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まつかわゆま's PROFILE |
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シネマアナリスト。子年の3月6日、東京都世田谷区出身(九品仏というところです。ころんぶす、と呼んでました)。A型プラス(誰も信じてくれない。B型に囲まれて暮らしているおかげで浸食されつつあるのか、もともとAOのO型の気質が強いのか。しかぁし、お願いだから輸血するときはA型でお願いします)。著書に「映画ライターになる方法」(青弓社)、「マレーシアとシンガポール旅する本」(笠倉出版)、「私らしく生きる/ウーマン・イン・ハリウッド」(平凡社)。生涯の1本は「アメリカの夜」('73)「男より映画よ」が座右の銘だった結婚前、「ラ・マンチャの男」(ただし舞台版。私には聖書のような1本です)。好きな映画人はテリー・ギリアム(映画界きってのラ・マンチャニスト。ドン・キホーテ体質の人だと思います)、ジョージ・クルーニー(子宮が呼んでます。胸毛はジョージ以外ゆるしまへんえ) ドキュメンタリー作家の娘に生まれ、映画とはアートでシュールなものだと思って育ち、中学校の時初めてロードショーに行って「パピヨン」('73)を見て、映画の楽しさを知る。「ジョーズ」('75)評が「ロードショー」誌に載って気をよくし、高校で映画監督を目指す。が人心を把握することができないことを知り高校三年間はラインプロデューサーに徹する。大学時代は演劇に没頭。女優こそ生涯の夢と気づくが、いかんせん運動神経が壊滅的に鈍かったため断念。編集者となる。が自分が書きたいのだと気づきライターに転身。妊娠をきっかけに映画専門のライターとなる。映画を通して時代を読むシネマアナリストと自称。 スクリーン誌に「シッコ」(2007)のマイケル・ムーアについて解説を書きました。 実家の整理に加えて、夫の実家の建て替えで、てんやわんや。古い荷物があふれかえっています。
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[2007年9月] まつかわゆまの試写室ランキング
※2007年8月13日(月)までに試写が実施された作品からクリティックが選出。 ※おすすめコメントの中には、内容について核心に触れているものが含まれている場合があります。 |

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めがね |
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●9/22(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

内海陽子 馬場英美 まつかわゆま 皆川ちか 宮城正樹

この作品のおすすめコメント
大丈夫だって。気にしないでいいって。おっけー、おっけー、生きているだけめっけもん。って言ってくれるヒーリング映画。「天然コケッコー」(2007)は子どもたちの物語だったけれど、30歳過ぎたいい大人版の「コケッコー」かな。「かもめ食堂」(2005)では癒してあげる側、悟っちゃった側にいた小林聡美が今回は癒しの受け手に回る。舞台も北国フィンランドから南の島へと“とっかえっこ”しただけの代わり映えのしない作品かもしれない。でも、いいんだ。この空気。この人々。この風景。なんにもしないこと、気持ちが自然治癒するまで、おいしいものをたくさん食べて暑いところで冷たいビールを飲んで、お日様のにおいのする柔らかな布団でぐっすり眠ること。今一番わたしがほしいものが詰まっていた。 |

[c]めがね商会 |
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HERO |
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●9/8(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

増當竜也 まつかわゆま |

この作品のおすすめコメント
今月の表ベストは“「んなわけねーじゃん」「だけどそうあってほしいんだもの」”シリーズです。 法廷もの映画では弁護士が正義の味方、検事は国家権力の手先で敵役というのが定番なので、頭を切り替えるのにちょっと時間かかったかな。今の観客の皆さんは、決して自分は加害者にならないと信じているけれど被害者にはなるかもしれないと思っているって事がよくわかります。加害者にたまたまなってしまった人々に、もしかしたら自分もしてしまうかもというシンパシーを感じることはないのかな。だから検事がヒーローになれるんだよね。少なくとも検事にはこのくらい「絶対やっている証明」をしてもらわないと、という点で納得しました。「それでもボクはやってない」(2007)と対にして見ると面白い。
[c]2007 フジテレビジョン・東宝・J-dream・FNS27社 |
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サルバドールの朝 |
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●9/22(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

浦崎浩實 河原晶子 田中千世子 西脇英夫 まつかわゆま |

この作品のおすすめコメント
スペイン・フランコ独裁政権最後の政治犯死刑囚の実話。それが25歳の若者だったというところが泣かせる。ダニエル・ブリュールってスペイン人とドイツ人のダブルだったのね。と言って気が付く。スペインとドイツの蜜月時代が36年から45年の内戦から大戦中にかけてであったことに。歴史というのは過去のことで自分が生まれる前の話だと感じていたけれど、違うんだよね。今も歴史は生まれていて、それは間違ったことをしたという歴史になるのかもしれない。その中でひとりの人生が消されていっているのかもしれない。そしてその一人には何人かの家族がいる。そんなことを考えるよすがにしてほしい。
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ミス・ポター |
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●9月15日(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

内海陽子 馬場英美 加藤久徳 まつかわゆま 宮城正樹

この作品のおすすめコメント
ビアトリクス・ポターの絵本作家としての成功談、遅かったけれど真実の愛をつかんだラブストーリー。そこで終わればアメリカでもヒットできたろうに。が、それで人生は終わらない。もう一度人生をかけて成し遂げるべきモノをポターは見付け、成し遂げ、次の世代に引き継いだから、すばらしい。そこのところに三分の一をさき、時代のパイオニアだった女性として描いたところがいい。こういうがんばる女を演じるレニーはいきいきとチャーミングだ。 ★ごひいきポイント★湖水地方に旅に出たいと思わせる。その「きっかけはぁ」ぴーたー・らびっと。ありがとう、ミス・ポター。 |

[c]Uk Film Council/Hopping Mad Distribution(IOM)Ltd 2006 All Rights Reserved. |
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エディット・ピアフ 愛の讃歌 |
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●9/29(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

河原晶子 黒田邦雄 高村英次 永島浩 西脇英夫 まつかわゆま 宮城正樹 |

この作品のおすすめコメント
え、あのおきゃんでキュートなマリオン・コティヤールがピアフ?! という疑問を払拭したコティヤールの変身ぶり。あまたある華麗なる恋愛遍歴や交友関係を大胆に整理して絞り込み、観客の感情移入をピアフに集中させた。その白眉がボクサー、マルセルとの別離のシーン。ワンシーン・ワンカットではないかい? 長くはない人生なんだけれど波乱万丈浮き沈みなピアフの心にどれだけ踏み込めたかはもう少し。でも、その転機の度に生まれたピアフの名曲と映画を並行させる構成は、初心者にもとっつきやすい。若い監督の工夫だろう。 ★ごひいきポイント:後悔しない。後悔するくらいなら全てを捨ててゼロからやりなおす。という歌と生き方のクロスに感激したので。
[c]2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION OKKO PRODUCTION s.r.o.-SONGBIRD PICTURES LIMITED |
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さらば、ベルリン |
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●9/22(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

品田雄吉 永島浩 西脇英夫 まつかわゆま 松島利行 みのわあつお |

この作品のおすすめコメント
映画道楽に走ったときのソダバーグには要注意。自分だけが楽しんでしまう傾向あり。このごろは大物になったし、役者達も一緒に道楽しちゃうのでメンツは豪華なんだけどねー。自分「達」だけでおもしろがっちゃうことに。ま、その仲間に観客も入れば楽しいわけで。「カサブランカ」('42)「第三の男」('49)「深夜の告白」('44)などなど、やってみたかったんだもーん、ということ。ま、なにをおいてもジョージ、ですんで甘くなります。一応終戦秘話っぽく社会派もからめてるしね。 ★ごひいきポイント:ジョージ・クルーニー。ケイト・ブランシェット。悪びた役のトビー・マグワイア。チャレンジ!
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サッド ヴァケイション |
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●9/8(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

稲垣都々世 河原晶子 品田雄吉 高橋諭治 轟夕起夫 まつかわゆま 皆川ちか 暉峻創三 |

この作品のおすすめコメント
私としては「EUREKA ユリイカ」(2000)以来のヒット。でも、この石田えりの母親はこわー。マクベス夫人が母親だったらこんな感じかも。それを母性、したたかでおおらかな女の強さ、といわれてもなぁ。抑圧だし、束縛だし、拘束だよね、こんな母親。歓迎はできない。なりたくはないし、逃げたくなると思う。が、石田えりは、よい。「誰かがしなくてはいけないことを、してしまうんだよ」それはカミサマが決めたその人がやるべきこと“コーリング”というやつかと。青山真治監督にしては珍しい女性中心の作品だし、希望とか生きることの肯定にむかう“明るい”映画。心境の変化、なのかしらね。 ★ごひいきポイント:「許し」の映画だと感じたもので。
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オフサイド・ガールズ |
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●9/1(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

稲垣都々世 内海陽子 馬場英美 大森さわこ 品田雄吉 高橋諭治 暉峻創三 西脇英夫 まつかわゆま 三留まゆみ 宮城正樹 宮崎祐治 |

この作品のおすすめコメント
戒律が厳しかろうとサッカーが大好きだからスタジアムでみたいという女の子たちがたくさんいるのだと知る。なぜだめなのか、自由がない、女性を抑圧している、という批判をするためにこの映画を使うのは違うと思う。女の子たちと監視役の兵士達のやりとり、論争から、なにか妥協点を探れないかという討論映画なのだ。イスラムの教えを守ることは、イラン人としての誇りにもつながり拒否するものではない。でも、スタジアムでサッカーを観戦するにはどうすればいいのか。外にも生活の中でこういう局面はいろいろあるのだろう。教えとやりたいことのすりあわせ。問題点を提示し、解決策を考えるために映画がある。イランはかわりつつある国なのだ。 ★ごひいきポイント:監視役の兵士にも色々な人がいて、女の子たちも個性豊か。バランスのいい描きかたとユーモアで、楽しみながら色々考えられるから。
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