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| 大人になった主人公サク役の大沢たかおと、その婚約者律子役の柴咲コウ |
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| 高校生時代のサク役の森山未來と、白血病に冒されるヒロイン、アキ役の長澤まさみ |
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| 左から・行定勲監督、柴咲コウ、大沢たかお、長澤まさみ、森山未來 |
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| 現在と過去を行き来し、やがて未来が見えてくる…… |
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| ■5月8日(土)より東宝邦画系にて全国ロードショー |
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STAFF&CAST 監督・脚本:行定勲 原作:片山恭一 撮影:篠田昇 音楽:めいなCo. 歌:平井堅 出演:大沢たかお 柴咲コウ 長澤まさみ 森山未來 山崎努 天海祐希 杉本哲太 宮藤官九郎 津田寛治 近藤芳正(2004日本/東宝)138分

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「自分の芝居人生の中で、1シーン・1カットにこれだけ情熱とこだわりを持っているチームに遭遇したのは初めて」(大沢たかお)

200万部!を突破した片山恭一のミリオン・セラーの映画化「世界の中心で、愛をさけぶ」がついに完成! 映画ファンも小説ファンもこの日を待っていた! MovieWalkerでもこれまで2度に渡って本作のレポートをしてきたが、いよいよこの5月8日(土)に封切りとなる。
ふたりの高校生のみずみずしい恋愛を軸に、人々の死生観と人生の貴さを浮き彫りにした本作。映画は原作と異なり、過去と現在の時間軸を交錯させたアンサンブル・ストーリーとなっている。 ということで、今回も行定勲監督に、主演の大沢たかおと柴咲コウ、そして高校生時代のつかの間の恋人たちを演じた森山末來と長澤まさみらが揃って壇上に上がった。
今作は自身の集大成的な映画になったと力強く語る行定勲監督。原作のますます好調な売れ行きに関しては 「どんどん売れてくれた方が、映画を観てくれるお客さんが増えるからいいなって思いました(笑)」と余裕のコメントをしながらも 「なぜ200万部以上も売れたかということは、自分なりに考察したつもりです。きっと現在の恋愛と、小説で書かれている純愛とはずいぶん違います。映画の舞台である80年代は、携帯も存在しないし、待ち合わせをしないと会えないような恋愛の仕方だったから、そんな昔の時代と今との距離感が受けたのだろうと思いました」と冷静に語った。
また、演出面でこだわったのは「記憶のあり方、時間軸の構造」についてだったという。「現在と過去を行き来する中で、感情や人間関係が見え隠れするように演出しました。最後に未来が見えるという展開の仕方は、今までの僕の映画にはなかったものです」
そして製作発表時から、今作にかける意気込みを誇示していた主人公サクの10年後を演じる大沢たかおは今回も、「自分の芝居人生の中で、あれだけ1シーン・1カットに情熱とこだわりを持っているチームに遭遇したのは初めて。僕も1つ1つのセリフに集中して取り組みました」と真摯な表情でマイクを握った。
また、柴咲コウと共演した感想については 「今回は4〜5年ぶりに仕事でごいっしょしましたが、すごく華のある女優さんで、力強いオーラを持っている方だと思います。それに、役者として僕の方もとてもやりやすくて、刺激を受けました」
そして大沢演じるサクの婚約者を演じる柴咲コウは、もともと原作の熱狂的なファンであったことは周知のとおり。 「この小説が映画化されて、しかも自分が出演出来るとは夢にも思っていませんでした。映画は、私が想像していたものよりも、はるかに素晴らしいものに仕上がっています」とアピールした。
また、大沢との共演については
「ますます素敵になった大沢さんの恋人役が演じられたことが単純に嬉しいです(笑)。大沢さんの周囲の空気は優しくて、ふわっと包んでくれる大らかさがあるんです」と、照れながらも笑顔で語った。
続いて今作でまた、若手女優として確実にステップアップを果たした長澤まさみは、若くしてこの世を去るというアキ役。 「難しい役だったから苦労も多かったですが、病気に関しては自分なりに勉強して演じました。また、監督やスタッフが作ってくれた環境が、イメージしていたとおりだったので、演じやすかったです。もちろん撮影は大変でしたが、とても楽しい現場でもありました」 そう語る彼女は、今回の白血病患者という設定上で、自ら髪をいさぎよく丸坊主!にしたというからあっぱれだ!(詳しくは長澤まさみのインタビューを参照)
また、少年時代のサクを演じた森山未來は、映画初出演ながらも堂々と主人公役を好演。 「僕にとっての初めての映画が『世界の中心で、愛をさけぶ』で本当によかったです。僕は他の映画の現場を知りませんが、キャストやスタッフのみなさんが、この作品を本当に作りたくて集まってきているという思いを強く感じました」
そんなキャスト・スタッフ共に結集してようやくつむぎ上げたという重みを感じさせるこの映画。5人の一言一句からは、映画を作り上げた達成感と共に満足感というものがじりじりと伝わってきた。また、この週末に本作を観て、ハンカチを濡らす人々が溢れること請け合いだ。
(取材・文/編集部・山崎伸子) |
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