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| 「昭和33年を生きた人に恥ずかしくないように、一生懸命演じました」と、吉岡秀隆。酔った勢いで面倒を見ることになった淳之介との間に生まれる愛は号泣もの |
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| 「毎日現場に行くのが楽しくて仕方なかった」と、堤真一。典型的な日本の“親父”姿が新鮮。茶川とのバトル・シーンは迫力あるのに笑える! |
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| 「いつもは主観が入ってしまうんですが、完成した作品を観て一観客として心を打たれました」と、小雪。それにしても相変わらずお美しい! |
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後列左から、山崎監督、堤真一、吉岡秀隆、三浦友和 2列目左から、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希 前列左から、小清水一揮、須賀健太 |
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| ■「ALWAYS 三丁目の夕日」は11月5日(土)より全国東宝邦画系公開 |
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STAFF&CAST 原作:西岸良平 監督・VFX・脚本:山崎貴 脚本:古沢良太 出演:吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 三浦友和 もたいまさこ 薬師丸ひろ子(2005/東宝)133分

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「当時の人たちが東京タワーに託した未来に 恥じることのない作品」(吉岡秀隆)

連載から30年経った現在も多くのファンを持ち続ける人気コミック「三丁目の夕日」が映画化された。東京タワーが建設中だった昭和33年の東京・下町を舞台に“日本人の原風景”そして“懐かしさ”を描いた心温まるエンターテインメントだ。11月5日の公開を前に、東京タワーを目の前にした東京プリンスホテル・パークタワーにて完成報告会見が行われた。出席者は、吉岡秀隆、堤真一、小雪、山崎貴監督など総勢10名。東京タワーのライティングを下半分のみにすることで昭和33年の建造途中のタワーを再現! というタイム・トラベル・セレモニーありの豪華な会見となった。
まずは一流の小説家を目指しているが、副業で駄菓子屋の店主をしている茶川竜之介を演じた吉岡秀隆の挨拶から。 「当時の人たちが東京タワーに託した未来の夢、そしてどんな時でも人々を見守っていてくれる東京タワーに恥じることのない、そんな作品ができたと思います」
続いて、茶川のお向かいさんでちょっぴり短気だけれど家族思いの鈴木オートの社長・鈴木則文を演じた堤真一。 「出来上がりを観て、こんなに心が温かくなる映画って最近なかったな、と思ったんです。自分が出ているにもかかわらず号泣してしまいました」
「雨が降らなくて良かったですね」と、屋外会見の天候を気にかけつつ映画の魅力を語る小雪。彼女が演じたのは、夕日町三丁目の一杯飲み屋のおかみ・石崎ヒロミ。 「便利じゃなかった時代の良さ、人との繋がり、今の時代のありがたさ等、いろんなものが感じられる映画です。生きていく原動力になると思います」当時の雑誌や資料を見てスタッフと作り上げたというヒロミのファッション、ヘアスタイルは、役作りの助けにもなったそう。
春夏秋冬、4つの季節の移り変わりと共に登場する愛すべきキャラクターたち。会見のメンツからもわかる通り、実に魅力的で豪華な顔ぶれだ。 「メイクも衣装もいつもと違った」と言う堀北真希は、集団就職で青森から上京し、鈴木オートに住み込みで働く“ろくちゃん”こと星野六子(むつこ)役。見事な津軽弁を披露した。なお、この日は彼女の17歳の誕生日でもあり、会場からはお祝いの拍手も。
昭和27年生まれのもたいまさこは、 「ダッコちゃんブームを思い出します」と当時の懐かしさを振り返り、子供たちからアクマ先生と呼ばれる開業医・宅間先生を演じた三浦友和は、 「『お願いだから観てください!』と言いたくなる作品に出会えることは十数年に一度。そのくらい素晴らしい作品です」と、どれだけ心に響く映画かを熱弁。
則文の良き妻・鈴木トモエを演じた薬師丸ひろ子は、 「スクリーンの中の人たちが本当に当時を駆け抜けてきたような気がして愛しくて仕方なかった。そんな気持ちになったのは初めてです」東京タワーが建つすぐ側、港区で生まれ育ったこともあり、感無量の言葉。
そして、日本映画界を代表する俳優たちに負けずと頑張りをみせた子役の2人。 「すごくいい映画だと思います。楽しんでください」と、茶川に養われることになる古行淳之介役の須賀健太。則文のひとり息子・鈴木一平役の小清水一揮も 「ほのぼのとして楽しい映画なので、子供も大人もおじいちゃんもおばあちゃんもみんなに観てほしいと思います」と、堂々と作品をアピールした。
最後の挨拶は、監督・脚本・VFXを手掛けた山崎貴監督。「ジュブナイル」(2000)、「リターナー」(2002)でVFXジャンルを開拓し成功を収めている彼であっても、未来ではなく人々の記憶にある時代をCGで描くことは挑戦だったそう。 「最初、話をいただいた時は『なんで僕なんだ?』って不思議に思いましたが、やればやるほど昭和30年代を生きた人たちのエネルギーが伝わってきて当時が好きになりました。監督するというよりは、キャストのみなさんの演技を一番最初に見せてもらう感じ。とても幸運な場所にいることができました。当時を知る人知らない人がこの映画をきっかけに話をしてくれたら嬉しいです」
昭和33年にタイム・スリップしたかのような空間が目の前に広がる「ALWAYS 三丁目の夕日」は、上質な物語、愛すべきキャラクター、驚くばかりの映像……と、ほんとに見どころ満載! 子供から大人まで家族みんなで観に行けるファミリー・ムービーだ。
(取材・文/ライター新谷里映) |
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