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宇田川幸洋's PROFILE |
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うだがわこうよう。映画評論家。1950年生まれ。血液型はわかりません。著書に「無限地帯 From Shirley Temple to Shaolin Temple」(ワイズ出版)。好きな映画は「そして光ありき」(’89)。好きな映画人はオタール・イオセリアーニ。花椿、ロードショー、日本経済新聞(金曜夕刊)などに連載。
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[2007年10月] 宇田川幸洋の試写室ランキング
※2007年9月15日(土)までに開催された試写室上映作品からクリティックが選出。 ※おすすめコメントの中には、内容について核心に触れているものが含まれている場合があります。 |

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ヴィーナス |
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●10/27(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

稲垣都々世 宇田川幸洋 浦崎浩實 河原晶子 高崎俊夫 まつかわゆま 宮崎祐治 渡部実

この作品のおすすめコメント
「エデンより彼方へ」(2002)で、インポテンツになるや、妻のからだにふれもせで、涙もろともくずれおちる夫を見たとき、ああ、これが男根主義というものか、と合点がいったものだった。アメリカ映画は、たしかに男根主義者が多い。 こちらイギリスのP・衰ゥール老人は、非男根主義。「においをかがせてくれるだけでいいから」等、わかい女にあらゆる官能による接触をこころみ、すがり寄る。脚本のハニフ・クレイシは、執筆の途上に谷崎の「瘋癲老人日記」を読み、おおいに勇気づけられたというが、まさにこのイギリス瘋癲老人の情熱は、日本人にはしっくりくるのでは。 最近、ちょっとした童貞ブームの観があるが、瘋癲老人の愛欲の葛藤は、童貞の煩悩とどこかあい通じるものがあるように感じる。 |

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Wiz/Out |
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●10/6(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

宇田川幸洋

この作品のおすすめコメント
ドキドキさせるほどおもしろい部分と、うんざりするような退屈な部分、ふたつが交互に出てくる、20代の新人監督の処女長篇(120分)。たいくつなのは、おもな登場人物である数人のわかい男女の、自意識の描写。全然知らない人たちの自己紹介ビデオをえんえんと見せられている感じ。この青春ドラマの部分はつまらない。 それでも、まず冒頭におかれる、テレビ画面のなかの世界と、その外の現実の世界がリンクして、ある奇妙な現象が発生するというSFスリラー的な設定のアイデアがおもしろいので、それをどう着地させるのかという興味が勝って最後まで気をぬかず見てしまう。この設定のために、主人公たちがつまらない青春さわぎをしたバンガロー村は、朝になると無人となり、東京にもどると、そこにも人がいない。「渚にて」(’59)みたい。無人の渋谷のまちを現出させた撮影は努力賞。こっちのアイデアを貫徹させれば、かなりおもしろいものになったと思うのだが。 チラシに「HD24P」と撮影方法を表示してあるのはうれしい。 ★ごひいきポイント★奇抜なアイデア。無人の渋谷。 |

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