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2006.2.28(火)更新
【動画・来日インタビュー】
ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で
神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
【動画・来日インタビュー】ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
美しき白い魔女役のティルダ・スウィントン。ウィットに富んだ話術でインタビュアーを魅了する素顔の彼女も素敵
【動画・来日インタビュー】ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
ストライプのシックなスーツがお似合い。本作の後はジム・ジャームッシュ監督作「ブロークン・フラワーズ」が待機中
【動画・来日インタビュー】ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
圧倒的な存在感を見せる白い魔女役のティルダ。雪の女王を彷彿させる冷たさと美しさに思わず見入ってしまう
【動画・来日インタビュー】ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
4人兄弟が迷いこんだのは、白い魔女によって春の来ない国にされてしまったナルニア国。ここで彼らは大冒険を繰り広げる
【動画・来日インタビュー】ファンタジー大作「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」で神秘的な白い魔女を演じたティルダ・スウィントンの素顔とは!?
■「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」は3月4日(土)より丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開。
THE CHRONICLES OF NARNIA, NARNIA, and all book titles, characters and locales original thereto are trademarks of C.S. Lewis Pte Ltd. and are used with permission. [c]Disney/Walden.
【ティルダ・スウィントン プロフィール】
1960年、スコットランド生まれ。ケンブリッジ大学に学ぶ。デレク・ジャーマン監督作「カラヴァッジオ」(’86)で映画デビュー。以降監督のミューズとなり、「ラスト・オブ・イングランド」(’87)、「ザ・ガーデン」(’90)などの7作品に参加。「エドワードII」では、ベネチア映画祭主演女優賞にも輝く。その後「オルランド」(’92)でも高く評価される。そのほか主な出演作としては「バニラ・スカイ」(2001)、「アダプテーション」(2002)、「猟人日記」(2003)、「コンスタンティン」(2005)など。待機作品としては、「ブロークン・フラワーズ」がGW公開予定

STAFF&CAST
監督・総製作指揮・脚本:アンドリュー・アダムソン 原作:C・S・ルイス 出演:ジョージ・ヘンリー スキャンダー・ケインズ ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル リーアム・ニーソン ティルダ・スウィントン(2005米/ブエナビスタ) 140分
>> 公式サイト
>> 来日記者会見
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「既成概念とは違う白さを強調した魔女
というものを意識して演じたの」


 鳴り物入りで上陸した「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」が、いよいよ今週末に封切られる! 本作は、20世紀を代表する英国作家C.S.ルイスの全7巻からなるファンタジー小説「ナルニア国物語」の映画化第一弾。春休み映画の中でも群を抜いて話題をさらっている超大作なのだ。
 子供たち4人がひょんなことからナルニア国に迷い込み、冒険をするという夢いっぱいのファンタジーである本作。子役4人はもちろんブレイク必至だが、この彼らの存在感を凌駕するほどすさまじい個性と魅力を発揮しているのが、美しく冷酷な“白い魔女”役のティルダ・スウィントンである。そこで、今回、来日したティルダを直撃してみた!

「白い魔女は人間ではなく超人的な存在でなければいけなかった。しかも、劇中での役割は、“悪”で、子供たちを怖がらせるという役どころ。まずはどうやったら子供たちを恐がらせられるかということを考えてみたの」と、役作りについて語ってくれたティルダ。
「自分が小さかった頃、何が怖かったかを監督と話しあったの。それで、大声を張り上げたりする大人とかに対してはあまり怖いとは思わなかったけど、自分に対して冷淡な人には恐怖を覚えたという記憶があったので、そういう人を演じようと思ったの。つまり、子供たちにはとって不可解な存在、感情を全く感じさせないようなキャラクター作りを心がけたのよ」
 確かに彼女の言うとおり、凍りつくような眼差しの白い魔女は決して感情を露にしない。だが、その圧倒的なオーラと美しさは、スクリーンに現れただけで観る者をくぎ付けにする。

 もちろん内面だけではなく、衣装やメイクにおいても、白い魔女の神秘性が見事に表現されている。監督には彼女自身もいろんな意見を出したという。
「魔女役はきっと誰が演じたとしても、外見をどうするかってことを考えるのに時間を費したと思うわ。それで今回は台詞や行動よりも、存在感そのもので敵を凍らせてしまうような人物像を作り上げようとしたの。だから外見はモダンでありながらも美しい魔女を作り上げたつもり。やっぱり悪役は魅力的じゃないとだめよ。
 それに通常の悪役ってほとんどの場合ダークな色で描かれるから、強烈なアイライナーや赤いネイルを使ったりしがち。でも、今回はそんな既成概念とは違う白さを強調した魔女というものを意識して演じたのよ」

 そんなティルダは、かつて「テンペスト」(’79)、「エドワードU」(’91)のデレク・ジャーマン監督のミューズとして名を馳せた女優だ。でも、近年はエキセントリックな役柄でさらに役者としての幅を広げようとしているように思えてならない。「コンスタンティン」(2005)の大天使役といい、本作での白い魔女役といい、あえて個性的な役柄を選んだりしているのだろうか。
「実は役で作品を選んでるわけじゃないの。選んでるのは役でも企画でもなく、監督なのよ。なぜなら映画の製作期間やプロモーション期間も含め、監督とは何年間もいっしょに過ごさないといけないから、やはりいっしょに仕事をしたいと思う監督を選ぶようにしているの。共に映画を作っていく中で、同胞意識をもてる監督に惹かれるわ。本作にもいえることで、まずは監督がいちばん大事だったの」
 ちなみに本作の監督は「シュレック」(2001)「シュレック2」(2004)のアンドリュー・アダムソン監督。デレク・ジャーマン監督が他界して以降は、同じ監督と複数の作品を共にするというスタイルをとらなくなったが、それでも才能溢れる監督の作品に出演することで、演技に磨きをかけてきたことはいうまでもない。

 さらに、全世界64カ国以上で興行成績初登場No.1ヒットをマークしている本作に出演したことで、女優として心境の変化などはなかったのだろうか。
「そうね、今回『ナルニア国物語』のビデオ・ゲームの取材があって、初めてゲームというものを体験できたし、それがどういうものかってことを知ることができてよかったわ。また、映画のキャンペーンなどで各国へ行くからマイレージもたっぷりたまった。でも、それ以外は何も変わってないわよ(笑)」
 そうさらりと答えてくれた彼女。記者会見時もそうだったが、おべんちゃらや美辞麗句などは一切口にしないタイプ。そういえば、記者会見時も、お気に入りのシーンについて「ウィリアム(ピーター役)と二刀流で戦ったり、スキャンダー(エドマンド役)を剣で刺したりするシーンかしら(笑)」といったブラックなコメントで笑いをとっていた点が新鮮だった。また、ファッションも劇中のゴージャスな白い魔女のイメージとは違い、会見時もインタビュー時もモノトーンのシックなスーツだった。どちらかというと“スター”よりも“アクトレス”が似合うタイプ。いいねいいね〜。そんな職人気質のティルダ・スウィントンという女優の今後に、ますます興味をもった!

(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子)



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