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関西ソウルフードの掟II
2004年度の「粉もん天国」で掲載したコラム「粉もんの掟」。2005年度版はズバリ「地ソース虎の穴」。ご当地食材で注目の地ソースがテーマだ!
第4回「京都の地ソースもアツイで〜!!」
大阪、神戸の地ソースメーカーを紹介してきたが、京都にも地ソースメーカーが数社ある。今回は京都でも比較的規模の大きい地ソースメーカー・ツバメ食品株式会社の取締役・勝田 裕さんに話を伺ったぞ!
●一銭洋食が人気だった昭和初期には地ソースメーカーが10社以上も!
京都のソース文化を語るに欠かせないのが、お好み焼きの原型とも言われ、大正末期から昭和初期にかけて京都で流行した一銭洋食だ。一銭洋食の人気に加え、コロッケなど洋食文化が定着した昭和初期(昭和7年ごろ)の京都には、京都ソース同業組合というのがあり、月桂冠ソース、乃木ソース、クイーンソース、極東ソース、七星ソースなど、地ソースメーカー10社以上が加盟していた。現在は、大正7年から続くオジカソース工業や昭和5年創業のツバメ食品など5社に減ったものの、全国から注文がくるほど京都の地ソースファンも増えているぞ!

● ツバメ食品
住所:京都市南区東九条西明田町26
TEL:075-681-5796
バメ食品の人気ソースたちツバメ食品の人気ソースたち。左からツバメ オリソース(¥330・500ml)、ツバメ お好みソース(¥304・500ml)、ツバメとんかつソース(¥346・500ml)、ツバメソース・ゴールド(¥346・500ml)、ツバメソース・ウスター(¥315・500ml)、ツバメ ビフテキソース(¥346・500ml)
●体に健康によいソースは、昔は薬局で買えた!?
実は、昭和40年ごろまで、ソースは大豆を分解して作るアミノ酸をベースに作られていた。ここまでは、しょう油の製造過程と同じで、当時、一銭洋食に使われていたソースはしょう油に近い味がしたそう。さらに、昭和10年前後まではソースには漢方薬に使われていたタイムやセージ、ロールといった香辛料が使われているため、健康によい食品として薬局で販売されていたこともあったとか。これには驚きだ!
ツバメ食品のポスター 寝台特急「ツバメ」が走る当時のツバメ食品のポスター。ツバメソースの名は、当時、東京‐大阪間に開通した国鉄、寝台特急「ツバメ」になぞらえ、「ソースの販売が全国に広がるように」という思いから命名されたそうだ。現在では、願い叶って北は北海道から南は九州まで、全国に販売している ツバメのロゴ入り前掛け こちらは、ツバメ食品さんのお得意先に配られているレトロ感がたまらないツバメのロゴ入り前掛け(非売品)。当コラム最終回に予定しているプレゼント商品に登場予定なので、乞うご期待!
(取材・文/植松琢麿)※当記事は2006年2〜3月の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。
●次回予告●
ついに最終回! お好み焼店と地ソースメーカーの濃ゆ〜い関係!
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