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| 2年ぶりに来日したスーパー・スター、金城武。「僕たちはこの映画のおかげでアジアのあちこちに行けて嬉しいです。いろんな国で宣伝してきました。日本にも来れて嬉しいです」 |
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| ヒロインを魅惑的に演じたジョウ・シュン。ミュウミュウのモデルも務めるマルチ・スター。「私たちにとって特別な作品で、忘れがたい思い出の作品。2年も前に撮った作品ですが、毎年冬になるとこの作品を思い出します」 |
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| メガホンをとったのは、「ラヴソング」のピーター・チャン監督。ふたりは監督をリスペクトしてやまない感じだった |
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| ■「ウィンター・ソング」は11月よりみゆき座ほかにて全国公開 |
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STAFF&CAST 製作・監督:ピーター・チャン 出演:金城武 ジョウ・シュン ジャッキー・チュン チ・ジニ('05香/角川ヘラルド)109分

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「今回は自分の演技の仕方について 監督から自信をもらいました」(金城武)

アジアのスーパー・スター、金城武が2年ぶりにファンの前にお目見え! 「ラヴソング」のピーター・チャン監督によるラブ・ストーリー・ミュージカル「ウィンター・ソング」のキャンペーンでの来日である。
本作は香港の大スター、ジェントン(金城武)と、中国のスター女優スン・ナー(ジョウ・シュン)と、ウェン監督(ジャッキー・チュン)という3人の男女の過去と現在の恋を、同じような設定の劇中劇を絡めて見せるというミュージカルだ。
当日の金城武は、丸ビルの1階MARUCUBEにて、共演のジョウ・シュンとピーター・チャン監督と3人でファン・イベントに出席。2年ぶりの来日とあって、「待ってました!」とばかりに大勢のファンから黄色い歓声があがる。うーん、やっぱり金城の人気は健在。そして映画をアピールした後、記者会見場へと移動。ちなみに集まったファンは、スクリーンで映し出される会見の動画映像も鑑賞できるというわけ。
「今作に対する思い入れはすごく強い」と、ファン・イベントの挨拶でも熱弁していた金城武だが、演技の上でもかなり自信をつけたという。 「今回、お互いに感じていること、表現したいことは同じなんだなと確信して。僕には役作りというスキルはわからないから、自分が感じたものを、その空気に溶け込んでやるしかなかったのですが、今回はそんな自分の演技の仕方について、監督から自信をもらいました」
共演したジョウ・シュンにとっても本作は特別な作品だと語る。 「演技だけではなく、歌やダンスでヒロイン、スン・ナーの矛盾する気持ちを表現できたから。また、監督に金城さんと共演できたことに感謝したいです。だって毎回金城さんを見る度に、スン・ナーが自分の夢を実現するためにどんな思いで彼を捨てる決心をしたかがよくわかりましたから(笑)」
ピーター・チャン監督も本作で描かれている愛についてこう強調した。 「私はすべての作品に愛を出したいと思ってきました。でも今回の作品は特別です。構成的には『ラヴソング』と似ているけど、もっと深く掘り下げた作品。ミュージカルでありながら、豪華で視覚的にとてもきれい。昔、愛によって傷つけられた男が、その愛を求める。一方、女性は自分の道をまい進していこうとする。甘い味より苦い味の愛がにじみ出た作品になってます」
ミュージカルということで、劇中で美声も披露している金城武。 「歌に対しては、とてもスムーズにいきました。それよりも自分がいちばん心配したのは『踊りを踊るんですか?』ってことでした(笑)。踊りは上手じゃないので。でも僕がやった役はその方面の担当ではなかったし、歌い方もオペラ調ではなく、普通の歌い方でOKでした。本当はそういうのも試したかったけど、僕の役と違ったので」
歌については、こうも言っていた。 「最初に芸能活動を始めた時は、アイドル歌手的な活動期間があったので、その時に経験した歌い方で普通にレコーディングしました。でも今回おもしろかったのが、歌手としてではなく、1曲1曲の歌詞はぜんぶ台詞なんだと感じることができたことです」 |
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「僕は(恋愛に対して)縁まかせな気持ちが すごくある」(金城武)

彼が扮するジェントンは、10年前は売れない映画監督志望の青年だったが、俳優として大成功し、自分を捨てて大スターになったスン・ナーと共演することになる。彼は過去の恋愛の傷が癒えてないという役柄だが、演じてみてどうだったのだろう。 「けっこう切なかったですね。ほとんどが順撮りだったので、その思いを自然に感じることができたので」 役柄と、ご自身と重なる部分があったのだろうか? 「ありましたね。10年前と10年後では映画の感じ方も変わりましたから。ジェントンは10年通して彼女に仕返しをしようとして学んでいく、人生観が変わっていく。それが自分の年と合ってるなと。撮影が終わりの方に近づいたとき、この芝居が終わるのは切ないなと。普段ももちろんそう思うことはあるけど、芝居の中の役も同じような感じだったので、多重にオーバーラップした感じでした」
ジョウ・シュンも金城たちとあたたかい交流が持てたと語る。 「映画を撮っていながらも現実とオーバーラップした感じでした。武さんをよく知ってるわけではないですが、これだけハンサムな方だから現実には女性から捨てられることはないと思いますが(笑)、映画に対しての思いいれは特別なものがありました。説得力のある役柄を演じられましたね」
また金城は、自身が演じた“愛する女を待つ男”の価値観に対してはこう語った。 「ジェントンは待ち続けたというか、仕返しをしたかったのでしょう。現実の自分は、仕返しをする気持ちもないし、待つ気持ちもない。僕は縁まかせな気持ちがすごくあるので。くっつくのも縁だし、離れ離れになるのも縁。もちろん別れてまた再会する縁もあるかもしれませんが、縁が合えば幸せ、でも誰もが無理する必要はないなと」 「すごくあっさりしてるんですね」と記者につっこまれた彼は 「10年前とは違う。今のほうが執着しないです。しがみついて大事にしようってことはしないかもしれない。自然体でいるのがいちばんかなと。たぶん18〜20前後の頃は、しがみついてもっともっと嫉妬してたかもしれない。ま、今は仕事もあるし」
コメントからも風貌からも、大人の魅力が加わってきた金城武。そして中国四大女優のひとりジョウ・シュン。この絵になるふたりの魅力を最大限に引き出したピーター・チャン監督の手腕は、映像を見れば明らか! ドラマチックな音楽や歌、絢爛豪華な映像でつむがれた極上のミュージカルを、ぜひたっぷりと堪能して。
(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子) |
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