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| 天才アーティストなのに、このフツーっぽさ、親しみやすさが最大の魅力 |
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| ジェイお得意のカンフー・ポーズ?自らポーズをとってくれました |
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| ワイヤー吊りとCGを使ったダンク・シ−ンは痛快そのもの! |
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| ジェイが自分のデビュー当時を思い出しながら演じたという主人公のキャラにも注目! |
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■「カンフー・ダンク!」は、8月16日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
[c]2008 Chang Hong Channel Film & Video Co., Ltd., Shanghai Film Group Corporation & Emperor Motion Picture(International) Ltd. All Rights Reserved. |
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【ジェイ・チョウ プロフィール】
1979年、台北生まれ。高校卒業後に作曲家としてレコード会社に所属し、ビビアン・スーやワン・リーホンらに楽曲を提供。2000年にファースト・アルバム「Jay」を発表して歌手デビュー。シンガー・ソング・ライターとして人気に。本格的映画デビュー作「頭文字(イニシャル)D THE MOVIE」(2005)で主人公、出演第2作となる「王妃の紋章」(2006)では剣術の達人を演じ、ファン層を拡大。2007年には主演も兼ねた初監督作品「言えない秘密」がアジア各地でヒットを記録し、日本でも8月23日(土)より公開予定
【STAFF&CAST】
監督:チュウ・イェンピン 撮影:チャオ・シャオティン 歌・出演:ジェイ・チョウ 出演:チェン・ボーリン バロン・チェン シャーリーン・チョイ エリック・ツァン(2008台.香.中/角川映画)98分

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「本当はファンの皆と一緒に映画を見たかった。 見終えたみんなの気持ちを知りたかったから」

中華圏を中心にアジア全域でアーティストとしてカリスマ的人気を誇るジェイ・チョウ。彼が生み出す独特のメロディ・ラインと一度聴いたら耳から離れない歌声に魅了されたファンも多いことだろう。
日本でも2008年2月に2日間の武道館公演で大成功を収め、映画「頭文字(イニシャル)D THE MOVIE」(2005)では主人公・藤原拓海役を好演。アーティストとしても俳優としても確実にファンを増やし続けている。
そんなジェイが主演最新作「カンフー・ダンク!」のプロモーションのため来日。若きカリスマの素顔に迫った。
まずはインタビュー前日に行われたジャパン・プレミアについての感想を聞くと、ジェイは穏やかな顔でにっこり。
「ファンがとても情熱的で楽しかった! 本当はファンのみんなと一緒に(その場で)映画を見たかったんだ。映画を見終えてファンのみんながどういう気持ちなのかを知りたかったから」
ジェイが心配するまでもなくファンの反応は上々。特に劇中、ジェイがダンク・シュートに失敗して、ボードに顔面をぶつけて鼻血を出す(!)シーンではクスクスと笑いが起きていた。
それをジェイに伝えたところ、
「あのシーンを撮るのに、僕は随分とイメージを壊したよ(笑)」と照れくさそうに下を向いた。
小さい頃から1人でいることが多く、バスケをして遊んでいたというジェイ。1人で出来るスポーツはバスケぐらいしかなかったのだという。
「小さい頃の僕はどちらかと言うと閉じこもりがちだった。バスケは10歳の頃からやっているよ。卓球もサッカーも1人ではボールを拾いに行かなければならないけど、バスケなら1人でも出来るからね」
ジェイにとってバスケは気分転換の意味もあるらしい。ストレス発散や、学生時代には失恋を紛らわすためにボールを手にしたこともあったという。
「みんなストレスを感じた時にこういう健康的なスポーツで発散できれば、たぶん暴走族も生まれないんだろうなぁと勝手に思った(笑)」とジェイはいたずらっぽく笑った。
また、自ら監督を手掛けたミュージック・ビデオ(以下MV)「俺の模倣」など、ジェイはこれまでもバスケット・ボールを取り上げてきた。その経験が今回も生かされているのだろうか?
「確かにバスケを取り入れたことはあるけど、MVの場合はコストが低いし、バジェット(予算)も小さいから、映画とは比較にならない。ただ、悪役の彼(ポスターのリュウ・ケンホンを指差して)は僕の親友なんだけど、みんなでチームを組んでバスケをやるのは今までにもやっていたし、今回も非常に役に立ったよ」 |
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「僕自身は平凡な人間だと思っていて、自分が デビューしてからの経歴を思い出して演じたよ」

「バスケが大好きだし、たしかに撮影はつらいんだけど、自分が空を飛んでいるように実感できて本当にうれしくて、すべてが楽しかった!」と、撮影中の気持ちをうれしそうに語るジェイ。
ジェイがバーで暴れまわるカンフー・シーンは、わずか4〜5日で撮影が終了したのに対し、バスケ・シーンは期間中ほぼ毎日行われたそうだ。映画を見ていただければわかると思うが、ジェイがまるで漫画のようにひょいっと敵の頭上を飛び越えて、ダンクを決めるシーンは痛快だ。
そんなかっこいいバスケのシーンとは裏腹に、コートを離れた主人公はごくフツーの(いや、むしろ冴えないと言ってもいい)青年だ。そして、ジェイ自身もコンサートのステージではすごいオーラを放つスーパー・スターだが、スクリーンの中ではなぜかフツーっぽく映る。
「舞台に立つと僕はとても自信を持てるんだけど、演技でカメラの前に立つ時にはいろいろな役があるわけだよね。特にこの役柄については、主人公は孤児で田舎者で、しかも都会にやってきてだんだん有名になっていく。この過程はちょうど僕がデビューして芸能界においてだんだん上がっていく過程とよく似ているんだ。僕自身は非常に平凡な人間だと思っていて、とにかく、自分がデビューしてからのこういった経歴を思い出してやればいいかなと思って演じたんだよ」とジェイ。
自身を“平凡な人間”とサラリと言ってのけるあたりに、ジェイの人の好さと謙虚さがうかがえる。
本業である音楽の他、演じるだけではなく、映画「言えない秘密」(2007)では監督業もこなすなど、“天才”の名を欲しいままに活躍するジェイ。そんな彼にとって、音楽とはどういうものなのだろう。
「音楽は僕にとって水のようなもので、毎日飲まなきゃいけないもの。でも、気分があまりよくない時には、音楽って書けないものだと思う。ただ不思議なことに、気分があまり晴れない時こそ、わりといい曲が生まれるんだ。僕のラブ・ソングの多くは悲しいメロディが多いけど、今考えを変えた。これからは聴いたみんながハッピーになるものをもっと書きたい。最近いろいろなものを見ていて、今の社会はわりとすぐに諦めるし、シリアスすぎるところがあると思う。ああ、もう生きていけない、もう大変だと。そういうことじゃなくて、もっと前向きに生きていってほしい。だからこれから曲を書いて、それを聴いてみんな希望が持てるような、そんな音楽を作りたいなぁと考えているよ」
切ないメロディのラブ・ソングもジェイの魅力ではあるけれど、「カンフー・ダンク!」の主題歌「周大侠 MASTER CHOU」のように楽しく元気いっぱいの曲も持ち味のひとつ。
映画を見ればノリのいい主題歌とジェイの歌声が頭から離れなくなるはず!?
(取材・文/ライター清水千佳) |
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