 |
|
| 「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」という4編すべてに出演した浅野忠信。ブリーフ1枚で大奮闘してる彼の熱演ぶりが白眉! |
|
 |
|
| スクリーンで見るシャープさと、素顔の脱力系とのギャップが激しい松田龍平。今回は覗き見をする書生という怪しげな役柄にトライ |
|
 |
|
| 近年めきめきと頭角を現してきた若手イケ面スター、成宮寛貴。ナルシズムと狂気があいまった美青年役はかなりハマってるぞ |
|
 |
|
| 左から・竹内スグル監督、成宮寛貴、浅野忠信、松田龍平、佐藤寿保監督、カネコアツシ監督 |
|
 |
|
STAFF&CAST 監督:竹内スグル 実相寺昭雄 佐藤寿保 カネコアツシ 出演:浅野忠信 成宮寛貴 松田龍平 森山開次 市川実日子 中村友也 寺田農 岡元夕紀子 韓英恵 大森南朋 緒川たまき 田口浩正(2005/アルバトロス配給)134分 ■今秋よりシネセゾン渋谷ほかにて全国ロードショー

>> 公式サイト |
|
MovieWalker「予告編・動画」一時閉鎖のお知らせ |
|
|
|
|
| MovieWalkerレポート TOPへ |
|
|
|
「乱歩の小説を4人の監督が撮るという企画が 面白そうだと思って出演しました」 (浅野忠信)

時代を経ても色褪せない、江戸川乱歩による屈指の怪奇幻想ミステリーの数々。今回はその中の「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」という4編の小説が、浅野忠信や松田龍平、成宮寛貴らを迎えてスタイリッシュなオムニバス・ホラー映画として映像化された。 メガホンをとったのは、PVやCMで活躍する映像ディレクター竹内スグルに、「姑獲鳥(うぶめ)の夏」も公開される異端のベテラン実相寺昭雄、ピンク映画界の鬼才、佐藤寿保に漫画家カネコアツシといった個性派メンバーだ。そこで、キャストを代表する浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平と、竹内スグル、佐藤寿保、カネコアツシという3名の監督を迎えて、完成披露舞台挨拶が行われた。
今回4作すべてに出演し、体当たり演技を披露しているのが浅野忠信だ。 「僕は江戸川乱歩の小説はまったく読んだことがなかったけど、その乱歩の小説を4人の監督が撮るという企画が面白そうだと思って出演しました。でも、やってみたらすごく大変でしたが(笑)、面白い監督たちが素晴らしい作品に仕上げてくれました」
成宮寛貴は実相寺昭雄監督の「鏡地獄」で魅惑的な美青年役にて新境地を開拓。 「江戸川乱歩の世界観がすごく出てる作品になったと思います。自分の役者人生においてなくてはならない仕事となりました」と、目を輝かせて言った言葉どおり、役作りについてはかなり入り込めたよう。 「ストイックさとナルシズムがやっていくうちにリンクしていきました! 歪んだ人間像を作るように心がけましたね」
続いて、スクリーン上とは打って変わり、壇上ではいつも脱力系の松田龍平。役作りについて苦労した点をたずねられても 「役作りについて意識したことはありません」と一言でばっさり……。 とはいえ、「御法度」(’99)以来の共演となった浅野忠信に関して話題をふられると 「浅野君とはいっしょにやるのを楽しみにしてました。ふたりの絡みはなかったけど、楽しかったです」と、言っていた。
そんな役者陣だけではなく、監督陣も作品に対する愛着はたっぷり。今回が劇場用映画監督デビュー作となる「火星の運河」の竹内スグル監督は 「初めて劇場用長編をアイスランドで撮って、あまりの大変さに5度くらいやめようかと思いましたがなんとか完成しました(笑)。百夜ということで撮影し放題だったので、浅野くんがいちばん大変だったと思います」と、撮影の苦労を語ると、「芋虫」の佐藤寿保監督は 「江戸川乱歩の小説を読んだ時の怪しさやときめきを映像化して、脳髄を刺激するような作品に仕上げようと思いました」と情熱的なコメントを披露。また、自身が漫画家であるというカネコアツシ監督は
「初の監督作で、映像の現場も初めて体験しました。でも、役者さんたちにおまかせして、自分自身は好き勝手やって、無責任に楽しませてもらいました」と笑顔でコメント。
そんなキャスト、スタッフ陣の個性が化学反応を起こし、一筋縄ではいかない映像作品に仕上がった「乱歩地獄」。最後に浅野くんが 「まとめて4作を観たらお腹いっぱいになるかもしれません。それぞれが濃い作品なので、リラックスして観てください」と言っていたが、実に的を射ているコメントだと思う! そんなとびきりディープな乱歩ワールドをじっくりとご堪能あれ!
(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子) |
|

|
|

|
|

|
|

|
|