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2008.8.4(月)更新
【動画・単独インタビュー】
カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!
「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
【動画・単独インタビュー】カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
本作で、ブルース・バナーこと、怪物ハルクに扮するエドワード・ノートン。ご存知、演技派で知られるハリウッドきってのカメレオン俳優である
【動画・単独インタビュー】カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
以前に関西に住んでいたので、大阪弁がしゃべれるノートン。テレビ番組でもあちこちで「オオキニ!」と言いまくっていた
【動画・単独インタビュー】カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
今回は脚本からがっつり参加したノートン。それだけに本作への思い入れは深いのだ
【動画・単独インタビュー】カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
科学実験の事故で放射能を浴びたバナー博士(エドワード・ノートン)は、怒りや恐れが高まると、緑色の怪人ハルクに変身してしまう体となる。ロス将軍率いる軍部は、その強大なパワーを軍事利用しようと、彼を捕獲しようとする
【動画・単独インタビュー】カメレオン俳優エドワード・ノートンが緑の怪物ハルクに!「インクレディブル・ハルク」に込めた“美女と野獣の愛”を語る
恋人ベティ役にリブ・タイラー。「これはチャンス!」と思ったノートンは、自らラブ・シーンを加えたとか。むほほ
■「インクレディブル・ハルク」は8月1日(金)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
[c]2008 MVLFFLLC. TM & [c] 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
【エドワード・ノートン プロフィール】
1969年、米マサチューセッツ生まれ。イェール大学で史学を専攻しながら数々の舞台経験を積む。同校を卒業後ニューヨークに移り、シグニチャー・シアター・カンパニーに在籍し下積み生活を送る。1996年に「真実の行方」でのオーディションで重要な役柄に抜擢され、映画デビュー。その役でアカデミー賞助演男優賞候補に上がり一躍注目され、LA批評家協会賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞。その後「アメリカン・ヒストリーX」 ('98)でもアカデミー賞主演男優賞にノミネート。「ファイト・クラブ」('99)での演技も高い評価を受ける。2000年の「僕たちのアナ・バナナ」では監督・製作・主演と3役にトライ。「フリーダ」(2002)では、出演・脚本に関わった。その後、自身の製作会社クラス5フィルムズを設立し、「ダウン・イン・ザ・バレー」(2005)などをプロデュースする。その他の主な出演作は「世界中がアイ・ラヴ・ユー」('96)、「レッド・ドラゴン」(2002)、「25時」(2002)、「ミニミニ大作戦」(2003)、「幻影師アイゼンハイム」(2006)など。次回作「PRIDE AND GLORY」を撮り終え、監督第2作目「MOTHERLESS BROOKLYN」を準備中

【STAFF&CAST】
監督:ルイ・レテリエ 製作総指揮・原作・出演:スタン・リー 脚本:ザック・ペン 出演・脚本:エドワード・ノートン 出演:ティム・ロス リブ・タイラー ウィリアム・ハート ロバート・ダウニー・ジュニア(2008米/ソニー)112分
>> 公式サイト
予告編[インクレディブル・ハルク(字幕版)]
エドワード・ノートン インタビュー(2分55秒) [インクレディブル・ハルク(字幕版)]
ジャパン・プレミア舞台挨拶(2分22秒) [インクレディブル・ハルク(字幕版)]
>> 「インクレディブル・ハルク」来日記者会見
>> 「インクレディブル・ハルク(字幕版)」上映スケジュール
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「毎回、俳優として参加したとしても、
常に監督的視点は持ち合わせていると思う」


 イケ面なのに、個性派カメレオン俳優の道をひた走るエドワード・ノートン。どちらかというとメジャーな超大作よりも、作家性の高いインディーズ作品を選んできた彼が、「スパイダーマン」などで知られるマーベル・コミックの映画化作品「インクレディブル・ハルク」に主演すると聞いたときは、ちょっぴり驚いた。でもそれだけに、彼が選んだからには、クオリティー的にかなり期待できるんじゃないかとワクワクした。

 ノートンが扮するブルース・バナー博士は、科学実験の事故で放射能を浴びて以来、心拍数が上昇してアドレナリンが体内を巡ると、緑の怪物ハルクに変身してしまうという特異体質になってしまった! そんなハルクは人目を忍んで暮らしていたが、愛する元恋人ベティと再会し、その後はふたりで逃亡生活をするようになる! そう、本作は、ラブ・ストーリーの要素がかなり強いアメコミ映画である。

 本作では俳優としてだけではなく、脚本にも積極的に参加したというノートン。それはどの程度だったのか。
「もともと基本構想があって、それにのっとったものなんだけど、それ以外は全部自分が脚本を書き直したんだ」
 ノートンといえば、「僕たちのアナ・バナナ」 (2000)で主演だけではなく、製作や監督も経験しているが、やはり、俳優として演じる時も、常に監督という目線をもって臨んでいるのだろうか。
「そうだね。毎回、監督的視点というのを持ち合わせていると思う。俳優であっても、ストーリーの構造を理解することはとても大事だし、監督のスタイルを理解することも大切だから。そうすることによって、物語のカギとなる瞬間が見えてきたりするから」

 今回は、愛をテーマに強く押し出している。言わばベティとハルクの関係性は、“美女と野獣”に近いものだ。ノートンはふたりの愛をどう表現しようとしたのか。
「脚本を書いてる時、少なくとも世界でひとりだけ、ハルクを見てモンスターではなく、ブルースという人間を見てくれる人がいる、という位置づけでベティを描いたんだ。だから、彼女はハルクという存在が怖くても、本当はその中にブルースがいることを知ってるから、なんとか面倒を見ようとする。そういう形の恋愛にしたんだよ」

 ちなみに、劇中で、ブルースとベティのベッド・シーンが登場するが、情事をしかけてすぐに、ブルースはハルクに変身してしまうことを恐れ、なんと中断してしまうというシーンがある。見ていて「え!? ハルクは愛する人とHもできないの!?」と、気の毒に思ったのは私だけだろうか?
「ハハ。あれは、観客が思わず笑える瞬間じゃないかと思って入れたんだよ(笑)」
 いやいや、当の本人にとっては、ものすごく重要な問題では!?
「だからブルースは、自分の体を必死で治そうとするんだよ。それって大きな動機だから(笑)」
 なるほど。確かに……。

 最後に、本作でいちばん苦労した点について聞いてみた。
「ひとつだけというのは選べないな。でもあえて言うなら、今回、いちばん大きなチャレンジだったのは、技術的な面だね。だって、変身するシーンは、コンピュータの作業が終わらなければ、みんなわからなかったから。だから、とりかかってる全員が想像力を駆使して臨まなければいけなかった。そのへんが大変だったよ」
 確かに、ハルクになる変身シーンは、血管や筋肉が隆起し、見ていてかなりリアルで痛々しい! それは、まるでブルースの魂の叫びのようだ。

 ノートンが、こだわり抜いたハリウッド超大作「インクレディブル・ハルク」。劇的に進化した怪物ハルクが繰り広げるアクションはもとより、やはり“美女と野獣”の愛も堪能してほしい。

(取材・文/MovieWalker山崎伸子)




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