

左から、押井守監督、佐伯日菜子、藤田陽子 |
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神谷誠監督、安藤麻吹、神山健治監督、兵藤まこ、押井守監督、佐伯日菜子、藤田陽子、湯浅弘章監督(左から) |
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最近の日本映画界の勢いは凄まじく、年間なんと400〜500本もの作品が製作されている。そんな競争率の激しい中から今回、日本映画・ある視点に選ばれた作品が「真・女立喰師列伝」だ。“立喰師”とは立喰いによる無銭飲食を生業とする架空の仕事師のこと。「GHOST IN THE SHELL−攻殻機動隊−」('95)、「Avalon」(2001)、「イノセンス」(2004)などで知られる日本が誇る世界的クリエイター、押井守が創り出したキャラクターで、「うる星やつら」など数多くの自作に登場させてきたライフ・ワークとも言えるモチーフ。2006年にはスーパーライブメーション映画「立喰師列伝」を発表し話題になった。続く本作「真・女立喰師列伝」では、4人の監督が6人の女優をそれぞれ主役に迎え、実写として描いている。
映画祭2日目に上映となった「真・女立喰師列伝」の舞台挨拶がTOHOシネマズ・六本木ヒルズで開催され、押井守監督をはじめ監督・キャスト総勢9名が登壇した。まずは「女立喰師列伝」のケツネコロッケのお銀として初代女立喰師を演じている兵藤まこが
「今回は真っ赤なショールをかぶったポスターとオープニングに出演しています。今回は女立喰師が6人登場しますが、どの作品も素晴らしい!」と挨拶した。
ひし美ゆり子、佐伯日菜子、小倉優子、安藤麻吹、水野美紀、藤田陽子の6名が“立喰いのプロ”を美しく演じている。そして「草間のささやき 氷苺の玖実」の主演・藤田陽子が
「とうきび畑で育った女の子が色気を使ってお菓子を奪うという役です(笑)。とても素敵なストーリーです」と話すように、どの物語もユニークさも兼ね備えている点も見どころだ。
また、「Dandelion 学食のマブ」は前作「立喰師列伝」からスピンオフしてできた作品で、立喰師たちとの死闘で疲れ果てた神山店長のラブ・ストーリーが描かれている。
「実は僕も出演しています(苦笑)。恥ずかしくて自分では観られないですが…楽しんでください」と、神山健治監督。
押井守監督は「金魚姫 鼈甲飴の有里」と「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」の2作を監督。
「この作品で東京国際映画祭に来ることはないと思っていたんですが、前回の『立喰師列伝』はヴェネチア国際映画祭に行っていますので当たり前かなと(笑)。“こういう舞台に立てることは当然だ、ざまみろ!”と、思ってます(笑)。これが成功して続編が作られたらもっと“ざまみろ!”です。映画とはそういう気分で作るもの。ぜひその気分を味わってください」と、なんとも洒落のきいたコメントで会場を楽しませた。
(取材・文/ライター新谷里映)
>>「真・女立喰師列伝」作品紹介&上映スケジュール
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