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| 爽やかな甘いマスクが好感度大の阿部力。すでに中国や台湾、香港で活動していて、日本でも連ドラ「花より男子」に出演中 |
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| 本作「大停電の夜に」では、帰化する前の本名:李冬冬(リー・トントン)というホテルで働く中国人役を好演 |
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| ポスト金城武と呼び声の高い彼。アジアを股にかける大スターへとはばたいていってほしい |
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| 本作では、大停電のため、井川遥扮するホテルの客と共にエレベーターに閉じ込められるという設定 |
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「大停電の夜に」は11月19日(土) 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系にて全国ロードショー [c]「大停電の夜に」フィルム・パートナーズ |
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【あべつよし プロフィール】 1982年、中国黒龍江省生まれ。父親が中国人で、母親が中国人と日本人のハーフというクオーター。9歳の時に日本に移住し、帰化。本作の役名、李冬冬は、帰化前の本名である。18歳の時、再び中国へ渡り、北京電影学院に留学。映画デビュー作は、フルーツ・チャン監督作「PUBLIC TOILET」(2000)で、本作はベネチア国際映画祭で絶賛される。映画の待機作としては、2006年に台湾で公開予定のチェン・インロン監督「国土無双」。また、現在TBS系 「花より男子」(毎週金曜22時〜)に出演中
STAFF&CAST 監督・脚本:源孝志 脚本:相沢友子 出演:豊川悦司 田口トモロヲ 原田知世 吉川晃司 寺島しのぶ 井川遥 阿部力 本郷奏多 香椎由宇 田畑智子 淡島千景 宇津井健(2005アスミック・エース)132分

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「金城武さんのようにアジア全体で 活躍できる役者になっていきたい」

クリスマス・イブの夜、大停電に見舞われた東京の街で繰り広げられる男女12人の愛の物語「大停電の夜に」。本作は「東京タワー」(2004)の源孝志監督のメガホンのもと、豊川悦司や原田知世をはじめとするオールスター・キャストがアンサンブル演技を披露している群像劇だ。その中のキャスト陣のひとりとして、爽やかな存在感をかもし出しているのが、TBS系のドラマ 「花より男子」の美作あきら役でも注目されている新進スター、阿部力だ。甘いマスクに、中国人と日本人のクオーターという点から、“ポスト金城武”との呼び声も高い彼。そこで今回、彼に直撃インタビューを決行した。
本作で初めて日本映画への出演を果たしたという阿部くん。 「日本で仕事をすること、日本の映画に出ることはずっと以前からの夢でした。映画出演はまだ2本目なのに、今回こんなにいろんな役者さんが出てる素晴らしい作品に参加できたこと自体が嬉しかったです」と、なんともソフトな笑みを浮かべる。
本作で彼が演じた役柄は、ホテルで働く李冬冬(リー・トントン)というベルボーイの中国人青年役。実はこの役名、彼が帰化する前の本名だという。 「いちばん最初に脚本を読んだ時は、李冬冬という役名はなくて、僕が演じるのは日本人の男の子の役でした。でも、源監督やプロデューサーとお会いして僕の経歴を話した時に、監督が今の李冬冬役という設定を考えてくれたんです。その後2回目に脚本を渡された時はすでに役名や設定が変更されてましたが、自分のためにそこまでしてくださったことに感激しました!」
そしてその李冬冬は、大停電によって、井川遥扮する草野美寿々と共にエレベーター内に閉じ込められてしまうという設定だ。当然のことながら、ほぼ密室でのふたり芝居が展開されることとなるが、井川遥と共演した感想についてはこう語っている。 「井川さんはすごくきっちりと役作りをしてくる方なので、とてもやりやすかったです。僕がすごいと思ったのは、最初にエレベーターに入ってきて泣くシーンです。あそこは何度か撮り直しましたが、何度でも涙がその場でバーッと出てくるんです。すごい集中力だと思って感心しました」 |
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ちなみにもし、劇中のようなシチュエーションで閉じ込められたとしたら、どうするのかを聞いてみた。 「映画の中では、ふたりでいろいろと話をしますが、実際にはそういう余裕はないんじゃないかな(笑)。僕なら一刻も早く脱出しようとまず考えますね」 そう生真面目に答える阿部くんの初々しさ、たまりませんね〜。
また、李は劇中で上海にいる彼女に一途な愛を捧げているというエピソードが登場する。実際の阿部くんはどうなのかという点も気になるところだ。 「僕も演じた役柄に近いと思いますよ(笑)。彼女一筋というか、そういう思いは強いです」と、はにかみながら照れ笑いをする阿部くんの表情も実に可愛い!
そんな彼は、これまで中国、台湾、香港などで活動してきたこともあって“ポスト金城武”と言われているのだろうけど、それについてはどう思っているのだろうか。 「すごく嬉しいです。でも、できれば少しずつ自分のスタイルを確立していき、“ポスト○○”というよりも阿部力単体で呼ばれるようになっていきたいですね」
おお〜、頼もしいではないか。また、活動の拠点に関しても 「中国に行ったきっかけも日本や他の国で仕事がしたかったからなんですが、今後も自分で活動の場は広めていきたいです。いろんなことを経験できればいいですね。そういう意味でも、金城武さんのようにアジア全体で活躍できる役者になっていきたいです」
ひとつひとつの質問に対して実に誠実で素直なコメントを返してくれた阿部くん。彼にとって今年はまさに勝負をかける年だったに違いない。でもすでに連ドラ出演も果たし、本作「大停電の夜に」によって更なる飛躍が期待される。ぜひ、金城武に追いつけ追い越せの勢いでステップアップしていってほしいものだ。
(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子) |
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