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| エレニの旅 |
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| [原題]Trilogia:To Livadhi Pou Dhakrisi | | [製作国]ギリシャ=フランス=イタリア=ドイツ | | [製作年]2004 | | [配給]フランス映画社 |
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解説 |
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とあるギリシャ人の女性の愛と運命を描く大河ドラマ。3部作の第1作。監督・脚本は「永遠と一日」のテオ・アンゲロプロス。撮影は初めて単独で担当するアンドレアス・シナノス。音楽は「シテール島への船出」以来、アンゲロプロス監督作をすべて担当しているエレニ・カラインドルー。出演はこれが長編映画デビューとなるアレクサンドラ・アイディニ、ニコス・プルサニディス、「ユリシーズの瞳」のエヴァ・コタマニドゥ、「永遠と一日」のミハリス・ヤナトス、「霧の中の風景」のトゥーラ・スタトプロウほか。2004年ヨーロッパ映画賞国際映画批評家連盟賞受賞。
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ストーリー
※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
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1919年頃、ロシア革命で赤軍が入城してオデッサから追われ、避難民となって帰国する一群のギリシャ人たち。エレニ(アレクサンドラ・アイディニ)はオデッサで両親を失った孤児だった。約10年後、人々はニューオデッサ村を築き、エレニはスピロス(ヴァシリス・コロヴォス)の養女として育ったが、スピロスの息子アレクシス(ニコス・プルサニディス)の子供を身篭った。やがて生まれた双子のことは、とりわけスピロスには絶対の秘密だった。アレクシスはエレニに、いつか2人で河から水の流れの始まりを探しに行こうと約束する。やがて成長したエレニを、妻ダナエ(タリア・アルギリウー)を亡くしたスピロスが娶ろうとし、エレニは結婚式の場から逃げてアレクシスとテサロニキに去る。救ってくれたヴァイオリン弾きのニコス(ヨルゴス・アルメニス)は、アレクシスがアコーディオンの名手であることを知っていた。アレクシスはアコーディオンの腕で、いつかアメリカに行けるかもしれないと夢見る。まもなくエレニとアレクシスは子供たちと対面。そして祭の最中、スピロスが現われるが、踊っていた仮面の女がエレニだとわかって心臓発作を起こし、その場で息絶える。彼の死により、ニューオデッサの懐かしい家での一家4人の暮らしが始まろうとするが、大洪水が起きて、ニューオデッサは一夜で河と化してしまう。アレクシスたちは再びテサロニキへ。ファシズムの嵐が吹き荒れる中、警察に追われていたニコスが死去。そしてアレクシスが、バンドの一行とアメリカに発つ日が来た。しかしエレニはニコスを匿った罪で逮捕。エレニが最後の牢獄から釈放されたのは、内戦が終結した1949年だった。2人の息子は戦死。そしてエレニの耳には、沖縄で戦死する前夜のアレクシスの手紙の声が聞こえてくるのだった。
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