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2007.9.13(木)更新
【動画・舞台挨拶】
美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化
「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
【動画・舞台挨拶】美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
チェックのブラウスに花のコサージュ、リボンのカチューシャというラブリーなファッションで登場した主演の美波(右)。共演の吉沢悠との息もぴったりな感じがスクリーンから伝わってきた
【動画・舞台挨拶】美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
「題名のように、くそたわけ!と思う瞬間があって。花ちゃんを守るのは自分しかないんだなと思いました。(演じているうちに)とても愛着というか、愛情が出てきました」と美波
【動画・舞台挨拶】美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
「僕自身、鬱病にひっぱられすぎないようにと参加しましたが、もし鬱だったらって想像しながらやってたら、時々ロケ弁の味がわからなくなって。入り込みすぎないようにしようと思いました」と言っていた吉沢悠
【動画・舞台挨拶】美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
左から・本橋圭太監督、ガッツ石松、吉沢悠、美波、我修院達也、高良健吾、ベルナール・アッカ
【動画・舞台挨拶】美波、吉沢悠を迎えて芥川賞作家・糸山秋子の小説を映画化「逃亡くそたわけ」で九州ロケについて熱血コメント!
精神病院から抜け出した、ふたりの男女の逃飛行を描いた青春ロードムービー
■「逃亡くそたわけ」は10月6日(土)より九州先行公開。10月20日(土)より渋谷Q-AX シネマほか全国にて公開
(C)2007 シネハウス
【STAFF&CAST】
監督:本橋圭太 主題歌:Theピーズ 出演:美波 吉沢悠 木下ほうか 我修院達也 榊英雄 高良健吾 中島浩二 ガッツ石松 田中麗奈 大杉漣(2007シネハウス)99分
>> 公式サイト

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「すべてが印象深い。ぜひ映画のメイキングを
作品として作ってほしい」(美波)


 芥川賞作家・絲山秋子の小説「逃亡くそたわけ」を、美波、吉沢悠らを迎えて映画化。精神病院から脱走してきた躁鬱病の女の子・花ちゃんと鬱病の青年・なごやんが、ふたりで九州を旅しながら、何かを見出していくというロード・ムービーだ。精神病患者という設定なのに、映画のテイストはかなりロック!という点が面白い。
 そこで、花ちゃん役の美波、なごやん役の吉沢悠をはじめ、我集院達也、ガッツ石松、高良健吾、ベルナール・アッカという脇を演じた個性派俳優陣と本橋圭太監督による舞台挨拶が行われた。

 まずは主演の花ちゃんを演じた美波がご挨拶。
「ちょうど私もこの作品で20歳になり、お芝居をするにあたって、映画という作品に向かう何かひとつの大きいステップになった作品です。監督やスタッフの方々と話し合って、精神病の役だから、まっさらなすっぴんで、ただ赤い口紅をつけてやって、とてもかっこいい映画にしたいと思いました。それがTheピーズの音楽であったり、花ちゃんの恐ろしい幻想でとても個性的な出演者の方々といっしょにできたりして、パワフルではちゃめちゃで、でも爽快感がある作品になったと思います」

 続いてなごやん役の吉沢悠。
「今回の映画は原作がある作品なので、僕の解釈なりに映画の良さをプラスした素晴らしい作品になるようにという思いを込めました。今までの出演作のなかで、1番か2番目に台本がぼろぼろになった映画です」

 そして花ちゃんの幻想の中の珍キャラを演じた我集院達也。
「こんばんは。イエ〜イ。私の役は兵隊の服装をしていて、人間の役かなと思ったら、花ちゃんの幻覚の中に出てくる元日本兵の役でした。やっぱり人間ではございませんでして」

 続いて、同じく珍キャラの海坊主役のガッツ石松。
「今、郷ひろみくんがあいさつしましたが、私の役も同じような役。とにかく謎の男です。私は普段はスーツを着たりしておしゃれをするんですが、この役は裸が多かったなと。元ボクサーとしてあまりみっともない裸をお客さんに見せられないというのが本音でしたが、よく考えたら私の役はかっこいい裸だとだめだってことで、かっこ悪い裸をさらしております」
 そして、もちろん、あのいつものフレーズも飛び出した。
「監督が何も言わなければOK牧場だね。ワン・モアって言われたこともあるけど」

 花ちゃんの元カレ役の高良健吾はちょっぴりドギマギ調でこうコメント。
「僕は地元がすごい近かったので、自分が1年だけ通ってた中学校の隣で撮影したりして、すごく懐かしくて。ほとんど美波さんとのシーンでしたが、すごい緊張しました。今でもそうですが」

 お笑いコンビ、塩コショーとしてもお馴染みのベルナール・アッカも幻想の中の強烈なキャラクターを好演。
「幻想の中で美波ちゃんを追い込む役ですが、撮影中はけっこう大変で、追い込むはずの美波ちゃんに癒されてました」

 本作で監督デビューを果たした本橋圭太監督は感慨深い表情でこう語った。
「撮影中、台風とかにたたられて大変でしたが、みんなで九州を車で回って楽しかったですし、そういうものが映画の中にで出てると思います。原作とかなりテイスト、手触りは違うと思いますが、中身、コアな部分はいっしょだと思います」

 また、九州ロケについては、美波も熱弁。
「2日以上、同じ場所に泊まったことがなく、それほど映画のシーンに沿ったロード・ムービーでした。九州だったから、花ちゃんの気持ちと共に心も開放されていきましたね。台風が直撃したりと自然との戦いが多かったですが、すべてが印象深い。ぜひこの映画のメイキングを作品として作ってほしい」

 吉沢悠も真摯な表情でこう続けた。
「今回のロケでは、長崎と佐賀以外は行ってるので、各県でいろんな思い出があり、語り尽くせない濃い1週間でした。今日は、同窓会みたいだねって言いあったくらい、それぞれが出し合って作った作品です」

 本橋監督も「映画を見て、博多から鹿児島までの旅を楽しんでください」と言っていたが、確かに劇中では九州ならではの大自然やおいしい名物が登場し、小旅行でもしてる気分になれそう。しかも、Theピーズの音楽のスパイスも加わり、実に開放的な気分になれる不思議な映画に仕上がっているので、ぜひ劇場で堪能してみて!

(取材・文/MovieWalker編集部・山崎伸子)



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