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| 乳がんを患うヒロイン役で、大熱演を見せた平山あや。今までにない気迫を感じさせる演技にご注目 |
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| 監督は「ダンボールハウスガール」や「プラトニック・セックス」などの松浦雅子(左)。自らの体験を綴った手記「おっぱいの詩」を手掛けた原作者・大原まゆ(右)も共に登壇 |
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| ただの闘病物ではなく、観終わった後には元気をもらえる映画。平山あやもそこんとこを強くアピールしていた |
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乳がん患者ながらも、前向きに生きようとするヒロインまゆの凛とした生き方に感動! ■「Mayu ココロの星」は9月15日(土)より北海道先行公開、9月29日(土)より新宿バルト9他全国公開 (c)2007「Mayu ココロの星」製作委員会 |
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STAFF&CAST 監督・脚本:松浦雅子 原作:大原まゆ 出演:平山あや 塩谷瞬 池内博之 京野ことみ 三浦友和 浅田美代子 若葉竜也 於保佐代子(2007ティ・ジョイ) 123分

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「自分の中の精一杯のものを出せた 映画になりました」(平山あや)

常にフレッシュな魅力をスクリーンで魅せてきた平山あやだが、最新作「Mayu ココロの星」では、わずか21歳で乳がんにかかったヒロイン役に扮し、ド根性の女優魂を魅せている。原作は、札幌市在住の大原まゆが自らの体験を綴った手記 「おっぱいの詩 21歳の私が、どうして乳がんに?」(2005)。監督は「ダンボールハウスガール」(2001)や「プラトニック・セックス」(2001)など、ヒロイン映画で女優陣から熱演を引き出してきた松浦雅子。この3人がタッグにより、力強いドラマが誕生した。そこで、完成会見が行われた。
まず、真摯な表情でマイクをとったのは、主演の平山あや。 「私にとっては、新しい挑戦となる役でした。この映画では、前向きに頑張ってるまゆの姿がしっかり描かれてます。観て下さったみなさんが、頑張って生きていかなきゃと思える映画になっていると思います。この役ができたことを嬉しく思うし、たくさんいろんなことを学べました。監督やスタッフのみなさんの支えの中で、自分の中の精一杯のものを出せた映画になりました」
そして、原作者であり、現在も乳がんの治療を続けている大原まゆも、神妙な面持ちで挨拶。 「今日は原作者というよりも、乳がん患者として、当時の思いを交えながらお話をさせていただきたいと思いました。今、ドリカムの歌(主題歌:「何度でも」。実際に彼女が闘病中に聴いて励まされた歌)を聞いて、映画のシーンを見て、思わずうるっときました」
まゆ役を引き受けた時の感想について平山はこう語った。 「まゆは強くてすごい女の子。最初にこの役をもらった時、正直自信がなかったです。また、乳がんという病気はもちろん知っていたけど、私と同じ世代はもちろん、私はきっとならないだろう、関係ない病気だろうという気持ちがどこかにあり、なぜまゆは乳がんでものすごく辛い治療をしながらも、こんなに前向きに凛として生きていけるんだろうと不思議に感じて。だから、不安もたくさんあったけど、やってみよう、頑張ってみようと思ったんです」
熱意をもって挑んだ闘病シーンは、かなりリアルに映る。 「ノー・メイクで表情を作ったり、精神的にも辛かったりと、難しいお芝居でしたが、『あ、この役、できるな』と思える瞬間がありました。撮影は大変だったけど、監督やまゆちゃんたちに現場で指示をたくさんもらって、細かくできたと思います」
原作者の大原も映画への思いいれは相当なものだった。 「2003年4月に発病し、2004年6月に治療が一段落し、正味その1年間を治療しながら書いた本です。それはつい2〜3年前に、私の身に起こったことであり、本は周りの人との約束や思い出などを心を込めてしたためた1冊です。なので、最初は、エンターテインメント映画として、どんな演出が加わるのかが不安でしたが、周りの後押しもあり、また、監督の熱意や温かい気持ちを感じて、『これは大丈夫』って思えました。監督とは何でも言い合える関係ができたし、『当事者が見て、嘘のある描き方はやめてほしい』とも伝えました。それで出来上がった映画を見て、純粋にひとりの観客として、当事者として、そして患者だった母の目から見ても、友達の目から見ても、感情移入できる作品に仕上がったと思います」
松浦監督もその言葉を受けて 「エンターテインメントだけど、実話を元にしていて、原作者が前向きに今も頑張っている。それをフィルムに収めるのに苦労しました」と語った。
また、平山も本作を経て、女優としての手ごたえを感じたようだ。 「本当に、最初と最後のまゆの顔が違ってます。そんなまゆが凛として生きていく姿を、いろんな方に観てもらいたい。生きていく大切さを描いた映画です」
爽やかで清純派女優のイメージできた平山あやが、すっぴんで苦痛に顔を歪める姿を見ると思わず目が釘付けに。監督が「彼女の演技に嘘はありませんでした」と言っていたが、現場では原作者の立会いのもとで体当たり演技をし、身も心もヒロインに成り切っていたであろうことは予告編の短い映像を見ても伝わってくる。きっと本作によって、女優としてこれまでよりも1ステージ上に上がれたのではないだろうか。また、本作を観れば、改めてガンにおける早期発見の大事さを痛感するに違いない。
(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子) |
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