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| パトリック・ジュースキントのベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」を映画化した本作で、主演に抜擢されたベン・ウィショー |
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| 彼が演じるのは、自身は無臭なのに香りに超敏感な主人公グルヌイユ。とはいえ、ただの“匂いフェチ”ではない。理想の匂いを追求するうちに、若い娘の香りをそのまま封じ込めようと殺人を犯していくのだ! |
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| よく動く瞳がまるで小動物のようだったベン。本作でますます注目度アップ! |
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| グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、次から次へと若い女性を手にかけていく。本作で見せる彼の存在感は素晴らしい! このベンのギラギラした瞳を見よ! |
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■「パフューム」は3月3日(土)より丸の内ルーブル系他にて全国ロードショー [c]2005 Constantin Film Produktion GmbH / VIP Medienfonds 4 GmbH & Co. KG / NEF Productions S.A. / Castelao Productions S.A. |
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【ベン・ウィショー プロフィール】 1980年、ハートフォードシャー州ヒッチン生まれ。英国王立演劇アカデミー(RADA)で学び、在学中から何本かの映画にも出演し注目される。その後、「Jの悲劇」(2004)、「レイヤー・ケーキ」(2004)、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズに扮した「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」(2005)などに出演する。最新作は、トッド・ハインズ監督の「I’M NOT THERE」(2006)。舞台では、国立劇場で上演された「HIS DARK MATERIALS」でウェストエンド・デビューを果たし、さらにオールドヴィック座で上演されたトレヴァー・ナン演出による「ハムレット」で新解釈の刺激的なハムレットを演じ、批評家の絶賛を浴びる。本作への抜擢もこの舞台でトム・ティクバ監督とプロデューサーのベルント・アイヒンガーの目に留まったことがきっかけである。
STAFF&CAST 監督・脚本・音楽:トム・ティクバ 製作・脚本:ベルント・アイヒンガー 出演:ベン・ウィショー レイチェル・ハード=ウッド アラン・リックマン ダスティン・ホフマン(2006独/ギャガ)147分

>> 公式サイト |
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「匂いというのがグルヌイユにとっては神であり 匂いを崇め、溺れていく様子を表現したかった」

去る2006年度東京国際映画祭で、ドイツ映画の大作が特別招待作品としてお披露目された。「パフューム ある人殺しの物語」は、パトリック・ジュースキントのベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」を映画化し、映画も小説同様、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録したという話題作だ。
この超大作の主演に抜擢されたラッキーな俳優はベン・ウィショー。彼は映画祭の取材攻勢で息つく暇もないといった感じで、「ちょっと一服させてください」とまずは一言。窓際で外を眺めながらタバコをふかし、つかの間の休憩の後にインタビューをスタートした。
彼が演じる主人公グルヌイユは、自身は無臭ながら、まわりの匂いには敏感で、香水を調合する天才といった特異な役柄。理想の匂いを追求するうちに、彼は若い娘の香りをそのまま封じ込めようと殺人を犯すようになる。
「彼(グルヌイユ)にとっては匂いが世界のすべて。例えば、女の子と出会うシーン。お互いの目を見つめ合っても、通常であれば、言葉を交わしたり、コミュニケーションが行なわれるところが、彼は即座に彼女の手をつかみ、匂いを嗅ぐわけですよ」と、主人公が娘を殺すシーンについて、ベンは語る。
「“ロマンティックな出会いになるのかな?”と、ほのめかしつつも、すぐに奇妙でダークな方向に向かっていくところが気に入っています。自分が妙な行動を起こしているということに彼自身は気づいていない──そういう部分を表現するのがとても大切でした。行為としては殺人を犯しているけれど、どこか美しく宗教的なものを感じさせるシーンだし、匂いというのが彼にとって神であり、それを崇め、溺れていく部分を表現したかったんです」
究極の香りを追い求めるあまり、人殺しを繰り返す主人公。今までにないタイプの役柄を演じるため、ベンは動物の動きを参考に役作りをしたという。
「ロリス(のろま猿)を参考にしました。動きがゆっくりしていて、エレガントさを持ち合わせているし、“こうやるんだ”と決めて動いているような感じがある動物だからです。僕と監督(トム・ティクバ)がグルヌイユに惹かれたのは、彼が美しさを求めるアーティストであるという部分で、これを肉体的にどう表現するかと考えた時に、動物の動きを取り入れるのがいいと思いました」 |
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「僕はイギリス人なので、ラストシーンでは 目のやり場に困りました(笑)」

想像を超えるファンタジックな物語が展開される「パフューム」。ラスト近くで、主人公が逆さに吊るされて拷問されるシーンがある。水に何度も頭を浸される、見ているだけで「演じるのは大変だったろうな〜」と思わされる場面だ。
そこで、「何回ぐらい撮影したの?」とベンに聞いたところ、な、な、なんと「15回〜20回ぐらいかなあ…」との返事。 「監督はとても頭が良くて、あのシーンの撮影を最後までとっておいたんですよ。だからあの時はもう好きにされてしまいました(笑)」
ちなみに、映画でベンを拷問しているのは、アラン・リックマン。「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生でおなじみのベテラン俳優だ。 「彼(リックマン)は本当に自分の仕事に対して厳しい姿勢を持っているし、賢い人です。撮影中は特に演技について話す機会はなかったけれど、拷問されている時はとても心配してくれましたよ(笑)」とベン。
また、ネタばらしになるのでここでは書けないが、本作にはとても衝撃的なラストが用意されている。このラストシーンについてベンは語る。 「僕はイギリス人なので、最初は目のやり場に困りましたが(笑)、エキストラはスペインの人たちが多くて彼らは平気なんですよ。最後にはスタッフまで感動して泣いていました」
動員されたエキストラは実に750名。彼らが一斉にとんでもない行動に出るさまは、イギリス人のベンでなくても目のやり場に困って(?)、誰もがきっと唖然としてしまうはず。そのラストは映画を見てのお楽しみということで…。
(取材・文/ライター清水千佳) |
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