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| 左から・内田けんじ監督、常盤貴子、佐々木蔵之介、大泉洋、堺雅人、常盤貴子、田畑智子 |
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| 今回・単独初主演の大泉洋。「男ばかりで、男の友情を深めつつ、たっぷり過ごしましたね。今日ちょっと違う人が来るなと思ったら、伊武雅刀さんだったりとか(笑)」 |
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| 大泉洋とがっつり組んだ佐々木蔵之介(右)。「ストレスはまったくなく、芝居に集中できる状況を作ってもらえたことは役者としてとっても感謝しました。期待を裏切らない作品になってます」 |
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| 同世代の現場をすごく楽しんだという堺雅人(左)。「同級生ならではの親密な話をしているような、そういう空気がすごく楽しかったし、映画にもその雰囲気が出てるかなと」 |
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STAFF&CAST 監督・脚本:内田けんじ 出演:大泉洋 佐々木蔵之介 堺雅人 常盤貴子 田畑智子 北見敏之 山本圭 伊武雅刀(2007/クロックワークス)102分 ■5月よりシネクイント他にて全国公開

>> 公式サイト |
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内田けんじ監督インタビュー(5分22秒) [アフタースクール]
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「男だらけの人たちとの濃厚な現場でした」 (大泉洋)

16mmの監督デビュー作「運命じゃない人」(2005)ではカンヌ映画祭で4冠、国内の映画祭でも高い評価を受けた内田けんじ監督。以来映画界で熱い視線を浴びてきたが、ようやく大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子という人気スターを迎えた最新作「アフタースクール」が、マスコミ陣にお目見え。これがまた、内田監督特有の入念に練られた脚本による、またまた「やられました〜!」とひれ伏さずにはいられない痛快な人間ドラマに仕上がっていた。 ストーリーは、前作同様ネタばれ厳禁ということで詳しくは話せないが、大泉洋扮するまじめな中学校教師が、堺雅人扮する失踪した幼なじみの親友・木村の行方を、同じく中学時代の同級生だと名乗る探偵・北沢と共に探すという設定だ。ラブ・ストーリーだし、男同士の友情も盛り込まれ、かつ探偵ものとしても見応えたっぷりな、1粒で何度でもおいしい内容になっている。
そこで、本作の完成披露試写会が開催され、舞台挨拶に内田監督を始め、主演の大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子ら主要キャスト陣が登壇した。
今回、単独主演を務める大泉洋だが。 「主演というか、名前はいちばん最初に出ますが、ここにいる5人のお話かなとは思ってます。見事にそれぞれの役があるので。 今回の映画は、最初の方で、常盤さんや田畑さんとのシーンがあって。女優さんとのお仕事がすごく幸せで楽しみでしたが、それも撮り終わっちゃいまして。後半は僕と佐々木蔵之介さんのシーンばっかりでした。行けども行けども佐々木さんとのシーン(笑)。とはいえ、大学時代から蔵之介さんの大ファンだったからいいんですが、さすがに大学時代の思い出も語りつくし……。男だらけの人たちとの濃厚な現場でした」 佐々木蔵之介の魅力については 「パワー・マインドなんて言われる大きな芝居をされる人だなって思ってたんですが、繊細な芝居をされる方でした。ただ、監督の演出がすごく繊細で、息詰まるものがありました」
そんな大泉のコメントを受けた佐々木蔵之介は、こう切り返す。 「インしてからず〜っと、大泉くんといっしょ。僕は女優さんとひとりも絡んでないです。楽しい思い出は1個もないです。っていうか、ありますけど(笑)。 芝居の話でいけば、監督が何テークも何テークもする。本当に2作目の監督とは思えない。スタッフも含めてすごくまとまってて豪腕で、しなやかに現場を作ってました。『カット、もう1回!』っていう決断が早くて、しかもその理由が明確でした!」
堺雅人は、ふたりのケースとは大いに異なる現場だったとか。 「僕が女優さんをひとり占めみたいな話になってると思います(笑)。スケジュールの中の最初と最後に僕絡みの撮影があったので、ちょっとしか出てないのに、最初から最後までいたような感じがして得した気分になりました。 全体のお話として、ストーリー展開とかもそうだけど、同世代の人間が集まって、同世代しか伝わらない話題で盛り上がりながら、みんなでわいわい作っていくという感じが、僕は映画だと生まれて初めてのことで。僕と内田さんは1つくらいしか違わないし。もし、内田さんと僕が同じ学校の同級生だったとしたら、たぶん教室の片隅で友達になってわいわい盛り上がっていたんじゃなかなと。そういう意味でも本当に“アフタースクール”だったかなって」 |
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「ただ、撮影が梅雨期だったので 大泉さんのヘア・メイクに時間がかかって」 (内田けんじ監督)

常盤貴子は共演した大泉と堺のキャラをこう語った。 「おふたりとも本当に穏やかで、監督も穏やかな方だからなのか、本当にこんなに気持ちいい現場ってないよねって言ってたくらいによくて。ちょっと大変なシーンでも穏やかに進んでいきました。緊張するところは緊張するけど、撮影が終わって別のところで会っても、すごく気持ちいい現場だなって言い合えますから」 ただ、誰もが口にしていた脚本の難解さについては 「本当に台本が難しくて。陰で『あのシーンってこういうことであってるんだよね?』って答え合わせをしたりして。監督に聞くとプライドが許さないから、役者同士でこそこそと(笑)。そこに、スタッフも入ってきてくれたり。アンダーグラウンドなところでみんなで作っていた感がありました。で、監督が私たちが考えたものを後でまとめてくださるといういい図式でした」
続いて、田畑智子もストーリーについてこうコメント。 「思わず言っちゃいそうなので、あまりしゃべらないほうがいいかもしれないです(汗)。私もそんなにたくさん出てはいないんですが、重要なシーンが多くて。でも、本当に大変だったとか、しんどかったとかいう気持ちは一切なく、現場の空気は本当に穏やかで、毎回行くのが楽しかったです」
そんなキャスト陣を前に、内田監督はご機嫌な様子でこう語った。 「久しぶりにキャストのみなさんと会えて、本当にミーハーな映画ファンとして、この5人を見てるだけで面白そうな映画だな〜と。今回、素晴らしい役者さんにやっていただいて、素晴らしい環境でやらせていただいて楽しかったし、刺激になりました。普通に映画ファンとし、僕だったら見に行くなという映画になりました」 また、内田監督も、自らが手がけた脚本について 「僕もあれ?って思うことが何度かあって(苦笑)。それはしょうがないと思ってたんですが、でもモニターを見ててにやにやしてしまうくらいに、現場はまるで初心者マークつけてベンツを運転してるような気持ちよさでした」
そんな中、飛び出したのが、“大泉洋のヘア・スタイル問題”だ。これ以降は、監督とキャスト陣とのつっこみトークをどうぞ。 内田「ただ、撮影が梅雨期だったので、大泉さんのヘア・メイクに時間がかかって」 大泉「あれ? 今、ものすごく話が転換しましたね!」 内田「僕は監督として、大泉さんの髪型に何〜っのこだわりもないけど、次のシーンにつながらないんですよ。CGで全部直そうかって話もあったんですが(会場・大爆笑)」 佐々木「梅雨の時期は北海道へ行けと(笑)」 大泉「俺に、梅雨時のオファーがなくなる! それはコワイですね。あの、ヅラっていう手もあるし。大丈夫ですよ!」 佐々木「僕も同じヘア・メイクさんでしたが『正直、すごくきつかったです』って言ってました」 大泉「ま、いっそ、パンチパーマにしちゃってもいいですし。梅雨時がだめってことは……」
とまあ、内田組の息のあった掛け合いを見るだけで、現場の雰囲気の良さはひしひしと伝わってきた。最後に、大泉洋が気を取り直して、こんなふうに締めくくった。 「時間を忘れてわーっと見れる。ストーリーを語れないので悔しいですが。2回、3回、見るとより面白い映画です」 確かにリピーター率間違いなく高し!のトリッキーな物語なので、お楽しみに!
(取材・文/MovieWalker山崎伸子) |
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