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| 映画祭5日目。六本木ヒルズアリーナで開かれた「いま、会いにゆきます」の無料イ
ベント。主演の竹内結子は「試写を観て大泣きしました。自分の作品で泣いたのは初
めてなんです」 |
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| 「黄泉がえり」「天国の本屋・恋火」と感涙系ファンタジー路線を爆走する竹内結子 |
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土井裕泰監督はTV史上に残る名作「青い鳥」など多くの恋愛ドラマを手掛けてきた方
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| 沖縄出身の人気バンド、オレンジレンジは主題歌「花」を演奏して会場を盛り上げた |
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こちらは「ひとりにして」のダニ−・パン監督。すっかり東京映画祭の常連です
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●10/28更新
話題のベストセラーの映画化「いま、会いにゆきます」は、本当に泣けるのか?
タイで人気のパン兄弟。なんだか、イースト菌まみれの職人一家みたいだな。映画
好きな方ならご存じですよね? 香港出身で、タイに拠点を移して一挙にブレイクし
た双子のオキサイド・パン、ダニ−・パン兄弟。輪廻を扱った「タイムリセット・運
命からの逃走」(‘97)、角膜手術をした少女に降りかかる恐怖を描いた「the
EYE」(’01)など独特なアジアンテイストのエンターテインメント作品で世界中か
ら注目されているのだ。
今回の映画祭に間に合わせるために急遽仕上げたという「ひとりにして」は、兄の
オキサイドがプロデュース、弟のダニ−が監督した作品。小さい頃にタイと香港に別
れて暮らすようになった双子が、大人になって再会。兄はやばい仕事に手を出し、弟
はゲイになっており、お約束通り周囲は2人を見間違って大混乱に…というコメディ
なのだ。香港の人気スター、イーキン・チェンが1人2役を巧みに演じ分けている。
終演後にはダニ−監督が登場してのティーチイン。「双子って相手の表情を見たり、
ひと言聞くだけで全てを理解できるもんなんです。そういう点は主演のイーキンにも
アドバイスしましたね」とのこと。双子の監督による双子をテーマにした映画かぁ。
美人双子ママがいる銀座のクラブに一度は行ってみたいと思っている潜在的“双子マ
ニア”は結構多いはず。パン兄弟、次回は双子の姉妹を主人公にした作品をお願いし
ます。
昼めしをゆっくり摂る暇もなく、午後は渋谷のル・シネマで中国映画「ジャスミン
の花開く」を観賞。チャン・イーモウ作品の撮影監督、ホウ・ヨンの初監督作。イー
モウ作品のヒロイン、チャン・ツィイーが祖母、母、娘の3代3人を演じる大ハッス
ルぶり。「初恋のきた道」(‘00)で彼女にときめいたファンには一粒で3度美味
しい作品だ。ホウ監督の絵づくりも半端ではない。男たちの造形にもっと深みがあれ
ば、傑作大河ドラマになっていたのにと少々残念な気もする。
泣けると噂の「いま、会いにゆきます」の上映に間に合うようにダッシュで六本木
へ戻る。ストーリーはネタばらしになるから詳しくは言えないけど、どのシーンで
「いま、会いにゆきます」という台詞が使われるかがミソだな。主演の竹内結子と中
村獅童の回想パートを演じた大塚ちひろ(『シベ超3』のヒロイン)と浅利陽介
(『新選組!』出演中)が田舎の高校生ぽくてイイ感じ。この2人、これからぐーん
と伸びそうな予感。 で、映画で泣けたかどうか? う〜ん、私はヘソ曲がりだからなぁ。あ、でも中村
獅童が「小説『タイタンの妖女』で大泣きした」という劇中の台詞、それには凄く同
感です!
(取材・文/長野辰次)
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