八王子
八王子市市域に23もの大学や専門学校があり、11万人以上の学生が学ぶ日本有数の学園都市として知られている八王子。そのため、街は若い活気に満ち、“八王子ラーメン”をはじめとした新たな文化も生み出されているが、一方で、江戸時代から宿場町や絹織物の産地として関東有数のにぎわいをみせていたという歴史も。甲州街道沿いには、コンニャクと寒天の専門店・なかの屋など江戸・明治期から続く老舗が、いまも営業を続けている。
また、市の中心地で繁華街の八王子駅と西八王子駅の周辺にも、古くからの寺社が数多く残されており、日本全国で行われる新年行事“七福神めぐり”が、1人(柱)神様の多い“八福神めぐり”として親しまれている。約2時間半のコースを巡り、新年の8つの福を手に入れてみよう。
アクセス
[(J)八王子駅](J)中央線新宿駅より36分、[(王)京王八王子駅](王)新宿駅より34分
TOPICS
平安時代、妙行という僧侶が現在の元八王子に祭司を建て、牛頭(ごず)天王と8人の王子(八王子)を祀(まつ)ったことで、いつからかこの地域を「八王子」と呼ぶようになった。最古の記録としては、1569年の書状に「八王子」の地名が記されている。
7つの災厄を除け7つの福を招くという七福神巡りだが、吉祥天が加わり神様が8人の八王子では福の数も8つに。1/10(火)を過ぎるとお寺の業務などの関係で朱印がもらえない時もあるので、事前に電話で確認しよう。
「夕焼け小焼けで日が暮れて〜」でおなじみの童謡「夕焼け小焼け」を作詞した詩人・中村雨紅は、八王子市の出身。1897年に八王子市北西部の恩方(当時は南多摩郡)で生まれ、師範学校卒業後、教員をしながら童謡を作り始めた。夕焼け小焼けの詩は、学生時代の実家への帰り道を思い返し作ったものといわれている。
「夕焼け小焼け」は、1923年出版の「文化楽譜あたらしい童謡その1」に収録されたが、同年の関東大震災により、世間に出回る前に譜面のほとんどが焼失。しかし、関係者の手元に残っていたわずか10数部の楽譜から全国へと広まり、国民的童謡になった。
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