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関西ソウルフードの掟II
2004年度の「粉もん天国」で掲載したコラム「粉もんの掟」。2005年度版はズバリ「地ソース虎の穴」。ご当地食材で注目の地ソースがテーマだ!
第5回(最終回)「ディープなお好み焼スポット・生野区に潜入!」
大阪でももっともお好み焼店が多い生野区。最終回は生野区で創業(現在は東住吉区)、親族4人でその味を守り、地元お好み焼店に愛され続ける「ヘルメスソース」の石見食品工業所・監査役坂井さんに話を聞いた。
●親族4人で守り続けるお好み焼店と培ったソースの味!
人気TV番組「どっちの料理ショー」に特選素材として登場し、一躍有名になった1953年創業の石見食品工業所が作る「ヘルメスソース」。年間5万本ほどの生産量ながらも、今では注文しても3カ月待ちという人気ぶり。親族4人でソースの製造からラベル貼りまですべて手作業で行っているため、生産量を増やすことはできないそうだ。その人気の秘密は、味を守る少量生産へのこだわりと、創業来地元お好み焼店と培ってきたレシピ。ナショナルブランドの濃い味と違って、あくまで生地の引き立て役に徹する控えめな味わいにファンが絶えない。
左から、ヘルメスとんかつソース(参考小売価格¥600・900ml)、ヘルメスウスターソース(参考小売価格¥600・900ml)、串カツ屋さんのソース(参考小売価格¥600.500ml)、焼そばソース(参考小売価格¥600・500ml) 左から、ヘルメスとんかつソース(参考小売価格¥600・900ml)、ヘルメスウスターソース(参考小売価格¥600・900ml)、串カツ屋さんのソース(参考小売価格¥600.500ml)、焼そばソース(参考小売価格¥600・500ml) すべて手作業で作るソース作りが長年人気の秘密。ウスターソースは3週間かけて熟成させ、独特のコクと旨みを作り出す すべて手作業で作るソース作りが長年人気の秘密。ウスターソースは3週間かけて熟成させ、独特のコクと旨みを作り出す
●(有)石見食品工業所 住所:大阪市東住吉区住道矢田8-2-21 TEL:06-6705-6820
●「ヘルメスソースがなかったらお店できません!」
そんな声もあがるほど、お好み焼やたこ焼の味を決めるのにソースが占める割合は大きい。お店によっては、他店に味を真似されないように、わざわざソースのラベルをはがして使っているところもあるほど。創業来35年つづく東大阪の人気店「てらまえ」もヘルメスソース一筋。その理由は「うまいから!」といたってシンプルだ。現在は、ヘルメスソースとレシピを共同で開発したオリジナルブランド「てらまえソース」を使用。「温度変化が与える影響など、毎日食べているから分かることもあります」と店主の鈴木さん。お好み焼店だからこそわかる声が、二人三脚で美味しい地ソース造りをさらに進化させているのだろう。
●お好み焼 てらまえ 住所:東大阪市小若江4-12-24 TEL:06-6725-3271 営業時間:11:00〜15:00(LO14:30), 17:00〜23:00(LO22:30)
(取材・文/植松琢麿)※当記事は2006年2〜3月の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

今回を持ちまして「地ソース虎の穴」は終わりです。ご愛読ありがとうございました!!

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