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2007.1.12(金)更新
【動画・製作発表記者会見】
京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で
堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
主人公・京極堂こと中禅寺秋彦役の堤真一。「京極堂は知性の象徴だと思います。でも、自分には知性がないので、アドリブができなくて(笑)。でも、なんとかギリギリでやってます」
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
探偵・榎木津礼次郎役の阿部寛。「前回はハジケ切れてなかったと思うので、今回は思い切りハジケようかなと」
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
京極堂の妹・敦子役の田中麗奈。「前回よりも少しコミカルな部分が増えてたりして、すごく楽しんでやっています」
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
伝説の女優という設定のヒロイン、柚木陽子役に黒木瞳。「映像になりにくいと言われているものほど我々は頑張っちゃうものです」
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
小説家・関口巽役の椎名桔平。「ワン・シーン、ワン・シーンが本当に勢いを持っているから、絵の繋がりが楽しみです」
【動画・製作発表記者会見】京極夏彦の百鬼夜行シリーズの映画化第2弾「魍魎の匣(はこ)」で堤真一、阿部寛、田中麗奈らが役柄続投、黒木瞳や椎名桔平も参加
左から・原作者の京極夏彦、阿部寛、黒木瞳、堤真一、田中麗奈、椎名桔平、原田眞人監督


STAFF&CAST
監督・脚本:原田眞人 原作:京極夏彦 出演:堤真一 阿部寛 椎名桔平 宮迫博之 田中麗奈 黒木瞳 柄本明(2007/東芝エンタテインメント)
■2007年松竹・東急系にて全国公開

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「2作目ですが、全くの新作というか、いい緊張感を持って撮影に挑んでます」(堤真一)

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!ってことで、正月明けの会見取材1発目は、人気作家・京極夏彦の百鬼夜行シリーズの1本、「魍魎の匣(はこ)」の映画製作発表をお届け!

 同シリーズの映画化第1弾と言えば、「姑獲鳥(うぶめ)の夏」(2002)。主人公・京極堂こと中禅寺秋彦役の堤真一らメイン・キャストはそれぞれがハマリ役の印象を受けたが、今回も堤をはじめ、探偵・榎木津礼次郎役の阿部寛、刑事・木場修太郎役の宮迫博之、京極堂の妹・敦子役の田中麗奈らが再結集。さらに、小説家・関口巽役には新たに椎名桔平が(前作は永瀬正敏)、そして伝説の女優という設定のヒロイン、柚木陽子役に黒木瞳が、そのほか柄本明、宮藤官九郎といった多彩なキャストが顔を揃える。しかも監督・脚本が「金融腐食列島 呪縛」('99)、「突入せよ!「あさま山荘」事件」(2002)など、骨太な社会派ドラマを手掛けてきた原田眞人監督という点も興味深い。
 そこで主要キャストや原田監督たちが、日活スタジオにて製作発表を行った。

 まずは、すっかり衣装も板についた感じの京極堂こと中禅寺秋彦役の堤真一がご挨拶。
「2作目ですが、監督も変わって、キャストも多少変わって、全くの新作というか、もちろん慣れた部分もありますが、いい緊張感を持って撮影に挑んでます。今の感触でいくと、ずいぶん面白いものができるんじゃないかなと思っています」

 続いて榎木津役の阿部寛は、タメ年3人衆のエピソードを披露。
「今回は関口役に椎名さんが入ってくださって。実は椎名さん、堤さんと僕は同い年なんです(1964年生まれで今年43歳。しかも全員かに座!)。だから新鮮な気持ちで、現場で同い年同士が話をしながら、3人の組み合わせを作っていってます。いい作品ができそうです」

 新・関口としてヘアスタイルも絶妙にマッチしている椎名桔平。
「撮影は快調です。原田監督とは『金融腐食列島 呪縛』と『突入せよ!「あさま山荘」事件』を合わせて今回で3本目ですが、これまでとまったく違う原田ワールドを楽しんでます。大好きな監督、大好きな役者さんたちと仕事ができてとても楽しいです」

 続いて中禅寺敦子役の田中麗奈。
「前回とはちょっと違う雰囲気を出したいと言われたので、前回の雰囲気を持ちつつも、まったく新しいタイプの役としてやりたいと思っています。前回よりも少しコミカルな部分が増えたりとか、フッと笑える部分がちょこちょこあったりして、自分もそれを楽しんでやっています」

 そして今回、人気絶頂期で引退した伝説の女優という設定のヒロイン、柚木陽子を演じるのは黒木瞳。
「原田監督やみなさまと一緒にお仕事をする機会に恵まれ、ほんとに幸せな年明けになりました。脚本や原作を読んで『どうやってこれを映像化するんだろう?』と思い、本当に素直に、映像になったものを見てみたいと思いました。私はミステリアスな女優の役で、ただいま頑張っちゃっております」
 この“頑張っちゃっております”というおちゃめなフレーズにも違和感を感じさせない点は、さすがはナンバー1のエイジレス・スターだ!
「ニュー・アジアン・シネマの流れを作るエンターテインメントにできればと」(原田眞人監督)

 そんな彼らの指揮官を務めるのは、原田眞人監督。
「京極ワールドのキャラクターの面白さに、言葉の楽しさや美しさと、時代背景である昭和27年の東京やその近郊をどこに求めるのかという空間のパズルの組み合わせをやりました。上海ロケもありますし、そういう組み合わせがピシッピシッと決まっていって、楽しい作業になってます」

 また、原作者の京極夏彦も、いつもどおりの和装で登壇。
「この映画は2作目になりますが、最初にいただいた脚本が大変面白かったんですね。でもそれから何稿もされて、脚本を読んだだけでとても面白い作品になりました。上海ロケもあるようですが、国内でもいろんなところでアクティブに動かれていて、原作とはまた違った原田ワールドになるのではないかと思います」

 主演の堤は、続いて演じる京極堂役についての意気込みをこう語っていた。
「同じ京極堂役ですが、こんなに変わるのは珍しいというくらいに変わってます。監督の遊び心に乗せられて、むちゃくちゃ楽しんでます。監督に『もうやめて』って言われるくらいまでやろうかなと」
 また、続投組のひとりである阿部も
「前回はハジケ切れてなかったなと思います(笑)が、今回は思い切りハジケようかなと。でも監督が『抑えて』とか『もっと上げて』とか、的確な指示をくださるので、監督を信頼して、すごく楽しい日々を過ごしています」とのこと。

 1月18日(木)から始まる上海ロケについては、原田監督が力強くこう語った。
「上海ロケでは中国の俳優さんやスタッフとも一緒にやります。これが日本と中国との文化芸術的作業としてうまくいけばいいなと。また、ニュー・アジアン・シネマの流れを作るエンターテインメントにできればと」

 原田監督が豪華俳優陣をどんなふうにさばいて、新たなる京極ワールドを展開させるかという点が大いに気になる。公開は2007年内ということなので、首を長くして待って!

(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子)



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