映画 情報 新作 試写会 上映スケジュール
ようこそ!   メンバーページ
占い
2004.10.4(月)更新
【合同インタビュー】「デビルマン」の那須博之監督をはじめ、
出演者が揃って記者会見
【合同インタビュー】「デビルマン」の那須博之監督をはじめ、出演者が揃って記者会見
左から那須博之監督、酒井彩名、伊負專o、伊負E典、渋谷飛鳥
【合同インタビュー】「デビルマン」の那須博之監督をはじめ、出演者が揃って記者会見
コミックからそのまま飛び出したようなデビルマンの姿は、
まさに感動そのもの。冨永愛扮するシレーヌとの死闘シーンも必見だ。
【合同インタビュー】「デビルマン」の那須博之監督をはじめ、出演者が揃って記者会見
(C)2004 「デビルマン」製作委員会
【STAFF&CAST】
監督:那須博之 原作:永井豪 脚本:那須真知子 出演:伊負專o 伊負E典 酒井彩名 渋谷飛鳥 冨永愛 宇崎竜童 阿木燿子 (2004東映)116分


■10月9日(土)より全国東映系にて公開
【那須博之監督 プロフィール】
1952年東京都生まれ。東京大学卒業後、日活に助監督として入社。その後、曾根中生や沢田幸弘などの作品に参加し、「ビー・バップ・ハイ・スクール」シリーズ('85〜88)で一躍人気監督となる。他の作品に「モー娘。走る! ピンチランナー」(2000)などがある。
【伊負專o プロフィール】
1984年大阪府生まれ。2000年第13回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞。その後、4人組ユニット「FLAME」として2001にデビューを果たす。本作が映画初主演となる。
【伊負E典 プロフィール】
1984年大阪府生まれ。2000年第13回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。その後、双子の弟、央登と共に4人組ユニット「FLAME」として2001にデビューを飾る。その後、「17歳」(2002)にも出演し、活躍の場を広げる。
【酒井彩名 プロフィール】
1985年千葉県生まれ。1996年第21回タレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞。その後映画出演のほか、テレビCMやテレビドラマにも出演し、雑誌のモデルも務める。
【渋谷飛鳥 プロフィール】
1988年新潟県生まれ。2002年第8回全国国民的美少女コンテストでグランプリを受賞。その後、「美少女クラブ31」のリーダーを務め、テレビドラマや歌手としても活躍中。

MovieWalker「予告編・動画」一時閉鎖のお知らせ
MovieWalkerレポート TOPへ
「完全にCGで表現してしまわず、
科学的概念からも内容を突き詰めました」
(那須博之監督)


「キューティーハニー」(2002)や「けっこう仮面」(2003)など、永井豪のコミックが続々と映画化される中、「デビルマン」がいよいよ10月9日(土)より公開! 那須博之監督をはじめ、伊負專o、伊負E典、酒井彩名、渋谷飛鳥が揃って記者会見を行った。

 「『デビルマン』は永井豪先生が一番大切にしている作品なんです」と話す那須博之監督は、それに応えるべく、独自の視点から「デビルマン」を映画化した。
 「客観的な美しさを得るためには、理屈にかなった形が一番綺麗だと思う。だから僕は、科学的概念からも内容を突き詰めるため、大学の教授のレクチャーを受けたりしながら、デビルマンの翼の動きや、種族の身体に侵食する知的生命体のデーモンが合体した時に生まれるエネルギーをフィギュアで再現し、映画を作り込んでいきました。永井先生に、原作の5巻にあたる『アルマゲドン』はフルバージョンでやってほしいと言われていましたし、長いストーリーを映画という枠に収める作業にも時間がかかりましたね」。
 そんな過程を経てできたデビルマンの姿が劇中でどう登場するのか、原作のファンならずとも気になるところ。
 「デビルマンの姿を完全にCGで表現してしまうと、人間の悪と善を物語っている原作の心得を表現できない。そこで、主人公である不動明の人間の心を作品の中でどう強調するのかを考えた結果、原作にはなかった悪と合体する不動明がデビルマンに変身するまでの中間にあたる姿を出すことで、それを表現しました」。
 主人公を務めた伊負專oの顔と背中にフルメイクを施した変身過程の姿は、人間と悪魔の狭間にいながらも世界平和を願う不動明の心が具現化されていた。
「現代にも通じる作品の内容は、
今読んでも古さを感じないですね」(伊負專o)


 原作が誕生してから約32年が経つが、不動明役の伊負專oと飛鳥了役の伊負E典は、すでに小学生の頃原作を読んでいたそうだ。不動明とデビルマンの一人二役に挑んだ央登は、その思いをこう語る。
 「作品のテーマが現代にも通じるような人間の本質をつく深いものがあるので、今読んでも古さを感じさせないですね。僕とってデビルマンは、悪魔とも人間とも言い難い、ヒーローという名に相応しくないキャラクターだなって思ったので、そのイメージに近づくため、1年間身体を鍛えて撮影に挑みました」。
 落ち着いた口調ながら、熱い意気込みを胸の内に秘め、真摯に役作りに励んでいた様子がうかがえた。

 FLAMEというユニットで音楽の分野でも活躍している伊阜Z弟は、ふたり揃っての映画初出演を飾った。そのことについて央登は、「お互いひとりの俳優として見ていたので、兄弟ということは意識しなかったです」と話す一方、右典は「他の俳優さんと演技をする時とは違って、兄弟だから気がねなく演技が出来たことが恵まれているなって思いました」とコメント。また、右典は演技に対する思いも語ってくれた。
 「コミックがテレビアニメ化された時の声優の声が、自分の思っていた声のイメージと違うことがある。でもそれが慣れてくると違和感がなくなってくるのと同じで、飛鳥了は誰も演じたことがないし、僕が演じることで、観客のもつイメージと馴染んでくれればいいですね」。

 不動明に想いを寄せるヒロインの美樹役を務めた酒井彩名も、原作の内容に衝撃を受けたうちのひとり。
 「ショッキングな物語の内容に驚かされました。でも私の演じた役は、そのショッキングな内容に携わる重要な役なので、この役を頂けて凄く光栄だなって思います」。
 美樹の友人で、心は人間のまま体だけがデーモン化してしまったミーコ役の渋谷飛鳥は、「演技自体が初めてでしたが、監督からアドバイスをもらいながら頑張ることができました。演じる前に気持ちを先に作って『私がもしデーモンだったらどうするんだろ?』っていうことをずっと頭に置きながら演技をしていました」と話した。

 本編のクライマックスは、愛知県犬山市にある明治村の聖ザビエル天主堂で撮影が行われたそうだ。「超強力なライトを使って、教会の良さを存分に出せるような撮影をしました」と語る那須監督の見せ場のシーンにも注目したい。

      (取材・文/編集部 平山聡美)



(C)KADOKAWA X MEDIA ALL RIGHTS RESERVED.