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2008.3.19(水)更新
【動画・インタビュー】
話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の
数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
七浜高校合唱部のソプラノ・パートリーダー荻野かすみ役の夏帆と、不良の番長にして湯の川学院高校合唱部・部長の権藤洋役のゴリ
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
ソロで歌うシーンでは高音の美声も披露した夏帆は「いろんな方に観ていただきたいですね」と話す。「昔学生だった人にも、今、学生の人にも、一生懸命になることはカッコ悪いことじゃなくて、すごいことだっていうのが伝わると思います。見どころは最後の合唱のシーンなので、何も考えず、受身の気持ちで観ていただければなと思います」
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
ゴリはゴリエとして紅白にも出場しているが、今回の合唱の喜びや苦労はゴリエとして歌ったときとは違うものなのだろうか?「そのときとの違いを説明しましょう。僕はこれでもCDを3枚も出してるんですね。ただ、みんなが勘違いしてることなんだけど、ゴリエはレコーディングに呼ばれてないんです。アンダースタンディング? ゴリエは1曲目と2曲目の間に台詞を喋ってるだけ、ボーカルよりも前に出てしまうダンサーなんです。分かります? 紅白のときもそうでした。 なんで思い出させるんですか、そんなこと。恥ずかしいじゃないですか(笑)」
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
制服姿がまぶしい夏帆と、長ラン+アフロがしっくりきているゴリ。ふたりが合唱のシーンへの思い入れもたっぷりと語ってくれた
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
劇中、イケメン生徒会長から、歌っている表情が「産卵中のシャケみたいな顔」と言われ、激ショックを受けるかすみ。けっこう可愛いんだけどね
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
合唱を通して、それぞれが青春を謳歌していく
【動画・インタビュー】話題の青春合唱ムービー「うた魂♪」で、名曲の数々を歌い上げた夏帆とゴリが撮影を振り返る
尾崎豊の名曲を熱唱するヤンキーたちが、鬼熱いぜ!
■「うた魂(たま)♪」は4月5日(土)よりシネクイント、シネ・リーブル池袋、新宿ジョイシネマにて公開
[c]2008「うた魂♪」製作委員会
【夏帆 プロフィール】
1991年、東京都出身。小学生の時にスカウトされ、雑誌のモデルとして芸能活動を開始。BS−iで放送された「ケータイ刑事 銭方零」の4代目ヒロインに選ばれ、注目される。また、2005年には、三井のリハウスの11代目リハウスガールにも選ばれる。映画では、「天然コケッコー」(2007)に単独主演し、好評を博す。2008年は「東京少女」(公開中)を皮切りに、「砂時計」(4月26日公開)も待機中

【ゴリ(ガセッジセール) プロフィール】
1972年、沖縄県生まれ。1995年に川田広樹とお笑いコンビ「ガレッジセール」を結成し、数々のバラエティ番組やドラマに出演。バラエティ番組「ワンナイR&R」(2000〜2006)から生まれたキャラクター「ゴリエ」でも人気を博し、2005年のNHK紅白歌合戦にも出場した。主なドラマの出演作に「ちゅらさん」シリーズ(2001〜)、「鬼嫁日記」シリーズ(2005〜)など。主な映画出演作に「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」(2004)、「嫌われ松子の一生」(2006)、「さくらん」(2007)など。また「河童のクゥと夏休み」では声優にもトライした。4月末には「LIVE STAND 08」に出演予定!

STAFF&CAST
監督・脚本:田中誠 脚本:栗原裕光 出演・主題歌:ゴスペラーズ 出演:夏帆 ゴリ 石黒英雄 徳永えり 亜希子 岩田さゆり ともさかりえ 間寛平 薬師丸ひろ子(2008日活)120分
>> 公式サイト
予告編[うた魂(たま)♪]
製作報告記者会見(4分01秒) [うた魂(たま)♪]
夏帆&ゴリ インタビュー(4分22秒) [うた魂(たま)♪]
>> 「うた魂(たま)♪」上映スケジュール
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「最初はゴリさんだ!と思って(笑)ドキドキし
すごーと思ってヘコみました(笑)」(夏帆)


 みんなで歌うこと、何かに一生懸命打ち込むことの素晴らしさを教えてくれる青春音楽ムービー「うた魂♪」。函館港イルミナシオン映画祭第8回シナリオ大賞に輝く栗原裕光のオリジナル・ストーリーを「タナカヒロシのすべて」(2005)の田中誠監督が映画化した本作で、歌うことが大好きな女子高生・かすみを演じた夏帆と、彼女に“歌とは何か?”を教えるライバル高校のヤンキー合唱部の部長・権藤に扮したガレッジセールのゴリ。ともに同じ高校生役で初共演を果たしたふたりだが、ゴリはさすがに、出演のオファーを最初に聞いたときは戸惑いを隠せなかったようだ。

「逆に、よくオファーしたなーと思いましたね。キャスティング(ディレクター)は誰なんだろう? と思って、英語でいうと『Pardon?』って言いたくなる気持ちでしたよね(笑)。嘘でしょ、俺35(歳)だし、18歳の役なんて成立しない。コメディだったら納得できたんですよ。でも、『コメディじゃないけど、青春モノにちょっとコメディっぽい要素も入っているかな』って言われて。それで、学ランを着たらちょっとは様になるのかな? と思って、フィッティング(衣裳合わせ)のところに行ったら、この(髪の毛がモジャモジャの)カツラが用意されていたんです。だから、やっぱりコメディかな?って。あり得ないじゃないですか? デビュー当時の鶴瓶さんですよ(笑)。ただ、そこまで言うんだったら、僕は知らないですよって感じで出演したんですけど、完成した映画を見ると高校生に見えるんですよね。それが不思議だなーと思いましたね」

 一方の夏帆は「私はリアル・タイムというか、実際に今高校生なので……」と高校生役には自然体で臨んだようだが、ゴリと共演することに何よりも動揺したという。
「あっ、ゴリさんだーと思って(笑)、すごいドキドキしたし、緊張しました。ありきたりのことしか言えないんですけど、わー、すごいなーって思って、ヘコみました(笑)」

 すると、それを聞いていたゴリがすかさずフォローする。
「なんでヘコむ理由があるの? ヘコむ必要なんて全然ないよ。僕は今回、(夏帆と)初めてお仕事を一緒にさせていただいたんですけど、まだ16歳でしょ? 囲んでいるスタッフはすべて大人たちじゃないですか? しかも、かなりの人数なわけですよ。画面に映っているのは僕らふたりだけだから、観ている人はなんとも思わないかもしれないですけど、僕らから見るとすごい数のスタッフがいるわけですよ。普通なら膝が震えますよ。でも、彼女は16歳なのに堂々としていた。大物女優ですよ」

 そのゴリの言う夏帆の“大物女優”ぶりは、真剣十代を語るシーンの撮影エピソードに話が移ったときに実感することができた。まずはゴリがその撮影を振り返る。
「顔を2センチぐらいまで近づけるわけです。たぶん、僕の口の中から少量の粒子が夏帆ちゃんの顔に飛んだと思うんですよ。それで、『肌、かぶれなかった?』って聞いたら『大丈夫だった』って言うんで、それでホッとしてるんですけどね。(改めて)肌荒れなかったんだよね?」
 すると夏帆が「全然大丈夫です(笑)」
 それでもゴリが、さらにしつこく「背中にブツブツができたりしなかった?」
 これにも「ないです」と笑いながら交わした夏帆は
「いや、楽しみだったんですよ。あのシーンは台本を読んで、すごい面白いシーンだなって思ってたんで、映像になったらどうなるんだろうな?って、すごく楽しみだったし、実際に楽しかったですね。それにゴリさんがすごい気さくな方で、ゴリさんが来ると現場の雰囲気が変わるんです。そういうことですごく助けてもらったし、私から話しかけたというより、すごく話しかけてもらったので初日から全然打ち解けて。緊張したのは最初だけでした」
  撮影を楽しむこの余裕の発言。ゴリの「大物女優」というコメントが大袈裟なものでも、女の子をただ持ち上げたものでもないことが分かってもらえるはずだ。
「合唱はテクニックじゃなく、皆で1つの曲を
歌っていることを意識しなきゃいけない」(ゴリ)


 さて、タイトルからも一目瞭然だが、映画「うた魂♪」の最大の見どころは合唱シーン。そこがダメだと観客は興ざめしてしまう。観る者の感動を呼び起こすか否かも、夏帆やゴリたちの歌にかかっているわけだから、ふたりもかなりトレーニングを積んだに違いない。
 すると「私は歌がすごく苦手だったので」と夏帆が思いがけない発言。
「だから、みんなよりも早く歌の練習に入って。本当に基礎的な発声から教えてもらって、その後に合唱の練習に合流したんです」

 劇中では、“私は歌が上手いのよ〜”とうぬぼれて歌っていた前半と後半とで、夏帆の歌声や表情が明らかに変化する。
「最初はひとりじゃないですか? やっぱりみんなで歌うのとの違いですね。みんなで歌うことを意識したら、自然とああいう感じになりました」

 すると、今度はゴリが話し出す。
「僕は最初、合唱の映画って言いながらも、僕らの口パクに合わせて、ちゃんとしたコーラス隊の人たちが後でアフレコするのかな? と思ってたんですよ。でも、いや、そこはみんなで練習しましょうと。とはいえ、みなさん役者の人たちばっかりで、歌を専門的にやってきた方がいない。だから、いざ練習を始めてみるとやっぱり酷いんですよね。聴くに耐えないというか、こんなんでお客さんが感動できるわけない、絶対に『金返せって!』って言われるだろうな?って思ったんですよね。でも、とにかく練習を重ねるしかないと思って、みんなでもっと声を大きく出せるようにとか、もっと高低のメリハリがつけれるようにとか、技術的なことを一生懸命練習しました」

「ところが1週間、2週間、1ヶ月、1ヶ月半って経っていって、2ヶ月過ぎたあたりにみんな気づき出すんですよ」とゴリは、その日のことを思い出すように振り返る。
「合唱はテクニックじゃないぞ!って。ひとりひとりがテクニックをつけることじゃなくて、みんなでひとつの曲を歌ってるんだってことを意識しなきゃいけない。目の前のお客さんに対してだけ歌うんじゃなくて、横の人たちを意識しながら歌い、実は全員がひとつになったときに大きな歌が提供できるんだってことに気づいたところから形になってくるんですよ。あっ! いま、気持ちがひとつになったって分かるんですよ。合唱って本当にチーム・プレイなんですよね」

 劇中では、ふたりが所属する合唱部が様々な合唱曲を歌い上げ、観る者の心を揺さぶるが、歌ったふたりがどの曲にいちばん思い入れがあるのかもやっぱり気になるところ。すると、「あーその質問は難しいな〜」とゴリ。でも、しばらく考えて
「まー僕ら、男の湯の川学院は『15の夜』(ご存知、尾崎豊の名曲!)ですね。『15の夜』は(歌うのが)難しいんですよ。しかも、不良の子たちがどこにも発散できない気持ちを、『15の夜』という歌を通して表現しまくるわけです。でも、それでも表現できないから、思わず舞台の前まで行って歌っちゃう。ただ、上手く歌うだけじゃなくて、感情や気持ちのパワーも伝えなきゃいけなかったんで、『僕が僕であるために』(これも、もちろん尾崎豊の名曲ですね)との練習量の割合で言うと、8:2ぐらいかもしれないですね。ただ、僕が鳥肌が立ったのは『あなたに』(MONGOL800の大ヒット曲)なんですよ。(夏帆が所属する)七浜高校の合唱から、途中で僕のヘタクソなソロになって、その後、全観客(なんと800人)が総立ちして『あなたへ』を歌うときは、もう本当に鳥肌が立ちましたね」
 夏帆がそれに続く。
「『青い鳥』(ゴスペラーズが書き下ろした本作の主題歌)って曲はすごく難しかったので、いちばん練習しましたね。でも、どの曲も練習したので、どれがいちばん(思い入れがある)かはちょっと決められないんです」
 ふたりを中心とした2つの合唱部の歌声、練習の成果はぜひ、映画館で自分の耳で体感して欲しい。こればかりは言葉では伝えられないし、逆に、映画『うた魂♪』は、みんなで歌うことの素晴らしさが映像と音楽を融合させて、それを見事に伝えているから。

(取材・文/イソガイマサト)



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