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| 少年レイ役で大奮闘の鈴木杏。エネルギーの源を尋ねられると、「友達や家族、いろいろな人たちとのコミュニケーションが自分の力になっています」と言っていた |
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| スカーレット役の小西真奈美も「現場でのコミュニケーションで生まれるパワーや、作品を観て下さった方が『元気が出ました』と言ってくれることで逆にパワーをもらっている気がします」と笑顔でスピーチ。 |
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| 劇中に出てくる蒸気兵と大友監督、鈴木杏、小西真奈美の4ショット! |
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| 6月27日(日)には、本作の舞台である19世紀のロンドンをイメージした横浜の赤レンガ倉庫でジャパン・プレミアを開催。鈴木、小西、大友監督、そして音楽のスティーブ・ジャブロンスキーも来日して舞台挨拶を行った |
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■7月17日(土)より日比谷映画ほか全国東宝洋画系にて公開 [c]2004 大友克洋・マッシュルーム / STEAMBOY製作委員会 |
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STAFF&CAST 監督:大友克洋 音楽:スティーブ・ジャブロンスキー 声の出演:鈴木杏 小西真奈 中村嘉葎雄 津嘉山正種 児玉清 沢村一樹 斉藤暁 寺島進('04/東宝)126分

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「過去を描いた作品ですが、未来に向かって広がっていく感じにしたかったのです」

また、アニメーション映画が進化した! 製作期間9年、製作費24億円を費やした「AKIRA」(’88)の大友克洋監督最新作「スチームボーイ」が遂にお目見え。舞台は19世紀中旬、産業革命に揺れるロンドン。超高圧の蒸気を高密度に封じ込め、すさまじい威力を誇る「スチームボール」を巡って繰り広げられる空想科学冒険活劇となっている。 そんな本作の監督・大友克洋と、主人公の少年レイ役の鈴木杏、ヒロインのスカーレット役の小西真奈美というボイス・キャストを務めたふたりが完成披露記者会見を行った。
声の出演は「劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を越えた遭遇」(2001)以来2度目だという鈴木杏。しかも少年役にトライした彼女は、プレッシャーもすごかったという。 「大友克洋というすごい監督の作品で、しかも世界中の人々が待ち望んでいる『スチームボーイ』の主人公を、まだ声優の仕事に慣れていない私がやってもいいのだろうかと不安もありましたがお引き受けしました。でも完成した映画を観た時、周囲のみなさんが「すごくワクワクしたよ」と言ってくれたので、本当に参加できてよかったと思いました」
続いて、アフレコの仕事は今回がお初という小西真奈美は、ヒロインのスカーレット役をのびのびと好演。 「声優のお仕事に関する知識は全くなかったので少し戸惑いましたが、やらせていただくからには、体当たりでやろうと思って取り組みました。 完成した映画は、映像と音楽のスケールが大きかったので、ぜひ劇場で体感していただきたいです。また、観終わった後に人間の恐ろしさや弱さ、勇気や希望など、何かを感じてもらえる作品に仕上がっていると思うので、子供だけでなく大人にも楽しんでもらえると思います」
そんなふたりにアフレコで苦労した部分をたずねてみると、鈴木杏は 「走っている時のセリフなど、動きのある映像に声をあてるのがいちばん難しかったです」と答え、小西真奈美は「スカーレットは自分の実年齢と10歳以上かけ離れていたし、生意気でわがままな感じを出したかったので、監督と相談しながらアフレコをしました。また、息遣いなどの声にならない声を表現するのが難しかったですね」と語ってくれた。実際にはふたりとも見事にキャラクターに生命を吹き込んでいたからたいしたものだ。
また、大友監督は、製作期間9年という歳月をかみしめるようにスピーチ。 「ずいぶん時間がかかりましたが、その分面白い作品ができたと思っていますので、よろしくお願いします」 ちなみに、やはりその間起きたアメリカの同時多発テロや、イラク戦争などの社会現象は、作風にも多少反映していると監督は語る。 「もちろんそれ以前にシナリオや絵コンテは出来ていましたが、やはり感情面で少し影響された部分があったかもしれません」
さて、そんな監督のいろいろな思いが詰め込まれた本作だが、そのヒーロー像については手塚治虫の「アストロボーイ」が大きく関わっているという。 「この『スチームボーイ』は『アストロボーイ』を真似たわけではないですが、手塚治虫さんが描こうとしていた世界観を何とはなしに考えて作りました。過去を描いた作品ですが、未来に向かって広がっていく感じにしたかったのです」
そんな監督のメッセージは、観終わった後にしっかりと届けられる。舞台は19世紀の物語だけど、その矛先は限りない未来へ向けられていると実感するのだ! とにかくスクリーンから溢れ出ているパワーはハンパじゃない。この驚異のアニメーション映画はぜひ映画館で体感して!
(取材・文/編集部・山崎伸子) |
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