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2006.8.16(水)更新
【独占インタビュー】
水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で
わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
「家族の大切さが良くわかる映画になっていますので、ぜひ家族で観て欲しいです。もちろん、ひとりでも、デートでも楽しめる作品になっています。よろしくお願いします」と本作をアピールする須賀健太。今年の夏休みは「『花田少年史〜』が大ヒットすること!」を目標に精力的に活動中
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
「スゴイことやるんで楽しみにして下さい」と須賀くん。劇中で一路に救われるジロを演じたパコちゃん(りりしい眉毛がキュートな犬)を肩に担いで、撮影に応じてくれた。水田伸生監督(写真右)もニッコリ
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
一路の母親・寿枝役を篠原涼子が、父親・大路郎役を西村雅彦が、躍動感たっぷりに演じ、花田家を貧しいながらも笑いと愛が絶えない愛すべき家族に仕立てあげている。水田監督いわく「希望通りのキャスティング」なんだそう。若かれし頃のふたりのシーンも見どころだ
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
原作ファンでもある水田監督はよくトイレで読んでいたんだとか。「この物語に登場する幽霊は、人を驚かせたり、怖がらせるためではなく、この世に思いを残して去った人たちがメッセージを伝えるために現れるんです。だから、いつも物語の世界にどっぷりと浸かって、いい大人なのにボロボロ泣きながら読んでいました。トイレの紙も減るのが早かったです(笑)」
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
「この作品を通して優しい幽霊と怖い幽霊がいることを知ったので、もし区別がつくのなら会ってみたい」と須賀くん。「おじいちゃんに会って『僕はあなたの孫です。映画に出ています』って伝えます」とのこと
【独占インタビュー】水田伸生監督作「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で わんぱく少年・一路を好演した須賀健太が本作の魅力をPR!
小さな港町で暮らすわんぱく少年の花田一路(須賀健太)。交通事故をきっかけに、幽霊が見えるという不思議な能力を授かった彼のもとに訪れる幽霊たち。一路の本当の父親を名乗る幽霊まで現れる
(C)2006「花田少年史」製作委員会

【水田伸生監督 プロフィール】
1958年、広島県生まれ。81年日本テレビ入社。テレビ・ドラマ「池中玄太80キロ」などの助監督を経て、「恋も2度目なら」(1995)、「恋のバカンス」(1997)、「サイコドクター」(2002)、「ぼくの魔法使い」(2003)など、数多くのテレビ・ドラマで演出し、「冬の運動会」(2004)では、放送文化基金賞を受賞。また「ありがとうサボテン先生」「七人くらいの兵士」「JOKER」など舞台演出も手掛けている。近年では映画「MAKOTO」「いらっしゃいませ、患者さま。」(2005)など、プロデューサーとしても手腕を発揮。本作で満を持しての監督デビューとなる

【須賀健太 プロフィール】
1994年、東京都生まれ。テレビ・ドラマ「人にやさしく」(02)で注目を集める。以後、数多くのテレビ・ドラマや映画に出演。主な映画出演作に「雨鱒の川」「ゴジラ FINAL WARS」「感染」(2004)などがあり、「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)での名演技は記憶に新しいところ。本作では初主演を果たした。今後もオムニバス作品「コワイ女 うけつぐもの」や「椿山課長の七日間」(ともに11月公開予定)が待機中のほか、「ディズニー・オン・アイス」のサポーターを務めるなどその活動は多岐に渡る

【STAFF&CAST】
監督:水田伸生 原作:一色まこと 脚本:大森寿美男 音楽:岩代太郎 主題歌:サンボマスター 出演:須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 北村一輝 安藤希 杉本哲太 もたいまさこ(2006/松竹)123分
■8月19日(土)より、東劇ほかにて全国ロードショー
>> 公式サイト

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「やんちゃでいたずら好きな一路だから
素で演じていましたね」(須賀健太)


 幽霊が見えるようになってしまった少年と、幽霊たちの心温まる交流を描いた、一色まことの人気コミックがついに実写映画「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」となって登場! 主人公・花田一路を演じるのは「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)の好演も記憶に新しい須賀健太。そこで、健気な少年から一転、わんぱく小僧を元気いっぱいに演じた彼と、本作が初メガホンとなる、水田伸生監督に独占インタビューを敢行! 撮影中のエピソードから将来の夢までたっぷり語ってもらったぞ。

 偶然にも深夜に放映していたテレビ・アニメ版「花田少年史」を観たことがあったという須賀健太は、花田一路を演じるのを楽しみにしていたようで。
「一路は、やんちゃで、イタズラ好きで、外で遊ぶのが大好きな子。似ているというより素ですね。演技とは思ってなかった・・・というのは冗談ですが(笑)、冒頭のシーン(一路はテレビを巡り母・寿枝“篠原涼子”と壮絶なバトルを繰り広げる)とかは演じていて気持ち良くて、(寿枝の)ギターを壊すシーンがあるんですけど、バキッ!(恍惚の表情を浮かべながら)『ぁぁあ〜』みたいな。快感でした(笑)」

 茶目っ気たっぷりに話してくれた須賀くん。撮影時は、一路顔負けのいたずら&わんぱくエピソードがたくさんあったんだそう。
「聖子役の安藤希ちゃんは、リアクションがとっても面白いんです。だからおもちゃのゴキブリを投げたりして遊んでいました。あと、監督の部屋に忍び込んだこともありました。少しだけ部屋のドアが開いていて、開いてると入りたくなるじゃないですか。女の子たちは嫌がったので、壮太役の松田くんとふたりで、こっそりと部屋に入ったら、ちょうど監督がお風呂に入るところだったんですよ」
「もちろん大人の男のカッコ良さをふたりに見せつけておきました(笑)」
と涼しい顔で話す水田伸生監督は、須賀健太の魅力を今回の撮影を通して十分に堪能した様子。
「健太はシナリオの読解力がある子で、頭だけでなく身体で理解しているのが魅力。撮影前に子どもたちを集めて1ヶ月ぐらい演劇的なトレーニングをした時も、彼は他の子どもたちから『やっぱりスゴイ』と見直されていましたし。だから自然と健太を中心にヒエラルヒー(ピラミッド的階層)が出来ていって、健太自身がガキ大将になっていましたね。何より、心が開放されて健太の素の魅力がどんどん出てきてから、撮影に入れたのが良かった。普段の彼はホントわんぱくなんですよ」
「映像的な迫力を出すために提案した嵐の海
ホント大変な撮影でした」(水田伸生監督)


 一路が、ひと夏の冒険を通して成長していくように、撮影を通しいろんな事に挑戦した須賀くん。中でも前から挑戦してみたかったというワイヤー・アクションは楽しんでやったそう。
「12メートルぐらいの高さからみんなを見下ろすシーンがあるんですけど、全然怖くなくて、むしろはしゃいでました! 高い所とか、ジェット・コースターとか大好きなんですよ。
 大変だったのは嵐のシーン。高波がザバーっと来て、雨も降っているし、風が強くて、もう全部がすごいんです!」

 水田監督も撮影の大変さを振り返る。
「映像的な迫力を出そうと思い、うっかり自分から嵐の海って言っちゃったんですよね。実際、想像以上に撮影が大変なシーンとなりました。VFXを担当した小田一生(「笑う大天使(ミカエル)」の監督)とは連ドラ時代の仲間なんですけど。彼は、技術だけではなく演出力もあるので、いろいろ相談しながら撮影していました。ホント彼には助けられましたね」

 物語の設定が夏休みということで、監督に夏休みの思い出深いエピソードを聞くと感動的なエピソードが返ってきた。
「家の屋上で父と母と弟と4人で花火をしていた時に、いつものようにビンにロケット花火をさして飛ばして遊んでいたんです。ところが点火に失敗してビンが倒れ、母めがけてロケット花火が飛んでいったことがあったんですよ。『うわぁ!』と思った瞬間、浴衣姿の父が母の前に立ちはだかり、自分のお腹で花火を止めたんです。その時は、ビックリしてボロボロ涙流しながら『ごめんなさい』『ごめんなさい』としか言えなくて。でも、そんな僕を責めることもなく、一言も痛いと言わず、何事もなかったように続けて遊ばせてくれた。結果的にヤケドをしていて痛かったはずなのに、そういう父の姿を見て『カッコイイ』と思いました。だから、どこかで一路の父・大路郎(西村雅彦)に自分の父を投影していたかもしれませんね」
 黙して言い訳しない大路郎のキャラクターには、監督の父への想いが込められていたのだ。

 最後に、須賀くんに完成した映画の感想と将来の夢を聞いた。
「CGなどが付け足されたシーンもあったので、これでひとつの映画が完成したという実感がありました。(父親役の)西村さんが、病院で一路が死んじゃったと勘違いして『あぁぁぁ』となるシーンは面白かったし。(沢井役の)北村さんと西村さんが僕の前後に居て『お前幽霊だったのか』という一連のシーンも好き。それに壮太が父親(の幽霊)に会うシーンは、胸がじ〜んとしちゃいました。何より嵐のシーンは、上空で幽霊が戦っていてすごく迫力あるシーンになっています。
 将来は、俳優をやりながら探険家になってアマゾンとかに秘宝を探しに行きたいです。あと「三国志」が好きなので、監督になって映画を撮りたいです」
その夢はどこまでも果てしなく大きい。

 そんな彼が、瞳をキラキラと輝かせながら、縦横無尽にスクリーンを駆けずりまわった本作。ほのかに漂うノスタルジックな雰囲気が、すがすがしさと心地良さを運んでくれる感動作。ぜひ大切な家族と観て欲しいそんな作品だ!

(取材・文/ライター大西愛)
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