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2008.7.9(水)更新
【動画・完成披露舞台挨拶】
押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で
菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
主人公のキルドレ、函南優一役の加瀬亮。なんと本作で17時間もアフレコを続けた! という加瀬に対して押井監督いわく「加瀬君は真面目な男で、そろそろ止めてもいいかなとこちらが思っても、もうちょっとやらせてくれと言い、結局17時間ぐらい粘りました。僕、初めてスタジオの仮眠室に泊まりましたよ(笑)」
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
ヒロインのキルドレである草薙水素役の菊池凛子。彼女の役柄について押井監督は、「彼女が時おり見せる幼さが、僕としては非常に良かったと思います」と言っていた。また、キルドレ、土岐野尚史をクールに演じた谷原章介については、「最初から、非常にリラックスしてやってもらったので文句なしです。僕から指示することは何もなかったです」と太鼓判を押していた
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
キルドレの三ツ矢碧役の栗山千明に対して押井監督は、「栗山さんは、コンテを作っている時からあて書きしてたので、彼女しかいないと思っていました」とコメント。さらに「ぜひ今度実写版でもごいっしょしたい」とラブコール!
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
スモークがたかれる中で、「散香」という劇中で登場する戦闘機の1/2サイズのモデルといっしょに現れた押井守監督。感想については「恥ずかしかったです」と微笑を浮かべてた
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
左から・押井守監督、栗山千明、加瀬亮、菊地凛子、谷原章介
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
いくつかの大戦を経て得た、つかの間の平和の時代を持続させようと、思春期の姿のまま永遠に生き続ける子供“キルドレ”たちが兵士となって、ショーとしての戦争を繰り広げている
【動画・完成披露舞台挨拶】押井守監督のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らがボイス・キャストに!
ある日、キルドレのユーイチは、新しく配属された基地で、女性司令官の水素と出会う。やがて彼は、自分に課せられた運命を知っていく
■「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」は8月2日(土)より渋谷東急ほか全国ロードショー
[c]2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会
STAFF&CAST
監督:押井守 原作:森博嗣 製作:奥田誠治 石川光久 脚本:伊藤ちひろ 音楽:川井憲次 声の出演:菊地凛子 加瀬亮 栗山千明 谷原章介(2008/ワーナー)121分

>> 公式サイト

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「この映画で描かれた世界とよく似た日本という国があって、そこには、年をとらない子供たちがいます」

 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」('95)、や「イノセンス」(2004)などで、世界の映像作家たちをうならせてきた鬼才・押井守監督。たとえば、ウォシャウスキー兄弟やクエンティン・タランティーノ、リュック・ベッソンetc.と、今、映像作家として第一線をひた走るトップ・クリエイターたちが「押井監督の影響を受けた」と自ら語っているのは、周知のとおり。
 そんな押井守の最新作が、人気作家・森博嗣の小説をアニメ映画化した「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」だ。今回脚本を、「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)の伊藤ちひろが手がけ、行定勲監督が脚本監修を務めている点も興味津々! 映画は、思春期の姿のままで成長を止め、永遠に生き続ける兵士“キルドレ”たちの過酷な運命のドラマと、ダイナミックなスカイ・アクションが展開される見ごたえたっぷりの作品に仕上がった!
 そこで、押井守監督をはじめ、本作のボイス・キャストを務めた菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介らによる完成披露舞台挨拶が国際フォーラムで行われた。

 まずは、スモークがたかれる中、散香という劇中で登場する戦闘機の1/2サイズのモデルと共に、押井監督がせり上がりのステージより現れ、会場を沸かせた。
「恥ずかしかったです!」とはにかみながら挨拶をする押井監督は、自身がはおっている劇中に登場するロストック社のジャケットをさりげなくアピール!(その後、「暑い…」と言って脱いだ点もご愛嬌)

 続いて、豪華ボイス・キャスト陣が登壇し、ご挨拶。
 まずは、ヒロインのキルドレである草薙水素(クサナギ・スイト)役の菊地凛子。
「こんなに多くの方(観客は約5000人!)が集まってくださって本当に嬉しく思います。押井監督とは、ずっとごいっしょしたかったので、最初はとても緊張しました。本当に何回もテイクを重ねましたが、完成したことを嬉しく思っています」

 主人公のキルドレ、函南優一(カンナミ・ユーイチ)役の加瀬亮は、こんな撮影裏話を激白。
「収録のとき、予定では7時間ぐらいだったのですが、なかなか監督のおっしゃるとおりにいかず、10時間ぐらいオーバーして夜中まで時間を取ってもらいました。つたない所ばかりでしたが、楽しいスタッフに支えられて、本当に参加させてもらえて良かったなと思っています」

 ニヒルなキルドレ、土岐野尚史(トキノ・ナオフミ)をクールに演じたのは、谷原章介。
「加瀬さんは17時間もかかって大変だったと思うのですが、僕は今回、いちばんお気楽な役をやらせていただきました。でも、押井さんの演出については、世界観のビジョンに対する明確さが抜きん出ていると思いました。僕ら役者の方向性をより進化させたビジョンを提示してくださるので、とても分かりやすかったです」

 後もうひとり、キルドレの三ツ矢碧(ミツヤ・ミドリ)役に、栗山千明。
「押井監督はもちろん、アニメーションや声優さんが昔からとても好きなので、今回、すごくいい経験をさせていただきました。私なりに三ツ矢のかわいらしい人間性が表現できればと思って、一生懸命頑張りました。でも、本当にキャラクターがしゃべっているかのように見せるには、職人技が必要だったり、普段の演技とは違う感覚があるなと思いました」

 また、主題歌「今夜も星に抱かれて…」を歌う絢香からのビデオ・メッセージも流された。
「今、この平和な世界や恵まれた時間が当たり前のものではないんだなと、改めて感じました」という言葉に、思わずジンとなる。

 彼らのコメントをニコニコしながら聞いていた押井監督。最後に、本作に込められたメッセージを力強くアピール。
「どこか遠いところに、この映画で描かれた世界とよく似た日本という国があって、そこには、年をとらない子供たちがいます。それは、とてもこの映画のキルドレに良く似ています。これはたぶんここにいる皆さん、または僕自身のための映画です。どうかゆっくりご覧ください」

 ずっと思春期のまま年をとらないキルドレが、平和を保つために擬似戦争をし続けるという不思議な世界は、もちろん架空の世界だけど、どこか現実感を帯びていて、空恐ろしい。また、それゆえにたどるキルドレたちの運命はこれまた切ない。そう、実は本作は、大いなるラブ・ストーリーでもあるのだ。これまでの押井監督ファンはもちろん、押井ワールド未体験の方も必見だよ!

(取材・文/MovieWalker山崎伸子)



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