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2006.10.5(木)更新
【映画館取材レポート】
銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!
“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
見よ!この豊洲の風景を! 凹状のドックに停泊する数隻の船舶をイメージしてつくられたという“アーバンドック ららぽーと豊洲”。ユナイテッド・シネマは海側に面したポジションのため、絶好の“オーシャンビュー”が愉しめる!
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
場内2F部分に位置するプレミア・ペアシート専用のラウンジ(プレミア・ペアシートの利用者のみ使用可)。左側には窓一面に東京湾が広がり、後方奥にはVIPルームなる特別室も完備。現在はゲストの控え室などで活用しているものの、今後は予約制で利用できるようになるかも…とのこと。平日5000円、(土)(日)(祝)6000円(2名での料金)という、プレミア・ペアシートの料金設定を高いと思うか、安いと思うか…。そしてコレがその超贅沢な…ジャジャーン!↓
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
プレミア・ペアシート!(各スクリーンの場内後方に4〜12席設置) 内覧会では「うっわぁ!コレ家だよ!家!(通訳:家にいるような寛ぎ感!)」と連呼する利用者が続出! 深く腰掛けると、スクリーン下とちょうど目線が揃うなど、緻密な設計にも脱帽の座り心地です。…しかし個人的には、あえて通常料金の一般シートを推す。前席に足が届かない(!)ほどのゆとり、頭を全て包み込む背もたれの高さ、専用の肘掛け…と、これまた特別シート並みの居心地のよさ!
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
カフェ&バーラウンジ“Breathe(ブリース)”。向かって左側が東京湾で、この2Fがプレミア・ペアシートのラウンジ。…と気付くと、決して会話を邪魔しない程度の穏やかな音楽が流れている! 人気DJ・沖野修也氏がセレクトしたというこのBGMも、ユナイテッド・シネマ豊洲の仕掛けの1つ。…ちなみに上の小さな穴が分かりますか? ここにはプロジェクターが設置されており、壁に映像を投影することも可能。東京湾を臨むカフェが、そのままシアターに早変わり!
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
季節のタルト(750円)、シュークリーム(500円)、プリン・ア・ラ・モード(800円)など、クイーンアリスの絶品スイーツが、Breatheで堪能できる。(後方の)バラエティーに富んだクイーンアリスの焼き菓子は、コンセッションで購入可能だ。ちなみに、食べやすいと評判のロールピザ“ユナイテッドピザ”や、アールグレイ ディライツなど変り種のプレミアムポップコーン、モッツァレラチーズスティック、スムージーなどなど、コンセッションメニューも充実!
【映画館取材レポート】銀座からわずか10分の豊洲に“デザインシネマ”が誕生!“アートの職人”が手がけたユナイテッド・シネマ豊洲のヒミツとは?
マネージャーの花木文子さん。「YAMAHAの臨場感溢れるAFCシステムを活用して、今後は生演奏ライブや、国内外のスポーツ観戦など、様々なイベントも仕掛けてゆきたいですね」

>> 公式サイト

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銀座からわずか10分の“豊洲”に
日本最大級のスクリーンをもつシネコン誕生


 東京の新たなウォーターフロント・豊洲に、“デザインシネマ”という全く新しいコンセプトを打ち出した大人のためのシネコン、ユナイテッド・シネマ豊洲が10月5日(木)オープンした。ユナイテッド・シネマの16番目となる同劇場は、“アーバンドック”と呼ばれるように、造船工場跡地を利用した都心最大級の商業施設“ららぽーと豊洲”内に誕生するとあって、映画館の常識を覆す仕掛けが満載!
 それに、豊洲って意外に便利な土地柄って知っていましたか? 東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅からわずか5分、また車でも銀座からわずか10分という近さ。ゆりかもめや晴海通りの延伸でさらに盛り上がる豊洲だけに、銀座の映画館が混んでる際には、ちょっとブラリと足を延ばしてみてるのもいいのでは?
百聞は“一感”にしかず…
YAMAHAがプロデュースした音響世界に驚嘆


 豊洲駅の2番出口から、徒歩3分。銀座から近いとはいえ、かすかに漂う潮の香りが湾岸エリアを実感させる。ららぽーと豊洲の3F部分に位置するユナイテッド・シネマ豊洲へは、エスカレーターにて移動。大抵、映画館というと閉鎖的な異空間を連想させるが、店舗とフラットな床で続く場内は、ロビーの窓一面に広がる自然光が降り注ぎ、東京湾が臨める絶好のロケーション! そう、このユナイテッド・シネマ豊洲の大きな特徴のひとつが“夕日の見える映画館”なのだ。(残念ながら取材した内覧会当日は観られなかったが)晴れた日には、海に沈む真っ赤な夕日が拝めるという。
 そして、同劇場の最大のウリが“日本最大級のスクリーン”。横23.1m×縦9.8mの超巨大ワイドスクリーンがある10番スクリーンは、ひと目みるなりその存在感に圧倒されてしまった。取材した内覧会当日でも予告編が上映されたのだが、ココは何より音の感じ方が違う! 上下左右に振られる音の流れはもちろん、場内の空気に音の“うね”を創り出すそのリアルな音響世界には、ド肝を抜かれてしまった。それもそのはず、この音響のプロデュースは、あのYAMAHAが担当。壁や天井にスピーカーを埋め込むなど、即席ではなく建築段階から参加したという“本気”の音作り。百聞は“一感”にしかず。これは、ぜひ体感してみてほしい。

 ちなみに1番と10番スクリーンには、映画館初というYAMAHAの音声支援システム“AFC(Active Field Control)”も導入。これは場内の吸音を防ぎ、音を響かせるシステムなのだが、ヴァイオリン&ピアノの生演奏でその違いを体感。一瞬ボリュームをあげたのではと思うほど、音が前へと丸く響いてくる──。「全然違う…」という場内からどよめきがおきたのを、もちろん私は聞き逃さなかった!
夕日が沈む東京湾が一望!
映画の余韻を愉しめる工夫が満載


 ところで、内覧会で最も来場者の注目を集めたもの──それは東京湾を臨むカフェ&バーラウンジ“Breathe”。あのフレンチの達人、石鍋裕シェフが手がけるクイーンアリスのスイーツやお酒が堪能できるのだが、何と言っても最大のご馳走は景観のすばらしさだろう。晴海大橋が掛かった海を目の前にして、ボンヤリと映画の鑑賞に浸れる贅沢さ…それを存分に味わうことができる。

 「右には東京タワー、左には観覧車が見えるんです。夕日はもちろんですが、夜景も本当にキレイですよ。我々も映画の余韻が持続できる、そんなサービスを心がけていきたいですね」
 そう語ってくれたのは、劇場マネージャーの花木文子さん。確かに“Breathe”やロビーのほかにも、プレミアシート専用のラウンジや、ゆりかもめが真正面に見えるラウンジ(5番と6番スクリーンの間の通路を抜けた穴場的な空間で狙い目!)など、ゆとりのスペースがふんだんに用意されている。またシネコンには珍しく、爆音で流れる予告編プロジェクターや過度な広告ポスター、派手な案内表示などが極端に少ないのに気付く。「映画を観終えた後、その世界観に没頭できる時間ってすごく幸せな時間ですよね。極力シンプルな形で、そのための空間作りには徹底させてます。映画を見たらそのまま立ち去るしかない映画館ではないので、存分に余韻に浸っていってほしいですね(笑)」と、花木さんは言う。華やかな演出で“ドキドキ感”を生み出す非現実的な空間もいいだろう。しかし、映画を観終えた後には、こうした穏やかな空間が嬉しいよなぁ…そうしみじみ感じさせられた。

取材・文/戸田美穂(ワークス・エム・ブロス)


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