(亀田誠治、蔦谷好位置)が参加されたのも新たな挑戦です。
「これまでのことをリセットするんじゃなくて、“チームゆず”を活性化して、よりクリエイティブなものを作っていくために外部のプロデューサーの方に参加してもらったんです。『あ、こういうことができるんだ!?』って目からウロコが落ちることも多かったですし、新たな感性や方法論がすごく刺激になりました」(北川)
「亀田さんも蔦谷さんもそれぞれスタイルは違いますけど、やってることは同じ“音楽”ですからね。その人のこだわりを見つけるのもおもしろかったですよ」(岩沢)
新しい挑戦もありますし、クオリティの高い作品になりましたね。
「これまでのアルバムと比べてもオリジナリティが高い作品になりました。一曲一曲に思いがいっぱい詰まってるので、発売日に泣いちゃいそうです(笑)」(北川)
4月から始まる全国アリーナツアーはどうなりそうですか?
「今回のアルバムの世界をうまく作り上げることに重点をおいていきたいです。自分たちのやりたいことを伝えつつも、観に来てくれる人たちの期待にもこたえられたらいいなって思ってます」(岩沢)
「ゆずのライブに何度も来てくれてる人も初めての人も、新しいアルバムを聴いてから来てもらえるとより楽しむことができると思います。ライブは堅苦しいものじゃないですから、音楽を気持ちよく楽しんでください!」(北川)
