映画 情報 新作 試写会 上映スケジュール
ようこそ!   メンバーページ
占い
グルメWalker WeddingWalker 宅配 /  エンタメ /  ショッピング /  ケータイ /  占い
関東エリア映画館リスト東京都23区東京都有楽町日比谷銀座東銀座新宿新宿歌舞伎町
渋谷池袋お台場六本木恵比寿吉祥寺神奈川県千葉県埼玉県茨城県群馬県栃木県
RSS配信一覧
2005.3.4(金)更新
【トークショー】
潜水艦の中、イイ男たちの熱い戦いを描く「ローレライ」
監督の樋口真嗣とピエール瀧のトークに沸いた
<HMV「ローレライ」キャンペーン>に潜入!
【トークショー】潜水艦の中、イイ男たちの熱い戦いを描く「ローレライ」監督の樋口真嗣とピエール瀧のトークに沸いた<HMV「ローレライ」キャンペーン>に潜入!
HMV心斎橋のメインステージに現れた、樋口真嗣監督とピエール瀧。「役で坊主頭にしてるんですけど、撮影中キープするのに大変でした」(ピエール瀧・写真右)「(撮影中は)20キロ近く意識して痩せたのに。元の木阿弥だよ。また痩せたい。映画を撮らないと痩せられない体質です」(樋口監督・写真左)
【トークショー】潜水艦の中、イイ男たちの熱い戦いを描く「ローレライ」監督の樋口真嗣とピエール瀧のトークに沸いた<HMV「ローレライ」キャンペーン>に潜入!
鬼軍曹・田口を演じているときは「野球部の三年のときに一年をいびってたことを思い出しました」と語るピエール瀧。「これが軍服が似合っちゃって似合っちゃって」と自画自賛しつつ、「(出演者の)みんなで集まって、軍服ホストとかやります?(笑)」
【トークショー】潜水艦の中、イイ男たちの熱い戦いを描く「ローレライ」監督の樋口真嗣とピエール瀧のトークに沸いた<HMV「ローレライ」キャンペーン>に潜入!
気の早いファンからDVD化した際の特典を聞かれた樋口監督。「まずは劇場で観てみて」とピエール瀧とともに断ったあとで、「3月上旬には『ローレライ』の絵コンテ本が店頭に並ぶ予定です」と、ファンには嬉しいこぼれ話が飛び出した
【トークショー】潜水艦の中、イイ男たちの熱い戦いを描く「ローレライ」監督の樋口真嗣とピエール瀧のトークに沸いた<HMV「ローレライ」キャンペーン>に潜入!
■3月5日(土)〜・日劇PLEXほか全国東宝邦画系にてロードショー
(c)2004 フジテレビジョン・東宝・関西テレビ放送・キングレコード
【STAFF&CAST】
監督:樋口真嗣 原作:福井晴敏 脚本:鈴木智 音楽:佐藤直紀 出演:役所広司 妻夫木聡 柳葉敏郎 香椎由宇 石黒賢 小野武彦 佐藤隆太 ピエール瀧 (2004東宝) 128分

【樋口真嗣 プロフィール】
1965年、東京都生まれ。高校卒業後、東宝撮影所にアルバイトとして入社。「ゴジラ」('85)に造形助手として参加後、自主制作映画団体での活動を経て、「ガメラ」シリーズをはじめとする作品で特技監督として活躍。またTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」では絵コンテ、脚本として参加。アニメ・実写問わず幅広く手がけ、本作で本格的長編作品デビューを飾る

【ピエール瀧 プロフィール】
1967年、静岡県生まれ。1989年、石野卓球らと“電気グルーヴ”を結成。日本の音楽シーンにテクノを浸透させた立役者的存在。1995年にソロ映像作品「メカノ」発表後、電気グルーヴの映像をはじめ、映像作品を数多くリリース。声を活かしナレーター業もこなす。「SF サムライ・フィクション」('98)でスクリーンデビュー後、近年では「アイデン&ティティ」('03)や「SURVIVE STYLE5+」('04)などに出演。また漫☆画太郎の漫画「樹海少年ZOO1」の原作を手がけるなど、その活躍の場は広い


>> 公式サイト
>> 「ピエール瀧」公式HP
>> 「ローレライ」製作発表会見
>> 【合同インタビュー】
「ローレライ」役所広司&妻夫木聡
MovieWalkerレポート TOPへ
「まな板の上の鯉というかね、
今は一番緊張する時期なんです」(樋口監督)


 終戦間近の日本を舞台に、“ローレライシステム”という新しい兵器システムを備えた潜水艦、伊五〇七号で必死に戦った男たちの勇姿を描く「ローレライ」(3月5日(土)〜・日劇PLEXほか)。現在、CD&DVDストアのHMV全店では、抽選で「ローレライ」オリジナル・グッズなどがもらえる<HMV「ローレライ」キャンペーン>を展開中だが、その一環としてキャンペーン初日に、本作の樋口真嗣監督と強面の掌砲長・田口徳太郎を演じたピエール瀧HMV心斎橋に来場。予定終了時間を大幅にオーバーする、白熱のトークショーが開催された。

 HMV心斎橋のメインステージに、ふたりは静かに登場。しかし、煽りの名手、ピエール瀧が「(自分は)HMVに来る時は万引きが主です(笑)、セキュリティが甘いからね」といきなり冗談を飛ばし、観客の心をぐっとひきよせトークショーはスタート。公開を目前に控えた樋口監督は、「まな板の上の鯉というかね、今は一番緊張する時期なんです」と心境を語った。
「ピエールさんが演じた田口という男が
一番重要なキャラクターだと思う」(樋口監督)


 祖国、愛する人、守るべきものをそれぞれ胸の内に秘め、1つの潜水艦に乗り込んだ男たちを演じたのは、役所広司や妻夫木聡らといったビッグネーム。「イイ男博覧会全日本」と監督が形容する豪華な俳優陣の中で、異彩を放つのがピエール瀧だ。
 「ピエールさんが演じた田口という男が、この中で一番重要なキャラクターだと思うんです。他は定番系の方で固めた中で、『田口を誰にするのか』で結構もめました。自分や甘木というプロデューサーが『ピエールさん絶対いいよ!』って推すと『なんだそのふざけた名前は』とか言われて…。説得するのに凄い時間がかかりました」。
 本作では「『戦場のメリークリスマス』のたけしさんと同じくらい、強烈なキャラクターが作れた」と、樋口監督をうならせる存在感を披露し、見事期待にこたえたピエール瀧。だが、台詞あわせのときは「本読みとかやるんだ! うわー、初めて! どうしよう」と不安になったとか。また撮影現場では、艦長の補佐役の木場に扮した柳葉敏郎と対峙した場面を例にあげ、「これギバちゃんじゃん! なんで俺ギバちゃんとにらみ合ってるの?」と、ドキドキの連続だったことを明かしてくれた。

 樋口監督が「プラモデルの箱絵のかっこよさみたいなものを再現してみよう」と試みた本作の中で、苦労したのが潜水艦内のシーン。狭い艦内のセットの中、複雑に絡み合う人間模様をいかに見せるかが重要だったという。撮影に行き詰ると、“「ローレライ」イイ男軍団”と樋口監督は、頭をフル回転させ試行錯誤を重ねた。そんな撮影現場の雰囲気をピエール瀧は「“ワキアイアイ”でした(笑)」と、ダチョウ倶楽部よろしくフリつきで語る。「野郎ばっかりだったけど怒声が飛び交うわけでもなく、割りといい感じでいさせてもらった」という言葉からも、それがにじみ出ている。
「娯楽映画として、
プレーンな気持ちで楽しんで」(ピエール瀧)


 「若い奴とかって『なんじゃこれ』って否定で入ったりするじゃん。そうじゃなくて、娯楽映画としてまずはプレーンな気持ちで楽しんでもらいたい」と、2ヶ月間を田口として過ごしたピエール瀧は本作をPR。一方、約1年に及ぶ製作期間の中で、役所広司が演じた艦長、絹見の台詞「あきらめるな!」に励まされつつ本作を完成させた樋口監督。彼が「ローレライ」で伝えたかったことは、一体何なのだろう?
 「戦争中に大変な思いをした人たちのおかげで、今がある。でもやっぱり、今も嫌な事件とか、たくさんあって大変じゃないですか。そんなときでも、自分で考えて自分で前に進まなきゃいけない。観終わった後、『明日から喧嘩をグーでするのはやめよう』とか、『万引きはやめよう』とか(笑)思ってもらえたら。そういうことじゃないですかね」。

 樋口監督が「ゆりかごから墓場まで」の年齢層に観てもらいたいと言えば、すかさずピエール瀧が「ゆりかごからって広くない? 泣き出すよ。“ドカン”とかいったら『オギャ!』ってね」とつっこみを入れるなど、ふたりの息はぴったり。きっと作品にもそれが活かされてるんだろうな、なんて思ったりもしたが、まずは「プレーンな気持ちで」楽しんでみたい。

(取材・文/編集部・谷口千佳)


(C)KADOKAWA X MEDIA ALL RIGHTS RESERVED.