自然からの贈り物に五感を委ね
芳醇な香りに包まれる至福の時

上質なフレンチは、オーケストラに似ている。鼻腔をくすぐるかぐわしさ。舌の上を転がり、口の中いっぱいに膨らみ、身体に染みわたっていく滋味。甘味の向こうからすがすがしい酸味や、ほのかな苦味が立ち上がり、広がっては波のように引いて行く。さまざまな味わいが響き合い、目の前に記憶の奥底深くから、いくつもの風景が浮かび上がってくる。そんな至福のひと時を大自然への畏敬の念と共に味わえるのが、野ガモ、シカ、山ウズラ、イノシシなど野生の鳥獣類、すなわちジビエではないだろうか。グルメを自負する人々の間で「札幌でジビエを味わうならあの店」と噂されるのが、この「ラ・サンテ」。特別な日に威儀を正して向かう非日常的なグランメゾンではなく、夫婦や家族でなごやかに食事ができるビストロの気軽さでも愛される店だ。毎年11月から翌年1月ころまでのジビエの猟期には、道外から訪れる常連客も少なくないという。なかでも道東の白糠や遠軽のハンターから半頭または1頭丸ごと送られるエゾシカは、現地で丹念に下処理され、舌に吸い付くような柔らかな食感は、なまめかしささえ感じさせる。洋酒のジンの香り付けに使われるネズの実や、カシスがベースの赤ワインソースを合わせたローストが、定番の人気メニューだ。スパイシーでボリューム感がある南仏産の赤ワインが合い、熟成した味わいに陶然としてしまう。フランスと北海道の大地の恵みを一つにまとめ上げた名物料理・フォワグラとゆり根とトリュフの衣揚げや、サロマ湖牡蠣とマッシュルームのフラン、冬野菜のグラタンなどと合わせたい。

北海道ウォーカー(特別編集)
2006年11月8日 発売
札幌の美味しい店739名店 掲載
最終データ更新日:2008年4月4日
*掲載内容は雑誌掲載時のデータをもとに構成しています。 定期的に更新を行っておりますが、 情報が変更になっている場合がありますので詳細はお店へご確認ください。

古典的なソースをアレンジしたエゾジカのロースト ねずの実のソース(¥2800) ※写真のメニューは雑誌掲載時のものです

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ラ・サンテ 店舗情報

基本データ
店名 ラ・サンテ
住所 札幌市中央区宮の森1-6-5-1 M1.6ビル2F
電話 011-612-9003
※グルメウォーカーを見たとお問い合わせ下さい
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交通アクセス 地下鉄東西線西28丁目駅から徒歩5分
営業時間 (月)〜(土)18:00〜24:00(LO23:00)、(日)(祝)18:00〜23:00(LO22:00)、(土)(日)(祝)のみランチタイム12:00〜15:00(LO14:00)
休日 (水)、第2(木)
駐車場 3台
平均予算 [昼]2100円 [夜]5000円
クレジットカード JCB, VISA, MASTER, AMEX, 他
座席データ
総席数 24席
7人
ほ〜く少年
「ほ〜く少年」
中堅編集デスク
nailla
「nailla」
新人編集デスク
かさみく
「かさみく」
ベテラン編集部員
見慣れた食材も驚く一皿になります
チェ
「チェ」
新人副編集長
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かさみく
「かさみく」
ベテラン編集部員
 
★★★★★
デート接待宴会合コンファミリーおひとりさま友達・同僚と
いろんなきっかけを貰えました
ここではジビエが有名なんですね…。
私は残念ながら食した記憶がないのですが、
普段食べなれたものも、ハレの日のお食事に変身。
例えば冬に頂くまだちのムニエル、あれは絶品でした。
あとはソースにごぼうが使われていたりだとか、
ホワイトアスパラの旨みを知ることが出来たりだとか、
本当にシェフってすごいなぁ。

それに、ワイン。
北海道産ってイメージがいま一つ湧かなかったのですが、
ここでYAMAZAKIのワインに出会えたことも幸せでした。
このYAMAZAKIにしても北海道産の野菜にしても
シェフとこの店は私にとって情報発信基地です。

シェフが新聞にレシピも掲載中なので、
普通にスーパーにあるものが素敵な一皿になるのが
お家でもシェフには遠く及びませんが、実感できます。
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