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2007.6.20(水)更新
【動画・インタビュー】
ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価された
ペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
本作で女優としての底力を発揮しているペネロペ・クルス。寄せて上げて〜の豊満なバストにもクギづけ
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
今回演じるのは、肝っ玉母さん役。だけど、それでも女としての色香、すなわちフェロモンが大放出。ということで、サービス・カットをどうぞ
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
女心をわかってらっしゃる、スペインを代表する監督、ペドモ・アルモドバル。ペネロペは、この方と組んだ作品を今後も連打していってほしいものだ
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
まさにメイド・イン・スペイン映画。女たちが元気いっぱい! 衣装も粋! 原色を散りばめた映像美も素晴らしい
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
本作で描かれているのは、姉妹、母娘の絆。まさに女性讃歌の物語だ
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
ペネロペは、自分を陵辱しかけた父を殺してしまった娘を守っていくたくましい母親役を熱演。
【動画・インタビュー】ペネロペ・クルスがカンヌ映画祭やアカデミー賞で評価されたペドロ・アルモドバル監督作「ボルベール 帰郷」を語る
■「ボルベール 帰郷」は6月30日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
【ペネロペ・クルス プロフィール】
1974年、スペインのマドリッド出身。14歳でモデル・デビューし、スペインのナショナル・コンサヴァトリー(国立芸術院)にてクラシック・バレエやスペイン舞踏を学ぶ。テレビ出演を経て、1992年「ハモンハモン」で映画デビュー。同作と「ベルエポック」(’92)で注目される。その後も「オープン・ユア・アイズ」(’97)、「ハイロー・カントリー」(’98)など出演作が相次ぎ、「美しき虜」(’98)でスペインの映画賞・ゴヤ賞主演女優賞を受賞。2000年、「ウーマン・オン・トップ」でハリウッド作品に初主演。その他の主な出演作品は、「ブロウ」(2001)、「コレリ大尉のマンドリン」(2001)、「バニラ・スカイ」(2001)など。ペドロ・アルモドバル監督とは「ライブ・フレッシュ」(97)、「オール・アバウト・マイ・マザー」(’98)以来のタッグとなる

【監督・脚本 ペドロ・アルモドバル プロフィール】
1951年、本作の舞台でもあるスペイン、ラ・マンチャ出身。8歳の時にスペイン西部に移住。17歳で独立してマドリッドに移り映画監督を目指す。12年間、スペイン国立電話会社で秘書として働きながら、本を書き、パンク・ロック・グループに参加し、独立系劇団で演じ、そして8ミリカメラで映画を作った。その後16ミリ映画を撮った後、1980年に「Pepi, Luci, Bom y otras chicas del monton」が公開される。この低予算作品は、本作にも出演しているカルメン・マウラが参加している。その後、「バチ当たり修道院の最期」(’83)、「欲望の法則」(’87)、「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(’87)などで国際的評価を確立。「オール・アバウト・マイ・マザー」(’98)で、アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、60以上もの賞を受賞し、2002年の「トーク・トゥ・ハー」で圧倒的地位を確立

STAFF&CAST
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル 出演:ペネロペ・クルス カルメン・マウラ ロラ・ドゥエニャス ブランカ・ポルティージョ ヨアンナ・コバ(2006スペイン/ギャガ)120分
>> 公式サイト

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「仕事はいろいろ組み合わせていきたい。
でももちろん、私の一番の監督はペドロよ」


 女優ペネロペ・クルスの女優魂を最大限に引き出せる監督といえば、ペドロ・アルモドバルの右に出るものはいない! ふたりのタッグ作「ボルベール 帰郷」を見て、そう確信した。ペネロペはその類まれな美貌から、ハリウッドに進出してもさまざまなジャンルの作品でひっぱりだこだが、正直、器の小さい監督だと、彼女の内面に潜む情熱や演技力をうまく伸ばせず、消化不良でお飾り的な役柄で終わらせてしまうことも多かった。そんな中、本家の真打ちが登場。本国スペインで、しかもペドロ・アルモドバル監督と久しぶりに組んだ本作の彼女は、まるで水を得た魚のようではないか!
 彼女が扮するのは、スペインはラ・マンチャの女。自分を陵辱しようとした父を殺めてしまった娘を必死で守ろうとする母親役だ。そのたくましいスペイン版・肝っ玉母さんぶりには舌を巻く! なんと今回つけ尻までして、入魂の演技を披露しているのだ。ストーリーは死んだはずの母親とのエピソードもからませ、2世代に渡る親子愛を通じて、生と死というテーマを生き生きと歌いあげている。
 そこで、ペネロペ・クルスに、本作の魅力をたっぷりと語ってもらった。

 “ボルベール”という意味は“戻る”という意味だが、本作でペネロペはまさにペドロ・アルモドバル監督のもとに戻ってきたわけだ。彼女はそれについて、どう思ったのだろう。
「すごく幸せよ。みんなが望んでいることが達成されたみたいな、夢が叶った感じね。私にとって監督と仕事をするのは、子供の頃からの夢だったの。これが3本目の映画だけど、こんなに素晴らしい役を私にくれるなんて、すごいとしか言いようがないわ。私はみんなに、“夢って叶うのだ”と思ってほしいわ」

 本作で、登場したラ・マンチャといえば、夢を抱いたヒーロー「ラ・マンチャの男」を彷彿させるが、そういう意味で、アルモドバル監督は「ラ・マンチャの男」なのだろうか。
「それにかなり近いと思うわ。監督はたくさんの女性に囲まれて育った。お母さんは監督にとってとても特別な女性だったし、彼女の微笑みや面白さは監督に大きな影響を与えたと思う。お母さんは芸術家でも何でもなく、息子や娘のために生きた女性よ。でも心の中は芸術家だったのだと思う。私は彼女に会って、彼女との会話をとても楽しんだわ。本当に特別な人よ。監督の映画を全部表現しようとするんだもの。きっと、彼らのラ・マンチャでの生活がそうなのだと思う。あなたも映画の中でご覧になったように、独特でしょ。監督にとっては特別なものなのよ」

 劇中、女性は生き生きと描かれているが、それに比べると男性は、存在感がちっぽけだ。男性がどう女性を扱うのかが描かれているが、スペインでの、あるいは一般的な男女の関係についてはどう思っているのだろうか?
「いえ、物語はとても普遍的なものだと思うわ。ラ・マンチャでも、マドリッドでも起こりえることよ。どこの町の人でもこの物語に共感できると思う。家族のことを、そして家族の絆が失われることを描いている。重荷を背負って生きる人々のことは解決されていないと思う。それが解決されないと希望も持てない。映画はそういう世界共通の感情を描いていると思うわ」

 孤独な死についても描かれた本作。母親、娘、姉妹の関係を強調されていて、その部分がお好きということですが、その他にも何か心に残るものは?
「みんな、死や死の謎について考えると思う。それに関わる恐怖も。でも死以上に私を怖がらせることってたくさんあるの。この世界にある苦しみとか、そういうものがとても恐ろしい。死が一番怖いものだとは思わない。もっと恐ろしいものがあると思う。それは死が全ての終わりだと思っていないからなの。

 最後に今後、ハリウッドとスペインでの仕事についてのスタンスを聞いてみた。
「いろいろなところで仕事をしたいわ。アメリカだったり、ヨーロッパだったり。でも私の故郷はスペインなの。ただ、仕事はいろいろ組み合わせていきたい。でももちろん、私の一番の監督はペドロよ」
 それは、本作を観れば、誰もが再確認することではないか。実際に彼女は本作で、第59回カンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞、また、第79回アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている。これぞ、まさに本領発揮の力作なのだ! そして本作をバネに、もっと貪欲にいろんな役にトライし、1ランク上のステージに上がってもらいたい。

▼インタビュー動画はコチラ!
ペネロペ・クルス インタビュー(5分25秒)
1M  500K  Real

ペドロ・アルモドバル監督の動画インタビューもチェック!

 本作でまたまたペネロペ・クルスのお株を最大限にアップさせた、ペドロ・アルモドバル監督。「オール・アバウト・マイ・マザー」(’98)、「トーク・トゥ・ハー」(2002)に続き、本作は“女性讃歌3部作”の最終章と言われているが、それぞれのクオリティーの高さは、もはや言うまでもない。女性という生き物を、男性の監督がここまで掘り下げて描けるというのは、偉業に値する。そこでぜひ監督のコメントもチェック!

▼インタビュー動画はコチラ!
ペドロ・アルモドバル監督インタビュー(4分52秒)
1M  500K  Real


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