足さない美学を突き詰めて
生まれた独自のスタイル

全国の食通の間で「唐津に『つく田』あり」といわしめる店は、唐津出身の主人・松尾雄二さんと唐津焼の名匠・中里隆氏との交流から生まれた。松尾さんは中里氏と親交を深めるうち「食において足し算の必要はない」と、一つの答えを出す。実家の寿司割烹で働いていた松尾さんが、中里氏と共に赴いたのは銀座「きよ田」。今はなき江戸前寿司の名店で、松尾さんはその門を叩く。寿司割烹では寿司は料理の中の一つだが、江戸前は握り寿司ひと筋。握りに徹する潔さと味は、松尾さんが出した答えを形にする礎となった。
「つく田」の握りは、化粧が施されているわけではないのに美しい。すっきりとした流線を描く端正な風姿は、主人の「足さない美学」が集約されている。また、尾を断ち落とした車エビや手で押しつぶして握るホタテは、明治以前の文献で得た江戸前寿司の手法だという。小粋に映る古き江戸前は、主人の手で洗練昇華されたに違いない。
昼の握りでは白身魚、イカ、エビ、アナゴ、マグロ、青魚や軍艦ではなくノリ巻きで出されるウニなど種類も豊富な10貫が堪能できる。唐津で捕れるその良質な魚介類を、赤酢と塩だけのさらりとした酢飯と合わせた寿司は、まさに「つく田」流の江戸前である。

九州大人のウォーカー(3月)
2005年1月28日 発売
九州流儀が宿る極上の寿司 掲載
最終データ更新日:2008年2月28日
*掲載内容は雑誌掲載時のデータをもとに構成しています。 定期的に更新を行っておりますが、 情報が変更になっている場合がありますので詳細はお店へご確認ください。

ホロリととけるアナゴは、酢飯もふんわり柔らかく、崩れやすいため器に盛って供する

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つく田 店舗情報

基本データ
店名 つく田
住所 佐賀県唐津市中町1879-1
電話 0955-74-6665
※グルメウォーカーを見たとお問い合わせ下さい
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交通アクセス JR唐津駅より徒歩5分
営業時間 12:00〜14:00、18:00〜22:00
休日 (月)
駐車場 なし
平均予算 [昼]4200円 [夜]15000円
座席データ
総席数 7席
3人
kitakuriyama
「kitakuriyama」
新人副編集長
さすらいびと
「ねこ」
やり手副編集長
やっと行ってきました。予約なしでは座れないカウンター7席の店。お酒のあてと江戸前の握りでおまかせを注文。お花見がてらの豪華な週末でした。
ひびき
「ひびき」
中堅編集デスク
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さすらいびと
「ねこ」
やり手副編集長
 
★★★★
デート接待宴会合コンファミリーおひとりさま友達・同僚と
噂の鮨屋
ご利用予定のかたは必ず予約をお勧めします。カウンター7席しかありません。江戸前鮨です。私はさっぱりしたここのシャリ気に入りました。「あてとお鮨適当に出してね」と言ったら高そうな干物が出てきたので「払えるかな」と言ったところ「命まではとりません」と言われました。少しお酒も頼んで1人15000円くらい。江戸前鮨が好きなかたはお運びください。
唐津だけあってさざえとかあわびが美味しかった。
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