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| ピュア過ぎて、傷つけ合ってしまう関係を撮らせると独自の発光体としての輝きを放つ井口昇監督。「目指したのは、ほのかなエロチズムです。下品にならないように気を付けました。僕、今35歳なんですけど、僕の中の中年度と少年度が撮影中ずっと葛藤し続けてました」東銀座・松竹の応接室にて |
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| 2人のヒロインには「自分がまず演じてみせる」という演出スタイルをとった井口監督。「クルシメさん」の撮影現場では主演女優から「もういや!」と言われたこともあるそうだが、井口監督の映像に対する“ヘビ”のような執念が今回、見事に実を結んでいる |
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| 美土路村で暮らす京子役を演じた成海璃子(右)は、土曜ドラマ「瑠璃の島」(日本テレビ系)に主演している人気急上昇中のアイドル。東京から来た弓子役の中村有沙は、井口監督がオーディションで抜擢。「天才てれびくんMAX」(NHK教育)にレギュラー出演し、監督いわく「その筋で、大変な人気」だそうだ |
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| 大変! 村の人たちがみんなヘビ人間になっちゃった!! 弓子の着ている水玉の洋服やリボンが、楳図ワールドの雰囲気をうまく伝えています。ちなみにロケ地は神奈川県。1週間のロケで毎日夜9時には子役たちを家に帰すという、なかなかタイトなスケジュールだったとのこと |
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一体どこまでが幻想なのか、現実なのか? 学校でも家庭でも“いい子”を演じていた弓子に、次々と不可解な出来事が起こる。はたして、ヘビ女の正体とは……!? 井口監督がこだわった“恐怖におののく顔”がこれだ [c]2005 楳図かずお/「楳図かずお 恐怖劇場」製作委員会 |
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【井口昇監督 プロフィール】 1969年、東京都生まれ。学生時代に撮った8ミリ作品「わびしゃび」(’88)がイメージフォーラムフェスティバルで審査員賞を受賞。平野勝之ら個性的な映像作家のもとで様々な成人向けビデオの撮影現場を経験する一方、自主制作作品「クルシメさん」(’97)、「アトピー刑事」(2003)、「恋する幼虫」(2003)は劇場公開され、カルト的な人気を得る。身長158cm、体重85sというチャーミングな体型を活かして、劇団「大人計画」などの舞台や映画にも出演。2005年4月には初めての単行本「恋の腹痛、見ちゃイヤ!イヤ!」(太田出版)を上梓。井口監督らしい可笑しくて、ちょっぴりホロ苦いコラム集なのだ。
STAFF&CAST 原作:楳図かずお 脚本:小中千昭 監督:井口昇 撮影:喜久村徳章 特殊造型:原口智生 出演:成海璃子 中村有沙 鈴木理子 安井昌二 中原翔子 嶋田久作 田中美奈子(2005/松竹)53分
■『楳図かずお恐怖劇場』は6月17日(土)より渋谷ユーロスペースにてレイトショー、全国順次公開。「まだらの少女」は「ねがい」との2本立てで6月25日(土)〜7月1日(金)の上映

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