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2007年10月(第3号)
表ベスト
裏ベスト
選出作品一覧
江崎毅's PROFILE
 えざきたけし。MovieWalker編集長。1965年10月18日、福岡県福岡市出身。B型。生涯の1本は、邦画は「けんかえれじい」('66)、洋画は「ミツバチのささやき」('73)。好きな映画人は、フレッド・アステア、ジュディ・ガーランド、ジーン・ケリー、バズビー・バークレー、スタンリー・ドーネン。
 「CITY ROAD」「東京Walker」編集部等を経て2001年より「MovieWalker」編集長に。人生の3大テーマは、「恋と映画とサハラ砂漠」だったハズだが、最近は子育てにハマる。
 8〜9月の映画関連のテレビで、個人的に面白かったのは、8月12日NHK総合『NHKスペシャル』「鬼太郎が見た玉砕 水木しげるの戦争」(原作:水木しげる「総員玉砕せよ」、脚本:西岡琢也、音楽:大友良英、演出:柳川強、主演:香川照之)、9月16日フジテレビ『ボクらの時代』「第24回 浅野忠信×寺島進×青山真治」(「すばらしき仲間」(1976〜1992)のイースト制作による、4月から始まった鼎談番組。映画、演劇関係者が出演する回も多いので、今後も要注目)、9月18日NHKハイビジョン『ハイビジョン特集』「黒澤明に挑む 映画監督・森田芳光“椿三十郎”を撮る」。

クリティック一覧
(50音順、敬称略)
秋本鉄次(映画評論家)
安藤智恵子(ライター)
稲垣都々世(映画評論家)
宇田川幸洋(映画評論家)
内海陽子(映画評論家)
馬場英美(ライター、エディター)
浦崎浩實(激評家=映画評・劇評)
江崎毅(MovieWalker編集長)
大森さわこ(映画評論家)
加藤久徳(映画ライター)
河原晶子(映画評論家)
黒田邦雄(映画評論家)
佐々木淳(フリーエディター&ライター)
塩田時敏(映画評論家)
品田雄吉(映画評論家)
ジャンクハンター吉田(文筆系会社経営者)
高崎俊夫(編集者)
高橋諭治(映画ライター)
高村英次(映画ライター)
滝本誠(評論家)
田中千世子(映画評論家)
暉峻創三(映画評論家)
轟夕起夫(文筆稼業)
永島浩(映画案内人)
永野寿彦(シネマ・イラストライター)
西脇英夫(映画評論家)
野村正昭(映画評論家)
増當竜也(映画文筆)
まつかわゆま(シネマアナリスト)
松島利行(映画評論家)
三留まゆみ(イラストライター)
皆川ちか(ライター)
みのわあつお(ポップ・カルチャー評論家)
宮城正樹(映画&音楽分析・評論家)
宮崎祐治(イラストレーター)
森直人(ライター)
山田宏一(映画評論家)
横森文(ライター&役者)
渡部実(映画評論家)
浦崎浩實(激評家=映画評、劇評) 大森さわこ(映画評論家)

[2007年9月]江崎毅の試写室ランキング
※2007年9月15日(土)までに開催された試写室上映作品からクリティックが選出。
※おすすめコメントの中には、内容について核心に触れているものが含まれている場合があります。
江崎毅の2007年9月ベスト 江崎毅の2007年11月ベスト
表ベスト
パンズ・ラビリンス
10/6(土)公開

作品紹介&上映スケジュール
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この作品を選んだクリティック

安藤智恵子  宇田川幸洋  馬場英美  江崎毅  ジャンクハンター吉田  高崎俊夫  高橋諭治  高村英次  滝本誠  轟夕起夫  西脇英夫  まつかわゆま  松島利行  皆川ちか  宮城正樹  森直人   横森文

この作品のおすすめコメント
 「久々に『物語』を見た」という気にさせられる、2007年を代表する1本。1944年、内戦下のスペインで「宿命」を背負った少女が、課せられた「試練」に挑む、気品とグロテスクを兼ね備えた、大人のためのダーク・ファンタジー。多くの人が指摘しているが、設定や描写は、宮崎駿アニメの実写版の趣。

[c]2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ
自虐の詩
10/27(土)公開
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この作品を選んだクリティック

秋本鉄次  内海陽子  馬場英美  江崎毅  加藤久徳  轟夕起夫  皆川ちか  宮城正樹  宮崎祐治  松島利行

この作品のおすすめコメント
 業田良家の原作の力に、配役と、監督のセンスがうまく結びついた、堤幸彦監督の最高作。原作の、後半部の回想シーンが重要な「ストーリー4コマ漫画」というスタイルは、意外に「ギャグとはいえ幸江が段々と可哀相に思えて最後まで読めなかった」人も多かった(特に女性)と聞くが、むしろ、必ず結末まで見ることになる「映画館」向きかも。「中学生時代の熊本さん」役の丸岡知恵の名演技は特筆すべきもの。阿部寛と遠藤憲一の代表作にもなった1本。エンドロールの後に、1シーンあるのでお見逃しなく。
[c]2007「自虐の詩」フィルムパートナーズ
クローズZERO
10/27(土)公開
上映スケジュール
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この作品を選んだクリティック

江崎毅  塩田時敏  永野寿彦  横森文

この作品のおすすめコメント
 「三池崇史監督の最高傑作」と私は確信している、「喧嘩映画」の快作。男なら必ず見ろ、と言いたい。キャラが立った野郎どもの中で、三池監督の「大阪最強伝説 喧嘩の花道」('96)では主演俳優だった、やべきょうすけ(当時は、矢部享祐)が一世一代の芝居を見せる。
[c]2007高橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会
裏ベスト
サウスバウンド
10/6(土)公開

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江崎毅  宮城正樹  轟夕起夫

この作品のおすすめコメント
 原作・奥田英朗、監督・森田芳光、演技・豊川悦司による、父親・上原一郎のキャラクター造形が痛快で楽しい。
★ごひいきポイント★西表島の小学校の校長を演じた与世山澄子は、17歳でボブ・ホープと沖縄の米軍基地で共演し、1984年にはマル・ウォルドロン(p)との「ウィズ・マル」、2005年にはパードン木村プロデュース、菊池成孔(sax)らと共演した「インタリュード」などで知られる、那覇市在住の伝説のジャズ・シンガー。「恋しくて」(2007)の加那子の母親役に続く映画出演で、学校不信の父・一郎の信頼を得る、沖縄の教育者役を、やわらかに芯の強さを表現する好演。2006年、那覇市内の与世山澄子経営のジャズ・スポット「インタリュード」(「恋しくて」劇中の同店は石垣島でのロケ・セット)に通って、5回以上ライブを聴いた者としては、感慨深い。

犯人に告ぐ
10/27(土)公開
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江崎毅  品田雄吉  高橋諭治  野村正昭  松島利行  宮城正樹

この作品のおすすめコメント
 連続児童殺害事件が発生し、「劇場型捜査」で対抗しようとする警察に白羽の矢を立てられた左遷刑事が、警察内部でも孤立しながら、テレビの生放送で周囲を無視して犯人を挑発していく。謎解きミステリーやいわゆる刑事モノというより寧ろ、過去の失敗の十字架を背負い、組織の中で苦闘し足元にかかる火の粉を払いながら、いかに犯人逮捕にこぎつけるかに重点を置いて描かれる苦悩劇。初の刑事役となった豊川悦司がここでも好演。
★ごひいきポイント★ある程度以上の責任を負い、成果や失敗の経験を重ね、上司と部下と組織に挟まれている多くの社会人にとって、若者向けの青春映画、恋愛映画、アクション映画などは、自身の社会人としての実生活と余りにかけ離れてしまって「共感」できなくなっていくもの。社会人としては、主人公を取り巻く状況が社会人としてのリアリティをもって描かれるタイプの映画が、せめて半年に1本ぐらいは見たい(そういう映画が少ない事は、40代・50代社会人の映画人口が少ない事と無縁ではない)。横山秀夫原作の「クライマーズ・ハイ」(小説・2003年、テレビドラマ化・2005年)、真山仁原作の「ハゲタカ」「バイアウト」(小説・2004年&2006年、テレビドラマ化・2007年)など、ジャンルは違えども、挫折を経験する社会人のリアルな葛藤を描く作品は、ここのところ、テレビドラマに独占されていただけに、雫井脩介原作(小説・2004年)による、この映画の登場は、映画ファンとして、うれしいところ。(「クライマーズ・ハイ」は原田眞人監督によって映画版撮影中。2008年公開決定。「犯人に告ぐ」は、WOWOW FILMS第1弾として6月24日WOWOWにて先行放映)。

今月公開の作品ではないけれど…
人が人を愛することのどうしようもなさ
9/8(土)公開
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江崎毅  高崎俊夫  永島浩

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 1980年前後の石井隆劇画のファンとしては、新作映画よりも新作劇画こそ読みたいという気持ちは20数年来、いつも変わりません(1981年刊行の少年画報社版の「おんなの街」、1985年竹書房刊行の「象牙の悪魔」1・2、1982年刊行の少年画報社刊行版の「黒の天使」1〜3、1978年少年画報社刊行の「天使のはらわた」1〜3、1985年創樹社刊行の「石井隆自選劇画集」、1981年立風書房刊行の「バイソン357」、1980年立風書房刊行の「イルミネーション」、1979年立風書房刊行の「横須賀ロック」、1978年立風書房刊行の「赤い教室」、1977年立風書房刊行の「石井隆作品集 名美」が、個人的に好きな石井隆劇画本BEST10です)。21世紀に初登場した、“土屋名美”。喜多嶋舞は、石井隆監督作品の中では、最も「スイッチが入ってしまった時の“名美”」してると思います。

[c]2007東映ビデオ・オービー企画
プラネット・テラー in グラインドハウス
9/22(土)公開
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この作品を選んだクリティック

江崎毅  皆川ちか

この作品のおすすめコメント
 先月の予想通り、「デス・プルーフ in グラインドハウス」も「プラネット・テラー in グラインドハウス」も、やはり各90分のU.S.A.バージョンの方が良かった。特に「プラネット・テラー in グラインドハウス」(U.S.A.バージョン)がゲテモノで、一番好きです。

[c]2007 The Weinstein Company
2007年9月 表ベスト 2007年9月 裏ベスト 2007年9月 選出作品一覧
2007年8月 表ベスト 2007年8月 裏ベスト 2007年8月 選出作品一覧
2007年7月 表ベスト 2007年7月 裏ベスト 2007年7月 選出作品一覧
江崎毅の2007年9月ベスト 江崎毅の2007年11月ベスト
浦崎浩實(激評家=映画評、劇評) 大森さわこ(映画評論家)
制作協力 れがある
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「わが教え子、ヒトラー」オリジナルKAMIPEN(5名様) [9/18(木)受付分まで有効]
「ブラジル映画祭2008」鑑賞券(15組30名様) [9月28日(日)受付分まで有効]
「アルビン 歌うシマリス3兄弟」特製マラカス(3名様) [9月23日(祝)受付分まで有効]
「蛇にピアス」東京試写会(10組20名様) [9月8日(月)受付分まで有効]
「セックス・アンド・ザ・シティ」Tシャツ [9月24日(水)受付分まで有効]

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