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「お気に入り」 頼れる副編集長 |
「Mr.グレゴリー」 敏腕編集長 |
「ひままかなんく」 新人編集長 |
「tadtadtad」 敏腕編集長 |
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[c]2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation |
映画 |
2009/04/19 |
| スラムドッグ$ミリオネア |
| ◎2008アメリカ、イギリス |
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インドでも人気の「クイズ$ミリオネア」 一攫千金を夢見て出場を夢見る者が後を絶たない。 だが、スラム出身の貧しい青年・ジャマールがこの番組に出演した目的は・・・・
原作の「ぼくと1ルピーの神様」がサクセスストーリーに近いのに対し、 この映画はいかなる環境下に置かれても人間は幸せを掴める、 という前向きな熱気に溢れたキラキラと輝くような眩しさが魅力。
特に子供たちが可愛らしい、手垢の付いていないキャスティング、 ポップカルチャー、サブカル好きの、ダニー・ボイルらしい選曲の数々、 全力疾走でみんなが走り、めまぐるしく変わるスラム街の町並みの息遣い、 最初から最後まで、ドキドキしながら楽しませてもらい、 イギリス映画ということを忘れさせるエンドロールのお約束も実に楽しい。
インドの現状や子供を食い物にする悪辣な大人たち、 描いてあること自体はどちらかといえば重く眼を背けたくなるような事実。
しかし、若者の素直さ、愚直なまでの純真さ、重さを跳ね返すようなインドの熱気、 特に世界遺産、タージ・マハルでのジャマールの逞しさには思わず笑ってしまいました。 こういう全く暗さを感じさせない所に今年の受賞の所以があるのでしょう。
お金をかけて作ればいいものが出来る、という理論を打ち破ってくれたいい例。
最近はハリウッド映画でも顔を見るインドの名優イルファーン・カーンが、 脇を固めている所もちょっと嬉しい感がありました。 インドの元気と熱気が、活力のないこの国の御時勢には眩しい作品。 |
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[c]2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. |
映画 |
2009/04/05 |
| フロスト×ニクソン |
| ◎2008アメリカ |
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1970年代、野党本部のあるウォーターゲートビルに盗聴器が仕込まれ、 当時の首相であるニクソンが事件への関与から任期中の辞職を余儀なくされた。 1年と総理が持たないどこかの国と違い、 任期中辞職したという前代未聞のスキャンダラスな事件。
この作品の素晴らしさは、やはり主演二人。
ニクソン像を完璧に噛み砕き、魂を入れているフランク・ランジェラ、 及び腰ながらも、クイーンでブレア首相を演じたときと同様、 苦悩する姿とそれを打ち破ったときの表情が光るマイケル・シーン。
ウォーターゲート事件、ニクソンとフロストいう最高の食材を、 ロン・ハワードは人間味というスパイスを利かせることで、 元来の政治的な部分を離れて「何が彼を動かしたのか」 という部分に光を当てた伏線、脚色、二人の表情、目線、カメラワークに心を奪われる。
テレビの申し子であるフロストの最後の心憎い演出が答なのだと。
特に最後の30分間は瞬きをするのが惜しいほど。 2年間も舞台で同じ配役を演じた二人の掛け合いを是非堪能してください。
エンドクレジットを観てあっ、と思ったのはデビット・フロストは、 Sir(サー)を持つ、つまりナイトの称号を持っているということでした。 娯楽番組の一司会者から、栄光ある称号を得たことを考えると、 いかに彼に人生を左右したインタビューであったのかと想いを馳せました。
色々な脚色はあれど、大変よく出来た作品です。 |
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[c]2009「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ |
映画 |
2009/03/21 |
| 鴨川ホルモー |
| ◎2009日本 |
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完成披露試写会にて一足先に観てきました。
二浪の冴えない京大生、安倍、感覚がちょっとズレた帰国子女・高村、 二人はどこかしら怪しい菅原から新歓コンパに誘われる。 何をするサークルなのか明かされないまま参加したコンパには・・・・ 原作は読んだことがなかったのですが、その意味不明で強烈なタイトル、 ア●ーロードをパクったとしか思えない表紙が印象的。
作品自体は、出演者が口を揃えて「色々言えない」ともどかしがっていましたが、 見て納得、色々考えるよりも「観て楽しむ」という内容でした。 青春群像ではあるのですが、若者(?)が一つことに打ち込む姿、 それが馬鹿馬鹿しいものであっても、動機が不純でも実に楽しく、微笑ましい。
主人公安倍を演じた山田孝之が「自分は明るくない」と舞台挨拶で言っていましたが、 それがかえってプラスになっているような、屈折した青春が良い。 風光明媚な京都の景観が一気に吹き飛んでしまうような、 吉田神社で●●での「●●●●娘」、高村の○○○○○姿には、会場大爆笑。
それにしても、栗山千秋はあんな様相に衣装でもやはり綺麗でした。
鑑賞した後にはオニ語がアタマをチラチラすることでしょう。
やや長いエンドロールの後には、ちょっとしたお楽しみがあります。 是非最後まで席を立たないでください。
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[c]2008 by DEFIANCE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved. |
映画 |
2009/02/16 |
| ディファイアンス |
| ◎2008アメリカ |
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1941年第二次世界大戦下、東欧のベラルーシ共和国。 ナチス・ドイツの占領下となり、44年のロシア返還までユダヤ人の迫害が続く。
【DEFIANCE】=抵抗、という名のついたとおり、この作品は、 迫害をただ享受するしかなかった、というユダヤ人のイメージを覆す。 彼らは戦い、必要な分を奪い、そしてコミュニティを作る。 ユダヤ人は当時「ユダの星」というバッチを胸に付けさせられ、 色々な制限を受け、迫害を避け、街から街を流れるように逃げていた。
この作品でも、逃亡と迫害を逃れる姿が描かれているが、 その逃れた先でも、緊迫した中、仲間内での反目、扶助、 そしてそれに止まらず、辛い状況の中でも人間らしさ、を失わなかった、 迫害される側もする側も幸を教授すべき人間である、ということが理解できる。
オスカー・シンドラーが映画になってから以降、当時の偉人達の姿、 杉原千畝などに光が当たり始めたのは、戦後随分経ってからである。 このビエルスキ兄弟についても、実に資料が少ない、 しかも彼ら自身もユダヤ人であることが今までの偉人達とは違うのである。
こういった貴重な史実が、証言者がこの世から居なくなる前に、 映画と云う媒体を通して一つでも多く遺される事を祈るばかりである。 |
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