伝統と茶の精神を踏まえた京の正統懐石

約400年前、名刹南禅寺の門前茶屋として出発した瓢亭は、天保8年(1837)に料理屋となり、幕末に作られた「花洛名勝図会」では、京都の代表的名勝地の名物料理屋として描かれている。明治以降も、元勲、文化人、茶人に愛され、料亭としての名声を確立した。有名な一子相伝の瓢亭玉子は、門前茶屋の時代から茶・菓子と共に旅人に提供された煮抜き卵が、連綿と受け継がれてきたものだ。
亭内の庭には、疏水から水を巡らせている池泉を取り囲むように、「くずや」「探泉亭」(茶室)が配され、明治になって造られた新席が奥に続く。
社長・総料理長の高橋英一さんは子供の頃から調理場が遊び場で、小学校の時にはすでに包丁を握っていたという。山野草や茶花の栽培、陶芸を趣味とする高橋さんの「行き過ぎず足らないことのないように力むことなく」という、お茶の心に通じるような自然な姿勢がそのまま料理に反映される。
「演出、細工をしないで、旬の素材を生かして一番美味しい状態でお客様に食べていただくことを大切にしています。料理は時代と共に変わりますが、根底は変わりません。わたしどもの料理の基本となるのはお茶の精神です」
瓢亭の席に着くことは、座敷の造作、雰囲気、花、器、料理を含め複合的な日本文化を体験することなのである。なお、別館は本店隣にあり、座敷で瓢亭と同じ味が楽しめる。

東海大人のウォーカー()
発売
京都 秋の旅 掲載
最終データ更新日:2008年1月24日
*掲載内容は雑誌掲載時のデータをもとに構成しています。 定期的に更新を行っておりますが、 情報が変更になっている場合がありますので詳細はお店へご確認ください。

八寸/瓢亭玉子 鯵小袖寿司 はじかみ 吹よせ 昆布箕篭 栗餅粉揚げ からすみ 川海老 散らし木ノ葉

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瓢亭 店舗情報

基本データ
店名 瓢亭
住所 京都市左京区南禅寺草川町35
電話 075-771-4116
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交通アクセス 地下鉄東西線蹴上駅(2)出口より北へ。徒歩5分
営業時間 懐石料理11:00〜19:30、うづら粥11:00〜14:00(12月〜3/15)
休日 第2・4(火)
駐車場 6台
平均予算 [昼]23000円 [夜]27000円
クレジットカード JCB, VISA, MASTER, AMEX, ダイナース, 他
備考 懐石料理 昼¥23,000より 夜¥27,000より うずらがゆ¥12,100(各、税・サ込) ※要予約
座席データ
総席数 個室5室(2名〜)
5人
軒
「軒」
こなせる編集部員
超物欲大王
「暴飲暴食」
新人副編集長
ひいろ
「ひいろ」
新人編集長
京都。 朝粥。懐石。 茶室が素敵!
安井變哲
「日めくり貞狂暦」
新人副編集長
ここへの掲載は場違いに感じますが…。
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