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| 韓国きっての演技派スター、チェ・ミンシク。今回はトランペッター役にトライし「トランペットを吹くために死ぬほどがんばった」とか |
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| 満開の桜が印象的なポスター・ビジュアル。「本作は、これから来る春にふさわしい作品」とのこと |
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■「春が来れば」は3月25日(土)よりシネマスクエアとうきゅう他全国順次ロードショー (C) 2004 Chungeorahm Film.All rights reserved. |
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STAFF&CAST 監督:リュ・ジャンハ 脚本:ユン・ジェグン イ・ウンギョン チョンホ・ドクジェ リュ・ジャンハ 出演:チェ・ミンシク キム・ホジョン チャン・シニョン キム・ガンウ ユン・ヨジョン イ・ジェウン キム・ヨンオク チャン・ヒョンソン (2004韓/ソニー・ピクチャーズ)128分 ■3月25日(土)よりシネマスクエアとうきゅう他全国順次ロードショー

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「寝るのと食事する時間以外は トランペットを吹いていました」

韓国映画界きっての名優と称されるチェ・ミンシク。決してイマドキのイケメンとは言えないが、その内面からにじみ出る男くささには、若手俳優にはない魅力がある。 そんな彼が「オールド・ボーイ」(2003)の次に選んだ作品が「春が来れば」。夢を諦めきれずにくすぶっていたトランペッターが、吹奏楽部の中学生たちとの交流を通して、人生に希望を見出していく物語だ。ミンシクは、過激で暴力的だった「オールド・ボーイ」から一転、人間味あふれる主人公を熱演している。 3月25日(土)の公開を前に、ミンシクが緊急来日。記者会見を行なった。
チェ・ミンシクといえば、前作「オールド・ボーイ」では、15年間監禁された男を演じるために10kg体重を落として撮影に臨んだというエピソードもある演技派。そして、今回の「春が来れば」で彼が演じるのはトランペッターである。
「役作りにトランペットの練習は不可欠でした。(演奏の腕を)ある程度のレベルに持っていく必要があって、寝る時間と食事する時間以外はずっとトランペットに触って吹いていました。周りからはうるさいと言われ、迷惑をかけたかもしれないですね(笑)」とミンシクは語る。「趣味で練習するなら、ストレスなく楽しかっただろうけど……」とも。
本人いわく、トランペットを吹くために“死ぬほどがんばった”そうだ。ベテラン俳優でありながら、役作りにも決して手を抜かない──彼の発言からは、そんな姿勢が伝わってくる。 |
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「演技はテクニックではなく 純粋な気持ちが大事」

映画では、ミンシク演じる音楽講師と吹奏楽部の生徒たちのやりとりが瑞々しく描かれている。実は、登場する中学生のほとんどは、演技経験のない子どもたちである。
「大変幸せな時間を過ごしました。子どもたちとの共演で苦労したことはなかったですね」とミンシクは撮影中を振り返る。
また、子どもたちの演技については、 「彼らが要求されたのは、演技のテクニックではなく、純粋な真実の気持ちを大事にすること。例えば、(ミンシクが『オールド・ボーイ』で主演男優賞にノミネートされた)カンヌ映画祭の時は、『誰も知らない』(2004)で14歳の少年(柳楽優弥)が受賞しました。それは彼の持っている真実の部分が作品に投影されていたからですよ」と、演技上のテクニックよりも、純粋でいることの大切さを力説した。
ちなみに、中学時代のミンシクは、成績は平凡、顔にニキビがたくさんあったため(?)ガールフレンドはいなかったそうだ。ただ、当時習った国語の先生がミンシクにとっては父のような存在で、「おそらく無意識のうちに、その時の経験が役作りに繋がっている」とのこと。
「本作は、これから来る春にふさわしい作品。みなさんに愛してもらえれば」とミンシク。生きる意味を見失った男に、長い冬を経て、人生の春がやってくる──「春が来れば」で深みを増したミンシクの大人の魅力を堪能しよう。
(取材・文/清水千佳) |
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