この現実のむこうに―Here and Beyond

作品を通して社会そのものや社会と個人の関係を問いかける潘逸舟、文脈や思いを切り離し、描く行為を追求する本山ゆかり、日常に現れる一時的な現象を基に映像や彫刻に表すアン・スークーン、科学技術、神話や信仰についてのリサーチを基にインスタレーションを制作するクレマンス・ショケ＆ミカエル・ガミオ、現代インド社会での手工芸の在り方に批評的な視点を持ちながら刺繍や布を用いてインスタレーションを制作するラーキー・ぺスワニが、青森で制作した新作を展示。現実と、作品によって生み出されるもうひとつの「現実」との関わりを考察する。