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2008.8.19(火)更新
【製作記者会見レポート】
みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活
個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
仏教系の高校だけに、講堂には浄土宗の開祖・法然の仏像が…。「僕が通っていたころには講堂で毎月25日に浄土宗の始祖である法然を称える行事があって、お釈迦様に似たパンチパーマのヤンキーの方々の“法然、法然!”という掛け声と共に、サンスクリットの歌を歌ったりしてましたね(笑)」と、みうらが思い出を語る
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「東京はいろんな人が集まった街だけに雑然としているのに対して、京都は伝統があってそれを追求しているカッコよさがありますね」(田口)
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「面談で僕の仏像への熱意を校長に話したことがあって、そうしたら“君みたいな人を待ってたんだよ!”って言われたことがありました(笑)」(みうら)
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「サンマはキレイに食べるし、熱いお茶が大好き。今どきこんな子はめずらしいですよ。まさに70年代のみうらさんそのものなんじゃないかな」と、役者の大先輩である堀から大絶賛される渡辺
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「それにしてもコサカの○○○30cmはデカすぎる!」など、田口らと同じく下ネタ連発のリリー。それを聞いた臼田はちょっと苦笑い…? そこに堀ちえみが「お父さん、女の子の前でやめてください(笑)」とツッコむなど、その光景は夫婦そのもの!
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「僕も本業はバンドをやっているんで、彼(渡辺)がやっているバンドの音源を聴かせてもらいました。モゴモゴとしゃべる普段とは正反対で、はらわたから声を出している感じでびっくりしました。彼は“はらわた系”です!」というのは、バンドの先輩・岸田の弁
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
「みうらじゅんさんの原作は読んでいてすごく好きだったんです。それで“トモロヲさん監督で映画化してくんねぇかな”と思っていたら、この映画の話があって。なので、今回参加できてうれしいです。トモロヲさん、ありがとうございます(笑)!」と、峯田はすごくうれしそう
【製作記者会見レポート】みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」コンビ復活個性派キャスト共演で贈る映画「色即ぜねれいしょん」爆笑会見!
製作記者会見の会場となった教室の黒板に書かれてある手書きの文字とイラスト。これは何と、みうらじゅんの直筆なのだ!
【STAFF&CAST】
監督:田口トモロヲ 原作:みうらじゅん 出演:渡辺大知(黒猫チェルシー) 堀ちえみ リリー・フランキー 臼田あさ美 岸田繁(くるり)、峯田和伸(銀杏BOYZ)(2009スタイルジャム)
■2009年夏全国ロードショー
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「アイデン&ティティ」コンビ再び!
童貞高校生の青春を爽やかに描く


 ロックミュージシャンたちの苦悩と葛藤をユーモアを交えながら描いたみうらじゅんの原作を、盟友の田口トモロヲが監督を務めて映画化した「アイデン&ティティ」(2003)。若者たちの絶大なる支持を得た本作から5年…最強コンビが復活する! それが「色即ぜねれいしょん」(2009年夏公開)だ。学生運動も下火になった1970年代の京都を舞台に、恋愛やロックな生き方に憧れながらも悶々と退屈な毎日を過ごす仏教系男子校に通う高校生(童貞)の青春が描かれる。そんな本作の製作記者会見が、原作者・みうらじゅんの母校であり、本作の舞台でもある京都の東山高校で行われ、個性的な面々が集結した。
「映画の話が来た時はドッキリやと思って
だまされてもいい覚悟でした(笑)」(渡辺大知)


「アイデン&ティティ」に続いて、監督2作目となる田口トモロヲがまずは挨拶。会場となった教室の机を見て、のっけから「今、学校の机って懐かしいなあって見ていたら“コサカの○○○(自主規制)は30cm”って落書きが書いてある…(笑)」と下ネタが飛び出す! ドッと会場を笑わせつつも「みうらさんの原作には、メールも携帯電話もない時代に文科系で童貞の高校生が苦悩する姿がさわやかに描かれているんですが、これはいつの時代にもありうる話で、原作の持つ普遍的なテーマに魅力を感じました」とコメント。そんな彼が“撮影が終わるまで童貞であること”を条件に、主人公の純役=青春時代のみうらに大抜擢したのは日本テレビの音楽番組「音燃え!!」で準優勝を果たしたパンク・バンド“黒猫チェルシー”のヴォーカル、渡辺大知(現在18歳)。彼は今回が映画初出演ということで「映画の話が来た時はドッキリやと思って、オーディションでもいつプラカードを持った人が僕の目の前に来てもいいと覚悟をキメてました(笑)」と、かなり緊張気味の様子だ。

 そんな渡辺を取り囲む俳優たちもまた個性的なのが、この映画の魅力の1つ。母親役には23年ぶりの映画出演となる堀ちえみ。実生活でも高校生の息子がいる彼女は「思春期って大人でも子供でもない微妙な時期ですが、楽しそうに青春を過ごす息子の母親役ですごくうれしいです。あまり干渉しすぎると鬱陶しがられるので、映画でも優しく純を見守りたい」と、渡辺を見る目はまさに母親そのものだ。それを受けて、純の父親を演じるリリー・フランキーも「今どき、こんな何の曇りもない“童貞”はめずらしい。それくらい純粋な子だと思います」と、父親的な視点で渡辺を大絶賛。さらに、純が想いを寄せる女の子オリーブ役には女優としても活躍中の人気モデル、臼田あさ美。そして純の“お兄さん”的存在の家庭教師(ヒッピー風)役には、こちらも映画初出演となる人気ロックバンド・くるりのヴォーカルギター、岸田繁。彼自身も京都で生まれ育ったということで「僕も純くらいの年齢の時は同じようなことを考えていました。東京に住んで8年くらいになりますが、京都に帰ってくるとあの時の気持ちが甦りますね」と、主人公には共感を覚えたという。また「アイデン&ティティ」の主演を務めた峯田和伸(銀杏BOYZ)も純に絶大な影響を与える青年・ヒゲゴジラ役で登場するなど、とにかくメンツが濃いのだ!
「講堂で勝手にエレキギターを鳴らして
近所から苦情が来たことも(笑)」(みうらじゅん)


 今回の撮影にあたって、34年ぶりに母校である東山高校へ戻ってきたという原作者みうらじゅん。
「僕は小学4年生のころから仏像が大好きで、将来は住職になろうと思って、仏教系のこの学校に入りました。僕は文科系でもなく体育会系でもなく僕はとても影の薄い存在で勉強もできなかった。青春には“ビフォア”と“アフター”があって、“ビフォア”は童貞のこと。僕は京都で暮らしていた時はそうだったので、ココに戻ってくると“DT”(みうらじゅん語いわく“童貞”)な気持ちになりますね(笑)」と自身の学生時代を懐かしそうに振り返る。しかし、これで終わらないのがみうら!
「高2の時に講堂でやっていたフォークロックのイベントで、エレキギターを勝手にかき鳴らしたこともありましたね。“俺もボブ・ディランになれた!”とか思ったけど、近所から苦情が来て電源を切られたんです(笑)」としっかりとオチも忘れない。しかし、現在のみうらの生き方はこの高校での3年間で形作られたと言っても過言ではないのだ。
 そんな彼の青春時代を演じる大役を任された渡辺は緊張しながらも「原作を読んで、僕は純(=みうらじゅん)みたいにあそこまでアホにはなれないので(笑)、正直うらやましいです。せっかく主人公に選んでいただいたので、思いっきり映画撮影を楽しみたいと思います」と意気込みは十分。それは田口も同じで「70年代という“時代モノ”という点では風景を再現するのはむずかしいところもありますが、(京都ロケをやるからには)原作の空気感や世界観は再現したいですね。それに、あまりにも(キャストも)個性的過ぎるので、これから何か予測不可能なことが起こりそうでワクワクしてます(笑)」と、これから続く撮影が楽しみで仕方がない様子だ。

 撮影は7月末から11月末にかけて、京都市内のほか天橋立や松山で行われる予定。笑いが(下ネタも?!)尽きない青春さながらの楽しい現場で生み出される映画「色即ぜねれいしょん」、男性だけでなく女性も“DT”な懐かしい気持ちになれるはず!


(取材・文/リワークス・橋本真衣)


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