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| 注目の若手スター、海東健のインタビュー後の印象は“爽やかな熱血漢”。現在放映中のNHK大河ドラマ「義経」では、義経と道中を共にする佐藤忠信役を好演 |
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| スポーツマンの彼は2003年にホノルルマラソンを完走。現在は登山に興味津々とか |
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■「村の写真集」は4月23日(土)より東京都写真美術館ほかにて全国順次公開 [c]2004「村の写真集」製作委員会 |
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STAFF&CAST 監督・脚本:三原光尋 音楽:小椋佳 出演:藤竜也 海東健 宮地真緒 甲本雅裕 ペース・ウー 桜むつ子 吹石一恵 大杉漣 原田知世 (2004/ビデオプランニング=ワコー配給)111分 【海東健 プロフィール】 1979年、東京都出身。NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」(2002)で注目され、「夢のカリフォルニア」(2002)、「恋愛偏差値」(2002)、「お義母さんといっしょ」(2003)など、多数のドラマに出演する。映画は「海猿」(2004)に続いて本作が2作目。現在、NHKの大河ドラマ「義経」に出演中

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「不器用で頑なだけど家族を心から愛している。 ああいう親父がいるといいなって思います」

山々が折り重なる徳島の山間部の小さな村を舞台に、素朴な家族愛を丹念に描き上げた映画「村の写真集」。そこに映し出されているのはまぎれもない日本の原風景で、観る者の心を心地よく包み込んでくれる。 そんな本作で、頑固一徹な写真店の店主に扮した藤竜也と共に、父子の絆を体現したのが、若手スター海東健だ。NHK大河ドラマ「義経」で義経と道中を共にする佐藤忠信役を熱演している彼だが、本作では反発しながらも父との心の溝を少しずつ埋めていく息子役という難しい役どころにトライしている。そこで、きっと本作を経て、役者としてまた一皮むけたであろう彼に、単独インタビューを決行した。 「まず脚本を読んだ時、親父と息子の話だったのですごく印象に残りました。そこに描かれている家族関係に惹かれて、ぜひ演じてみたいと思ったんです」 彼は都会で働く見習いカメラマンの息子役だが、ある時父親の仕事を手伝うために、しぶしぶ地元徳島へ帰ってくる。そんなぎこちない父と息子の関係性は、彼自身の経験とも重なるところがあったという。 「かたくなな親父だけど、本当は息子のことを思っているという点にグッときました。また、親父の撮った写真を現像してみて、改めてまだまだ親父の力には及ばないなって痛感するシーンなども思い入れが深いですね」
父親役の藤竜也とは、「海猿」(2004)に続いて2度目の共演ということで、息もぴったりだ。そんな藤を彼は心から慕っているようだ。 「藤さんは、非常に素敵な方ですよ。藤さんの方からいろいろと話しかけてくれて、劇中の親父と息子みたいな信頼関係を築いてくださいました。そんなにたくさんしゃべる方ではないんですが、ほっとひと息ついたところでリラックスさせてくれたり、撮影の合間に車でいろんなところに連れていってくれたりしました」 もちろん、役者としてもリスペクトしてやまない。 「すごく幅が広くて、深いな〜って思える役者さんですね。いろんな経験を積まれているからこそ、人間味溢れる魅力を出すことができるんでしょう」 彼がそう語るとおり、写真家の父親像には、藤竜也という人間そのものが刻んできた年輪が感じられる。加えて昔かたぎの頑固な父親像について、海東は優しい眼差しでこうも語る。 「なんていうか、昔よくいた父親像ですよね。不器用でかたくなだけど、家族を心から愛している。ああいう親父がいるといいなって思いますよ。誰よりもやさしいけど、誰よりも厳しいってところがね」 |
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「目標は特に作らないんですが、 何かに挑戦するのは大好きなんです」

映画でもドラマでも、さわやかな好青年役が多かった彼。でも、今回は茶髪で都会ずれした少し反抗的な息子役が新鮮だった。そこでこの映画で伝えたかったメッセージについて尋ねてみると 「家族や人間同士の絆。そして自然の雄大さですね。荒々しい映画じゃないけど、メッセージがすごく伝わってくる映画だと思いました」と、言葉をかみしめるように話す。 実際に徳島の人々との交流も思い出深かったようだ。 「いつも地元の方がたくさん来てくださいました。おじちゃんやおばちゃんと話したり、撮影のために家にあがらせてもらったりと、コミュニケーションがとれる現場だったのですごく楽しかったですよ。炊き出しの野菜なども自然の甘さがあって、本当においしかったですし。撮影期間は約1ヶ月間でしたが、あっという間でした。でも、それがあったからこそ、作品にも役柄にも入り込めたと思います」 そう目を細めて嬉しそうに話す彼の無邪気な表情が印象的だ。
映画は本作で2本目となるが、やはりそれぞれの共演者やスタッフとの出会いは魅力だという。では、目標にしている役者についても聞いてみたい。
「好きな役者さんはたくさんいるけど、目標を置いてしまうとそれ以外になれなくなってしまいそうだから、あえて置かないようにしています。でも、もともとこの世界に入ったのは、『ゴッドファーザー』(’72)のアル・パチーノに憧れてたからかな。特に高校生くらいの時って男くさいのがカッコ良く見えたりするから」
また、スポーツマンでもある彼は、2003年ホノルルマラソンにもトライして見事に完走している。 「目標は特に作らないんですが、何かに挑戦するのは大好きなんです」 そのスタンスは仕事においてもプライベートにおいても共通している。目標にがんじがらめになることはないが、常にチャレンジ精神は旺盛だ。ちなみに今度は登山にトライしてみたいという。きっと俳優としても人間としても、今後幾多の山々を越えていくことだろう。そんな肩肘張らないアグレッシブさがいい。
(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子) |
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