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佐々木淳's PROFILE |
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フリーエディター&ライター。1961年10月31日、北海道函館市出身。O型。編集本に「フォービートのアルチザン 岡本喜八全作品集」「東宝ポスターギャラリー」(以上東宝)、「阪妻」(太田出版)ほか。生涯の1本(というほど大げさなものではないですが)は「未知との遭遇」('77)。 1987年より、劇場パンフレットの編集を始め、その後、「フォービートのアルチザン」の編集を皮切りに、単行本、メイキング本などの編集にも携わるようになり、現在に至る。
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[2007年9月] 佐々木淳の試写室ランキング
※2007年8月13日(月)までに試写が実施された作品からクリティックが選出。 ※おすすめコメントの中には、内容について核心に触れているものが含まれている場合があります。 |

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ブラック・スネーク・モーン |
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●9/1(土)公開 |
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作品紹介&上映スケジュール
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この作品を選んだクリティック

宇田川幸洋 内海陽子 佐々木淳 塩田時敏 高橋諭治 滝本誠 永島浩 西脇英夫 三留まゆみ みのわあつお 宮崎祐治 森直人

この作品のおすすめコメント
意外にも、崇高な愛の映画だった。「大柄のサミュエル・L・ジャクソンの前に、彼が持つ重い鎖で繋がれた小柄なクリスティーナ・リッチ」という、この映画のポスターからはいろいろな愛の形が想像できるのだが、その中身についてはここで触れません。何も知らずに観たほうが絶対に面白いから……。 この映画ではキャラクターを象徴する“音”がある。サミュエル演じるラズの“音”が彼の歌うブルースとするなら、クリスティーナ演じるセックス依存症の女、レイのそれはエクスタシーの瞬間を擬音化したような、ピンと張られた鎖によって唸る室内ラジエーターの“グォーン”という重い響きだ。最初にレイがその音を高らかに響かせた時、それは彼女のラズへの対決の意思表示のようでもあった。だが時を経て嵐の夜、ラズがレイに「ブラック・スネーク・モーン」を聴かせるシーンでは、もう鎖はない。その代わり、外に轟く雷鳴が、この“グォーン”という音のようにも聞こえ、ラズのブルースと溶け合っていくように僕には感じられたのだ。いまでも脳裏に焼きつくこの美しいシーンのために一票を。 |

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屋根の上の赤い女 |
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●9/15(土)公開 |
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上映スケジュール
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この作品を選んだクリティック

宇田川幸洋 佐々木淳 |

この作品のおすすめコメント
ヒロインが最初に画面に登場したとき、その電話の受け答えはあまりにぶっきらぼうで、容姿も薄暗い闇(?)に隠れていることもあって印象が薄かったのだが……。ほんの数分後、電話の相手を迎えに出た「女」が、見違えるような立ち姿で、殺風景な場所に現れた瞬間、気持ちを持っていかれた。どうしてこんな女がこんな場所に? という荒れた会社のなか、ただのOLのその女は、深夜残業のソファの上で、文具倉庫のなかで、その倉庫の屋根のうえで、エイリアンのように蠱惑的に奔放に存在し、その数々の瞬間が巧みな描写の飛躍によって、いっそう力強さを増している。何気ない“ボーイ・ミーツ・ガール”が男女の冒険活劇のように楽しい映画だ。ヒロインを演じた神農幸の不思議な存在感も魅力。
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