“ハロプロ”のアイドル大勢出演で 人気TVシリーズが20年ぶりに復活

スカートの丈は長く、荒々しい言葉を吐き、ヨーヨーを武器に悪を裁く女子高生刑事が主人公で、80年代に人気を博したTVシリーズが約20年ぶりに復活。21世紀の新たな“スケバン”を松浦亜弥が演じたのが「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」(東京・新宿オスカー、大阪・梅田ブルク7ほかにて公開中)だ。NYから護送され特命刑事に任命された少女が、潜入した高校に潜む闇の組織に立ち向かう姿が描かれる。同じくハロー!プロジェクトのメンバーであり本作に出演した『美勇伝』の3人に作品に対する思いを語ってもらった。 |
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「最初は恐い表情ができなくて、 でも『あっ、これか』って思ったんです」(石川)

本作で初の悪役レイカに挑戦した石川梨華は、“スケバン”という言葉がタイトルに入ってるだけあり、「おまえの全存在がうぜぇんだよ」なんていうファンもびっくり!な言葉を連発。普段の石川からは想像もできないが…。「恐い表情ができなくて最初は不安でした。いくら鏡を見ても無理だったんですけど、ふと眉間にしわがよる瞬間があったんです。その時に、『あっ、これか』って」と日々、役作りに挑み悪役レイカを作り上げていった石川。そして、彼女のハイライトといえるのが、松浦亜弥扮するサキと対決するシーン。そこで披露するセクシーなボンテージ衣裳(!)によって、より役に同化できたのだという。「絵コンテではもっと過激な感じだったんですよ。実際にでき上がった衣裳とメイク、それだけでレイカになりきれましたね。でも実は、すごい寒かったんです。だからいっぱい着込める亜弥ちゃんの衣裳がうらやましかったりとか(笑)。寒さとの戦いでもあったので、それが表情にもプラスアルファされていると思います」。過激さよりも寒さの方が気になっていたなんて! さすが堂々としたもんです。そんなファン必見のうれしい演出に岡田唯も「セクシーだし、かっこいいなって。ああいう衣裳も着てみたいな」とうやましげ。本作では爆弾グルグル巻きにもなった彼女だが、やっぱり先輩の悪役は際立って見えたようだ。 |
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「コンサートで見ている松浦さんとは 全然違って、かっこ良かったです」(三好)

レイカと睨み合う、転校生であり特命刑事である主人公には松浦亜弥。激しいアクションを必要とする演技でアイドルのイメージを払拭した彼女の姿は、普段顔を合わせる『美勇伝』から見てどんな印象だったのだろうか。「撮影の時は常に麻宮サキになっている状況だったので。でも、しゃべっている時はいつもの亜弥ちゃんになるんですよ。なんか普段の亜弥ちゃんからは想像がつかないですね」と石川。三好絵梨香は「コンサートで見ている松浦さんとは全然違っていて、かっこ良かったです。人は役でこれだけ変われるんだなって思いました」と語るように、アネゴ肌の松浦の姿には思わず「姐さん!」と言ってしまいそうだ。
キャラクターの魅力は、ミニスカートやバトルスーツなど深作健太監督のアレンジでより際立っている印象。新たな趣向は見せ場であるアクションにも加えられ、ワイヤーとCG合成を駆使したド迫力の映像に釘付けだ。三好も「でき上がった映像を見たらすごいの一言でしたね。とてもかっこよくて迫力ある戦闘シーンでビックリしました」と語るように出演者さえも圧倒。そして、ヨーヨーアクションもパワーアップしており、実際に撮影に挑んだ石川は「(指の)感覚が麻痺してくるんです。練習ではテーピングを貼ってるんですけど、本番は貼れないので。でも、ずっと特訓していたヨーヨーのシーンがきれいに映し出されていて、すごくうれしかったです」と本人も納得の様子。“犬の散歩”や津波をイメージした“タイダル・ウェーブ”など豊富な技を、ほとんどCG合成なしでやりきった彼女はまさに“クイーン・オブ・ヨーヨー”だ。 |
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「友達の大切さにも注目してほしいと思います」(岡田)

実は、ダイジェスト版がカンヌ映画祭のマーケット部門に出品され、海外のバイヤーからも注目を集めている。そんなグローバルな人気を博す映画に出演した彼女たちにとって、「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」はどのような作品になったのかを最後に聞いてみた。「今まではステージで歌って踊って表現していました。今回出演してみて表現するってことは演技も歌も同じなんだなっていうことを学べましたね」と三好、岡田は「映画初出演で自分なりに表現もできたし、納得のいく作品になっているのでたくさんの人に観てもらいたいです。友達の大切さにも注目してほしいなと思います」とハツラツとコメント。演技経験のある石川は「このスケバン刑事で新しい自分が発見できたんじゃないかなと思います。代々受け継がれている作品に出演すること自体がすごくうれしくて。せっかくやるんだったらもっと自分をアピールできたらいいなと思って臨んだので、皆さんには楽しみにしてほしいですね」とそれぞれ未知の自分に出会った感想を述べてくれた。
彼女たちの勘の良さが深作監督をびっくりさせたというアクションや、芝居という新たなことに挑む姿など、アイドルの普段とは違う魅力がたくさん詰まった「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」。日本版『チャーリーズ・エンジェル』を思わせる彼女たちの美しく、勇ましい姿が伝説になる日も近い!?
(取材・文/リワークス・寺岡宏師) |
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