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2008.4.28(月)更新
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
人気シリーズの映画版「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」でキャリア警部“右京”を演じた水谷豊(写真左)と、熱血刑事“薫”を演じた寺脇康文(写真右)
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
茶目っ気いっぱいに相棒ワールドの魅力を語ってくれた水谷豊。インタビューもクライマックスに差し掛かり「あと、もう一つだけ……」と、人指し指を立てて質問したインタビュアーに、「今、こうやりましたね。僕に向かって」とニヤリ。実はこの仕草、右京の癖なのだ
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
薫を演じた寺脇康文が右京と薫の設定についてこんな話をしてくれた。「物語の設定上では、右京さんが冷静で、僕が感情的って事になっているのですが、本当は逆で。右京さんの中にある怒りのマグマの振り幅ったらないですよ。薫ちゃんは普通に怒りますけど、右京さんの怒りのエネルギーは僕らを冷静にさせるぐらいすごくて『右京さんそれはやりすぎでしょう』とよく止めていましたね(笑)」
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
謎の連続殺人事件を捜査する、警視庁特命係の右京と薫。残された不可解な暗号を追いかけていった彼らは、犯人が都心で開催される“東京ビックシティマラソン”を次の犯行現場に考えていることに気付く
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
チェスを使った犯人とのやりとりもスリリングに描かれる。「あれは和泉聖治監督の演出が上手くて、脚本にはボードで説明すると書いてあったんですけど、透明のチェス盤が見つかった事であぁいうシーンになりました。解りやすいですよね」とは水谷談。ちなみに彼自身は、右京ほどチェスに詳しくないんだそう
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
高樹沙耶、鈴木砂羽ら、おなじみのキャストも物語を盛り立てる。このマラソンシーンは、なんと1万人を超える「相棒」ファンが大集合。これには水谷も「噂には聞いていたけど、こんなに相棒のファンがいるんだ」と実感したんだとか
【合同インタビュー】
「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」の
刑事コンビ、右京と薫を演じた水谷豊と寺脇康文が爆笑トーク!
互いを気遣い、絆を深めあっている姿が印象的だった今回のインタビュー。ふたりともナイス・ミドルでチャーミングぅでした!
(C)2008「相棒―劇場版―」パートナーズ

【水谷豊 プロフィール】
1952年、北海道生まれ。68年テレビ・ドラマ「バンパイヤ」で見事に主役の座を射止め俳優デビュー。映画では「その人は女教師」(’70)でデビューを飾り、以後、映画、テレビ・ドラマと活躍の場を広げる。テレビ・ドラマ「傷だらけの天使」(’74)でも印象を残し、映画「青春の殺人者」(’76)でキネマ旬報主演男優賞を受賞、順調にキャリアを重ねる。彼を一躍有名にしたのがテレビ・ドラマ「熱中時代」(’78)。ちなみに、本作でタッグを組む寺脇康文は、彼のモノマネが得意なほどのファンである。近年は、テレビ・ドラマに数多く出演し「刑事貴族」シリーズ(’90〜’92)や「相棒」シリーズ(2000〜)など、シリーズ化される作品も多い。ほか、映画出演作に「太陽を盗んだ男」(’79)、「幸福」('81)、「逃がれの街」('83)がある。大ヒット曲「カリフォルニア・コネクション」などを、セルフカバーした「TIME CAPSULE」が5月14日に発売

【寺脇康文 プロフィール】
1962年、大阪府生まれ。三宅裕司主宰の劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」で人気を博し、94年、岸谷五朗とともに企画ユニット「地球ゴージャス」を結成。演出も行う。「満月の口づけ」(’89)で映画デビュー。舞台や映画、テレビ・ドラマで幅広く活躍。主な映画出演作に「ekiden」(2000)、「走れ!イチロー」(2001)、「模倣犯」(2002)などがあり、待機作に「ザ・マジックアワー」(6月7日公開予定)がある

【STAFF&CAST】
監督:和泉聖治 脚本:戸田山雅司 音楽:池頼広  出演:水谷豊 寺脇康文 鈴木砂羽 高樹沙耶 岸部一徳 木村佳乃 西村雅彦 原田龍二 松下由樹 津川雅彦 西田敏行(2008東映)117分
■5月1日(木)より、丸の内TOEIほか全国ロードショー
>> 公式サイト
予告編[相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン]
プレミア舞台挨拶(6分01秒) [相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン]
>> 「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」上映スケジュール
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「右京は大きい事件になればなるほど
燃えるタイプなんです」(水谷豊)


 2000年に「土曜ワイド劇場 相棒 ふたりだけの特命係」としてテレビの2時間ドラマで始まり、いまや100話を超える人気シリーズにまで成長した「相棒」。警視庁の窓際部署・特命係を舞台に、頭脳明晰で切れものゆえに上層部に嫌われ島流しにあったキャリア警部・杉下右京と、大失態を犯したため捜査一課から左遷された熱血刑事・亀山薫が、その頭脳と機動力で数々の難事件の真相に迫っていく。その推理劇はもちろん、個性豊かなキャラクターや社会派な切り口で幅広い世代に愛される中、満を持して「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」としてスクリーン・デビュー! そこで主演を務める“右京”を演じた水谷豊と“薫”を演じた寺脇康文にインタビューを敢行。劇場版の魅力&撮影裏話を爆笑トークで語ってくれた。

 劇中同様、洗練されたスーツに身を包み、スマートな笑みを浮かべる右京役の水谷豊は、脚本を読んだ感想をこう振り返る。
「確実に面白い映画になると思いました。脚本を読む段階で既に杉下右京の目線なので、事件と対峙しながら読み進めていきました。不謹慎ですけど、右京は大きい事件になればなるほど燃えるタイプ。なのでワクワクしてましたね」(水谷)

 一方、薫役の寺脇康文は、おなじみのスタジャン姿。こちらも気合の入った瞳で、脚本の魅力を語る。
「映画の醍醐味が詰まっている脚本で、これならスクリーンで観ても大丈夫だと思いました。気になったのは、マラソンシーンとボートが爆発するシーン。一体どうやって撮るんだろうと思いましたよ」(寺脇)
「車のライトが暗い所に行くと自然に点くように
役のスイッチもいつの間にか入ってるんです」
(寺脇康文)


 スタートから8年の年月が流れる本シリーズ。劇中でも、あうんの呼吸でナイス・コンビネーションを見せ、楽しませてくれる。とはいえスタート当初は、お人好しの薫が右京に振り回されることも多く、噛み合わないこともしばしば。
「最初、(薫は)僕のこと嫌ってたでしょう?」(水谷)
「『辞めてやる!』って言ってました」(寺脇)
「辞表まで用意してたもんね」(水谷)
「でも、右京さんと一緒に居る中で薫ちゃんも感化されていくんですよ。本当に大切なモノは何なのか、法曹界に戻って手柄を立てる事なのか、と考えていく中で何かを感じていく。それに、右京さんは右京さんで、人づきあいが本当にヘタな人だったのに、ユーモアが分かるようになってきたり、最近は冗談を言うようになってきたんですよ」(寺脇)
「まあ、気づいて貰えませんけどね」(水谷)
「あ? 今の冗談だったのかぁみたいな(笑)」(寺脇)

 気づけばフルスロットルの爆笑トークを繰り広げていたふたり。劇中の決めゼリフを交えながら、ユーモアたっぷりに話に花を咲かせる。そこで、気になっていた疑問、あの絶妙の空気は一体どうやって生まれるのかを聞いた。
「あうんの呼吸ですからねぇ」(水谷)
「こればっかりは口で打ち合わせができるものではないし、『ここで2秒待って』というものでもない(笑)。結局、右京さんと薫ちゃんで居ることなんですよね。例えば、この時、右京さんの内なるマグマがどのくらい燃えていて、どのぐらいの緊張感なのか、それに対して薫ちゃんはどのぐらいなのか、それぞれの思いが場面として成立すれば、自然といい空気が出来上がっていくんですよね」(寺脇)
「早い話、話し合いはしないという事です」(水谷)

 そう語る水谷豊が一瞬、右京に。そこで生まれたひとつの疑問。役のスイッチはいつ入るのだろう?
「これが分らないんですよ。オートマチックですから、スイッチをあまり意識しないんです。いつ入ってるのか……」(水谷)
「車のライトが暗い所に行くと自然に点くようなことではないですか?」(寺脇)
「そんな感じかもしれない。『さあ、ここから』というものではないですからね」(水谷)
「あとカチンコという合図もありますからね。きき慣れてるけど、あれがないと変な感じしますもんね。『本番行きます。用意……スタート』……あら? みたいな。あの音がスイッチの入るきっかけかもしれませんね」(寺脇)
「確かにカチンコの音は待っちゃう。でも撮影終わって、家に帰った後もスイッチを切ったという感覚はないんですよ」(水谷)
「ないですね」(寺脇)
「でも家で“薫”はやらないでしょう?」(水谷)
「やらないですね」(寺脇)
「僕もやらないですもん。家で『おかわりいただけますか?』なんて言ったら嫌われちゃいますよ。自然に戻ってますからねぇ」(水谷)
「だから、さっきの表現がいいんじゃないですかね?」(寺脇)
「何が?」(水谷)
「車のライト(笑)」(寺脇)
「そうかもしれませんね。きっといつでも出たり入ったりできる感覚なんですよ」(水谷)

 あぁ、これを動画に撮ってお見せできないのが残念。言うならば、ちょっとしたショーを見ている感じ。雰囲気はプレミア舞台挨拶の動画でも感じることができるので、そちらもぜひどうぞ。
「心配してもらうのは嬉しいです」(水谷)
「完成した映画が良ければ
全部楽しい思い出になる」(寺脇)


 さて、今回の見どころのひとつとなるのが、18万人の人が集まる東京ビッグシティマラソンのシーン。普段は頭脳で動く右京が、体当たりでアクションに挑む。さぞ、大変だっただろうと思いきや、
「大変だった印象がないんですよ」(水谷)
と、本人は涼しい顔。

 ところがホントは危機一髪の撮影だった事を、寺脇が教えてくれた。
「爆破シーンの炎はCGではなく本物。一歩間違えれば大惨事ですので、スタッフの方々は相当緊迫していました。タイミングが少しずれただけでも、大やけどを負ってしまうので、終わった後、みんなしきりに心配していましたね」(寺脇)
「あんなに心配されたのは初めてで。心配されるって嬉しいもんですねぇ(嬉)」(水谷)

 右京が“熱”との闘いならば、薫は“寒”との闘い。ボートの爆破を食い止めようとするシーンは、まさに体当たり。
「あれは寒かったです。準備の関係で、30分ぐらい立ち泳ぎでずっと川に浸かっていたんです。体力は消耗するは、流されそうになるはで、唇が紫色になってしまいましたよ。でもね、完成した映画がいいと、全部楽しい思い出になる。不思議ですね」(寺脇)
「“人間を裏切らない”のが
いちばんの魅力なんじゃないかな」(水谷)


 最後に「相棒」が、みんなに愛される理由を水谷豊が語ってくれた。
「右京と薫のように、お互いにないものを補い合う関係だったり、緻密な推理やサスペンスを楽しむこともできる、何より“人を裏切らない”。そんなところが評価を受けてるんじゃないかな」(水谷)

 いよいよ、今週末から公開される「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」。テレビ・ドラマ、ファンはもちろんのこと、そうでない人にも十分楽しめる娯楽作に仕上がっている。初日の5月1日(木)といえば映画の日。これを利用しない手はない。ぜひ、大きなスクリーンで心ゆくまで相棒ワールドを堪能して。

(取材・文/ライター 大西愛)
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