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| これまでに使用した16mmフィルムではなく、更に粒子のクリアな35mmフィルムで撮影したことで、より鮮明な画質に仕上がった本作。完成後、自ら目にして「観え過ぎて、すごくクリアで照れ臭かった」と感想を述べた山下監督。しかし、それが作品に澄み切った感じを与えている |
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| この日はうだるような暑さが大阪を覆った。そこへ、何とも涼しげなシャツで現れた監督。これまでに何度かお話を伺う機会があったが、今回は以前よりちょっぴり余裕が含まれてきたような気がした。どんどん大監督へとステップを踏んできた表れか!? |
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| 「すごい頭がいい」と山下監督が評したペ・ドゥナ(右端)は、日本語もほとんど分からないままで撮影に臨んだ。通訳を介して指示が伝えられたが、それ以上のことを伝えたい時などは、互いに困ったことも。特にペ・ドゥナはストレスを感じている時、「かなり鈍感な僕でもわかった」と山下監督。だが、そんな彼女は“山下流”の笑いを一身に背負い、見事に演じ切っている |
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| 7月23日(土)〜シネセゾン渋谷、吉祥寺バウスシアター、8月6日(土)〜テアトル梅田ほか全国順次ロードショー |
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STAFF&CAST
監督・脚本:山下敦弘 脚本:向井康介、宮下和雅子 音楽:ジェームス・イハ 出演:ぺ・ドゥナ 前田亜季 香椎由宇 関根史織 三村恭代 湯川潮音 山崎優子 甲本雅裕 小出恵介 三浦誠己 近藤公園 ピエール瀧 山本浩司 山本剛史(2005/ビターズ・エンド・114分)
【プロフィール】
1976年8月29日、愛知県生まれ。95年に大阪芸術大学映像学科に入学。先輩である熊切和嘉監督に出会い、「鬼畜大宴会」('97)にスタッフとして参加する。99年に卒業制作として長編作「どんてん生活」を完成させ、2000年度のゆうばりファンタスティック映画祭にてオフシアター部門グランプリを受賞。その後、東京国際映画祭からの助成金を得て「ばかのハコ船」('02)を制作、つづく「リアリズムの宿」('03) で国内外で高い評価を得る。そして、これまでのジャンルとはかけ離れた近親相姦を扱った「くりいむレモン」('04)に取り組んだのをはじめ、新ジャンルに次々と挑戦している

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