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轟夕起夫's PROFILE |
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とどろきゆきお。文筆稼業。1963年5月8日、東京都蒲田出身。O型。著書に「映画監督になる15の方法」(洋泉社)、「轟夕起夫の映画あばれ火祭り」(河出書房新社)、共著に「三池崇史の仕事1991-2003」(太田出版)、編著に「清/順/映/画」(ワイズ出版)など。生涯の1本は勝新太郎監督の「顔役」('71)。
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[2008年6月] 轟夕起夫の試写室ランキング
※2008年5月15日(木)までに試写が実施された作品からクリティックが選出。 ※おすすめコメントの中には、内容について核心に触れているものが含まれている場合があります。 |

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| ぐるりのこと。 |
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●6/7(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

秋本鉄次 稲垣都々世 浦崎浩實 大森さわこ 佐々木淳 品田雄吉 田中千世子 暉峻創三 轟夕起夫 野村正昭 まつかわゆま 松島利行 三留まゆみ 皆川ちか 宮城正樹 宮崎祐治 森直人

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否応なく時代の空気に感応してしまう、巫女(神子)的な資質を持った橋口亮輔監督。待望の、6年ぶりとなる新作「ぐるりのこと。」では、清濁合わせて“日本の近世”を飲みほし、ある夫婦の軌跡とシンクロさせ、映画という形で口寄せしたかのよう。冒頭、カナオ役のリリー・フランキーが登場すると「あっ、リリーさん、まんまじゃん」と思う。が、いつの間にか、リリーさんはカナオに、カナオはリリーさんになっている。精神の均衡を崩し、心を病んでいく妻(木村多江)。悪意と善意が拮抗し、いや、もしかしたら悪意のほうがすっかりリードしてしまったこの世の中で、我々はどうやって、正気を保っていけばいいのか。途方に暮れる中、橋口監督は、主人公2人に、精神の均衡を崩していく日本に、カナオのように寄りそう。そう、カナオは横にいる。そばにいる。時には彼女を受け止めきれないのだが、横にいる。そばにいる。涙が出る。まるでジョン・カサヴェテスの映画みたいだ! |

[c]2008『ぐるりのこと。』プロデューサーズ |
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| リボルバー |
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●6/7(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

轟夕起夫 西脇英夫 |

この作品のおすすめコメント
製作&脚色リュック・ベッソン。監督&脚本は、マドンナと結婚して以来、長いあいだ不調をかこっていたガイ・リッチー。そして主演はバカ映画大好きなジェイソン・ステイサム。近年の活動を眺めると“負のカード”(失礼!)ばかりが揃ったのに、これが嬉しいことに大方の予想をひっくり返しやがった。ジェイソン・ステイサムが長髪に髭をたくわえ、イメチェンに成功、出所後、自らを嵌めたカジノ王(レイ・リオッタ)にお礼参りする、のだが、そんな単純な作劇ではない。あるはずのないビルの“13階”に隠れていた“最大の敵”とは? 複雑怪奇、反則ギリギリのペテンムービー。
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| コミュニストはSEXがお上手? |
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●6/21(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

浦崎浩實 加藤久徳 轟夕起夫 皆川ちか

この作品のおすすめコメント
タイトルからしてイカしている。別名「東西ドイツのセックス対決!」。つまり、1989年の“ベルリンの壁”崩壊、そして翌90年の東西ドイツ統一により、それまで神秘に包まれていた東ドイツの生活スタイルをリサーチした結果、過去数10年、資本主義と共産主義とでは、とんでもなくセックス観が違っていたのだ。意外なのは、後者のほうが、結婚制度とセックスが切り離され、外でもベッドの中でもリベラルだったこと。それが「な〜んでか」をマジメに検証していくオモシロ科学ドキュメンタリーだ。ビートルズのハンブルグ初ライヴ後、記者会見でジョージが避妊用ピルについて答える映像や、「オルガスムスがマルクス・レーニン主義の原則と必ずしも矛盾しなかった」といった証言もナイス。勉強しませう。 ★ごひいきポイント★'60年代、女性器を“戦略的箇所”と呼ぶ男性講師が登場する東ドイツのテレビ番組や、ニュース映像、性教育番組や映画('67年の西ドイツ映画「女体の神秘」!)ほか貴重なアーカイブ資料が盛り沢山。 |

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| REC レック |
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●6/14(土)公開 |
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この作品を選んだクリティック

加藤久徳 ジャンクハンター吉田 滝本誠 高橋諭治 轟夕起夫 西脇英夫 三留まゆみ |

この作品のおすすめコメント
アイディア一発! とはいえ、この手のカメラアイもの、取材中という手持ちによる主観カメラ映画は決して新しくはないのだが。ともかく、ここはひとつ、ローカルテレビ局の女性レポーター(マニュエラ・ヴェラスコなる女優さん。ちょっとカワイイ)が、どんどん窮地に立たされるのをサディスティックに眺めたい。封鎖されたアパートの内部で拡がっていく恐怖の感染、はたまた感染の恐怖。ハリウッドでリメイクが決まったというが、スペインホラーらしいエグさもあり。 ★ごひいきポイント★恐怖の感染、はたまた感染の恐怖。
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| シューテム・アップ |
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●5/31(土)公開 |
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塩田時敏 永島浩 轟夕起夫

この作品のおすすめコメント
香港アクション好き、ジョン・ウー狂いのイギリス人監督(新鋭マイケル・デイヴィス←覚えやすい名前)が、やりたい放題やっちまった。まるで悪い注射でも打たれ、いままでのキャリアを見失ったかのように凶暴化、ブラック・レザーをまとったクライヴ・オーウェンが、ちょいワルなポール・ジアマッティ率いる悪党どもが、あらゆる銃を撃ちまくる。娼婦役でお付合いするモニカ・ベルッチ嬢も分かってるねえ。撮影が「狼 男たちの挽歌・最終章」('89)や「グリーン・デスティニー」(2000)のピーター・バウ。セックス合体撃ち、フランコ・ネロもびっくりの“捨て身のNEW十字架撃ち”などをお楽しみに。 |

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| 世界で一番美しい夜 |
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●5/24(土)公開 |
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轟夕起夫 増當竜也

この作品のおすすめコメント
時折、夜中(というか夜明け)に、発作的に三上寛のアルバムを聴きたくなることがある。この映画には漁師に扮した三上寛が堂々、舟の上で激唱! 主題歌も! たまらんぜよ! 新潮社の「月刊」シリーズの名インタビュアー(つぐみや真木よう子のとき、最高でした)としても知られる天願大介監督が、元宝塚月組出身の月船さららで映画版「月刊 月船さらら」を作ったような。大人計画の舞台、はたまた松尾スズキの初のテレビドラマ脚本、大塚恭司演出の「演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る」('92)もちょっと思いだしたが、あれよりずーっとラブ&ピースフル(スズキコージのアニメーションあり、(またも蛇になる)田口トモロヲを筆頭に、日本の怪優から美少女アイドルまで集めに集めた21世紀の「神々の深き欲望」('68)。 |

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